レディ・ガイの紹介:2016年アメリカ映画。弟を殺した報復として女医師から性転換手術を施され、女の体になってしまった凄腕の殺し屋フランクが、関わった人間すべてに復讐すべく戦うという奇想天外なアクション・ムービー。『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲスが主人公に扮し、男性時代を特殊メイクにより体当たりで演じる。
監督:ウォルター・ヒル 出演:ミシェル・ロドリゲス(フランク・キッチン)、トニー・シャルーブ(Dr.ガレン)、アンソニー・ラパリア(オネスト・ジョン)、ケイトリン・ジェラード(ジョニー)、シガーニー・ウィーヴァー(Dr.レイチェル・ジェーン)、ほか
映画「レディ・ガイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レディ・ガイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レディ・ガイの予告編 動画
映画「レディ・ガイ」解説
この解説記事には映画「レディ・ガイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レディ・ガイのネタバレあらすじ:起・マッド・ドクターの計画
有能な外科医であったジェーンは今、精神科病棟に収容されていた。彼女は有能であるがゆえに周りから疎まれたが、その傲慢さから医師免許を剥奪されたものの、自身の飽くなき探求のため、違法に施術を繰り返していた。
2年前、その施術場所で3人が殺害され、ジェーンが傷を負った状態で発見されていた。彼女は担当となったガレン医師に事件についての説明を始める。
3年前、ジェーンの弟セバスチャンが殺された。ギャンブルやクスリに依存していたため、そのトラブルによるものと思われたが、たった1人の弟を殺されたジェーンはツテを頼って犯人探しをしたところ、フランクというプロの殺し屋だったことがわかる。彼女はフランクにかつて仕事を依頼したことのあるオネスト・ジョンを使い、フランクをおびき出して復讐を計画する。
レディ・ガイのネタバレあらすじ:承・驚愕の変身
フランクは殺しの依頼を受けてオネスト・ジョンのもとを訪れる。フランクはバーで出会った女ジョニーと一夜を過ごしてホテルの部屋に戻ると、オネスト・ジョンとその手下らがやってきて襲われ、意識を失う。
見知らぬ安ホテルの1室で、顔に包帯が巻かれた状態で目覚めたフランクは、包帯を取り鏡を見て驚愕する。彼は顔も体も“女”になっていた。激しく動揺する彼は残されたICレコーダーを聞き、それがジェーンによる復讐であることを知る。
自分の置かれた状況を知ったフランクは、自分のホテルの部屋に戻って隠してあった金を手にすると、昨夜を共にしたジョニーに助けを求める。ジョニーはフランクの変化に驚きながらも疑うことなく、自分の部屋に彼を住まわせると、フランクは自分の体を変えた医師ジェーンを探し始める。
レディ・ガイのネタバレあらすじ:転・フランクの復讐
やがてフランクはオネスト・ジョンが加担していたことを突き止め、手下たちを1人ずつ消し去り、最後にオネスト・ジョンの前に現れて彼を拘束するが、そこでジョニーもジェーンの一味であったことを聞かされてショックを受ける。
オネスト・ジョンを殺し、ジョニーに問いただすと、看護師である彼女はジェーンの助手ベッカーに頼まれて薬を融通し、フランクの術後に彼の監視を頼まれたのだと告白する。フランクはジョニーには復讐することなく、街を去らせる。
ジェーンの施術場所を探り当てたフランクは変装して乗り込むが、バレて捕らえられる。右腕を切り落としヒレを移植する手術をすると言われた彼は、隙をついてベッカーら助手3人を殺してジェーンと対峙。自分にされたように“最も効果的な復讐”を彼女に施す。
レディ・ガイの結末:死を超える屈辱
ジェーンの告白を聞いたガレン医師や担当検事らは彼女の話は妄想であるとしていた。彼女が発見された時、銃や刃物はベッカーの手にあり、そこでの犯行は全てベッカーによるものとされていた。
何よりフランクなる殺し屋の存在が皆無だったのだ。拘束衣を脱いだジェーンの手には、フランクが残した復讐の跡(親指を残した四指が切断された両手)が残されていた。
以上、映画「レディ・ガイ」のあらすじと結末でした。
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