ブギーマンの紹介:2023年アメリカ, カナダ映画。1973年にスティーブン・キングが短編小説で発表した物が原作。その後もいくつものブギーマンが発表されました。闇に紛れて襲い来る怪物が母親を亡くし、傷ついた少女たちを恐怖に陥れます。ベッドの下に潜む怪物がトラウマ級の怖さを引き出してくれます。
監督:ロブ・サヴェッジ 出演:ソフィー・サッチャー(セイディ)、クリス・メッシーナ(ウィル)、ヴィヴィアン・ライラ・ブレア(ソーヤ)、マリン・アイアランド(リタ)、リサゲイ・ハミルトン(ウィラー)、デヴィッド・ダストマルチェイン(レスター)、ほか
映画「ブギーマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ブギーマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ブギーマン」解説
この解説記事には映画「ブギーマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ブギーマンのネタバレあらすじ:起
母親のカーラを交通事故で亡くしたハーパー一家、セラピストをしている父ウィル(クリス・メッシーナ)と長女セイディ(ソフィー・サッチャー)、妹のソーヤ(ヴィヴィアン・ライラ・ブレア)の3人で暮らすことになります。
母親の死の傷も癒えないまま、セイディは学校の初日を迎え、ソーヤは悪夢に悩まされ、ウィルは何も考える暇もないほど仕事に没頭していきます。
ある日、ウィルの元にレスター(デヴィッド・ダストマルチェイン)という怪しげな男が現れます。自分の家を事務所として使用しているのでレスターは家にやってきて話を聞いてもらっていました。
セイディが汚れた服を洗おうと地下室に向かったとき、衝撃的な光景を目の当たりにします。地下室でレスターが死んでいたのでした。救急隊員に運ばれるレスターの姿を、帰宅したソーヤが見ていました。
ブギーマンのネタバレあらすじ:承
その晩、ソーヤが眠ろうとするとクローゼットが突然開き怯えます。そしてベッドの下に何かがいることに気づきました。怖くなったソーヤはセイディに話しますが、信じてもらえません。
ソーヤの一件から、やはり子供の精神に負担がかかっていると感じたウィルは、家族でセラピーを受けることにしました。そこでソーヤの深層心理の中に何かがいるのはまだ誰も気づきませんでした。
その晩、再び何かが現れます。何かに怯えるソーヤはライトを持って徘徊しています。ソーヤの話は全く信じられないセイディでしたが、ここまで怯えるのは理由があると感じ、ソーヤに異変が現れたのはレスターが現れてからだと関連付け、レスターを調べることにしました。
セイディはレスターの家を訪れ、妻のリタ(マリン・アイアランド)に会いました。リタは家中にロウソクをつけて明かりが途切れないようにしています。そしてリタからソーヤを狙っているのはブギーマンだという事を知ります。
ブギーマンのネタバレあらすじ:転
ブギーマンは闇に潜み、人の恐怖の感情を食い物にし、特に子供を中心に取り付くのだと言います。弱点は光だとリタが話していると、セイディの背後にブギーマンがいることに気づきます。リタは銃でブギーマンを追い払い、注意しながらセイディを逃がすため車へと連れて行きました。
何とか家に戻ったセイディでしたが、まだブギーマンの話を信じきれないでいました。そんなセイディに、ついにブギーマンが牙を剥きます。セイディの喉の奥に何かを入れるブギーマン、そこで悪夢から覚めたセイディが咳込みます。
その後も咳が出て口の中からソーヤの歯を吐き出したセイディ。どうやら悪夢ではなく現実なのだと、ブギーマンの存在を信じ始めるのでした。ブギーマンの襲来は続き、ソーヤもまたブギーマンに襲われ、ついに怪我をし入院してしまいます。
ブギーマンの結末
セイディにリタから連絡が入り、ブギーマンの撃退法が分かったと呼び出されました。しかし、それはセイディをおびき寄せるための罠だったのです。リタはセイディをおとりにし、ブギーマンを倒そうとしましたが失敗、リタは殺されてしまいます。
そこにウィルから電話が鳴ります。病院にいると思われたウィルとソーヤは、家に帰ってきていたのです。電話中のウィルとソーヤにブギーマンが襲いかかりました。セイディは急いで家に帰ります。
ソーヤは咄嗟に隠れて無事、ウィルはブギーマンに捕まり地下室へ引き釣り込まれてしまいます。セイディとソーヤが地下室へ様子を見に行くと、ウィルがブギーマンに襲われていました。光が弱点だと知っていたセイディはその知識を使いブギーマンに対抗、最後はライターで火炎放射を使い、ブギーマンを撃退しました。
ハーパー家を纏っていた怪しい気配は、これで消え去りました。その後もハーパー家でセラピーを受け、皆快方に向かうかに思われました。セイディの脳裏にブギーマンがフラッシュバックします。心配するセラピストが声をかけ、開いたクローゼットの扉を閉めました。
以上、映画「ブギーマン」のあらすじと結末でした。
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