THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間の紹介:2019年タイ,アメリカ映画。2018年6月、いまだ記憶に新しい事件がタイで起こりました。誕生日を祝うために洞窟に向かったサッカーチームの少年たちとコーチが、水位が上がり始めたために洞窟の奥深くから帰れなくなってしまいます。彼らを助けるために命懸けで救助にあたったダイバーとレスキュー隊の様子を描いたドラマ映画です。
監督 トム・ウォーラー 出演:ジム・ウォーニー(ジム)、エクワット・ニラトヴォラパンヤー(コーチ)、ジュンパー・センプロム(ボア)、ノパドン・ニヨムカ(プーヤイ)、エリク・ブラウン(エリック)、タン・シャオロン(タン)、マギー=アーパー・パーウィライ(救急看護師)、ほか
映画「THE CAVE (ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「THE CAVE (ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間の予告編 動画
映画「THE CAVE (ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間」解説
この解説記事には映画「THE CAVE (ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
THE CAVE(ザ・ケイブ)サッカー少年救出までの18日間のネタバレあらすじ:起
2018年6月。サッカーチームの練習が終わり、コーチが誕生日の子を祝うために子供たちを連れてタイ北部の洞窟に向かいました。そこで楽しく過ごしますが、天候が悪化したのに気づかず、雨が洞窟に流れ込んでしまい水位が上がってしまったために、コーチと13人の子供達が閉じ込められて帰れなくなってしまいます。
コーチは子供たちを落ち着かせ、冷静に状況を判断します。洞窟はすっかり水に浸かってしまい、とても泳いで脱出できるものではありませんでした。事件はすぐさま大きく報道される事となり、日本の嘉手納基地にいる沖縄米軍も救出作業にあたる事になります。
たくさんの救助隊やプロのダイバーも集まってきますが、洞窟内に入る手立てがなく、うかつに動けない状況です。事故が起きてから3日、子供たちは不安な気持ちを抑え、極力電気を使わないように暗闇の中で必死に助けを待ちます。喉が乾いたら鍾乳洞から湧いた水を飲んでしのぎます。
THE CAVE(ザ・ケイブ)サッカー少年救出までの18日間のネタバレあらすじ:承
プーヤイはポンプを商売にしているポンプのプロでした。自社のポンプならもっとスムーズに排水できると考えたプーヤイは、ポンプを持ち込み現場に駆けつけますが、許可がいるなどかこつけて、まともに取り合おうとしません。
現場を仕切っているタイ海軍は、駆けつけたプロのダイバー達の意見を聞こうとせず、上手くまとまろうとしないので現場の混乱は悪化の一途です。
プーヤイは一向にポンプを使おうとしない現場に嫌気が差し、一度は諦めて帰ろうとしますが、知り合いの教授の懸命な説得により再び現場に戻ってきます。そしてようやくプーヤイのポンプの使用許可がおりました。
ポンプのおかげで外に排出する水の量が劇的に増えて、ようやくダイバー達が動く事が出来たのです。そして入口から3キロの所でコーチと子供達を見つけることが出来ました。マスコミも大喜びで報道しています。
THE CAVE(ザ・ケイブ)サッカー少年救出までの18日間のネタバレあらすじ:転
しかし、どのように救助するかがまだ決まっていませんでした。雨季なので再び水が増えてしまう前に救助しなければなりません。そして現状のベストである、ダイバーが子供達の元に向かい、1人ずつ水に潜りながら連れて帰る方法を取ることにしたのです。
遠く離れたアイルランドでは、洞窟ダイバーのジムがテレビに映るこの救助劇を非常に危なっかしく見ていました。自分なら別の方法を取ると歯痒い思いでいたのです。
救助への準備が少しずつ整い始めますが、ジムが危惧した最悪の出来事が起こってしまいます。準備の段階で不幸な事故が起こり、ダイバーのサマン・グナンが亡くなってしまったのです。これを見て居たたまれなくなったジムは妻に話し、自分も救助に参加する事を決め現場に向かいます。
他にも外国から腕利きのダイバーが次々と集まってきました。
ダイビングの経験のない子供達にとっては、脱出経路は長い距離となります。水中で溺れてパニックになり救助の妨げにならないように、麻酔で眠らせてから救助にあたることにしました。
THE CAVE(ザ・ケイブ)サッカー少年救出までの18日間の結末
救助が始まり、1人また1人と救い出していきます。そして救助から2日目でほとんどを救い終え、3日目を迎えます。
ジムは相当精神をすり減らしていましたが、あと少しと言い聞かせ現場に向かいます。やがて最後の1人の救助となりますが、最後の1人だけ麻酔の効きが悪いのか、何度も目を覚ましてしまいます。その都度麻酔を打ち、先を進み助け出した時に、それが子供ではなく大人のコーチだったことに気づいて、ようやくジムは納得しました。
これで無事に全員救出出来ました。現場に拍手が巻き起こります。意識を取り戻したコーチは子供達の無事を知って、ようやく安堵の涙を流しました。
救出を終えたダイバーや関係者達をマスコミや子供達の家族達が迎えます。家族達は皆感謝で涙を流し、ダイバー達と抱き合って喜びました。
2018年7月、18日間をかけて全員救助されたのでした。
以上、映画「THE CAVE(ザ・ケイブ) サッカー少年救出までの18日間」のあらすじと結末でした。
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