ザ・ディスカバリーの紹介：2017年アメリカ映画。ハーバー博士が死後の世界を証明したため、自殺する人が後を絶たなくなった世の中。息子のウィルは父親のハーバー博士を止めるために父親がいる島へと向かいます。
監督：チャーリー・マクダウェル 出演：ジェイソン・シーゲル（ウィル）、ルーニー・マーラ（アイラ）、ジェシー・プレモンス（トビー）、ロバート・レッドフォード（ハーバー博士）、ほか
映画「ザ・ディスカバリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ザ・ディスカバリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
作品紹介・キャスト
ザ・ディスカバリーの予告編 動画
映画「ザ・ディスカバリー」解説
この解説記事には映画「ザ・ディスカバリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ザ・ディスカバリーのネタバレあらすじ：起
自殺件数が急激に伸び、100万人を超えました。その原因を作ったのはハーバー博士（ロバート・レッドフォード）です。彼は死後の世界の実証を証明し、多くの人が影響されて「そこへ行こう」と自殺を実行しています。
この事態を打開するべくハーバー博士は生放送のインタビューを受けますが、スタッフがその放送中に銃で自殺をしてしまいます。そのインタビュー後、ハーバー博士は姿を消しました。
ウィル（ジェイソン・シーゲル）は神経学者でハーバー博士の息子です。未だに自殺は後を絶ちません。ウィルは父親を止めるために船に乗って島へ向かいます。その船の中でアイラ（ルーニー・マーラ）という女性と出会います。
島に到着したらアイルとはすぐに別れて、弟のトビー（ジェシー・プレモンス）と合流します。ハーバー博士は施設を購入して、そこで発明と信者の収容をしていました。ウィルはその施設の現状を見て、ただのオカルトだと罵りましたが、ハーバー博士は認めません。
ふとウィルは海へ向かうと、アイラが海に潜って自殺しようとしているところを発見します。急いでアイラを助け出します。アイラも「そこへ行こう」としていました。しかたなくハーバー博士の元へとアイラを連れて行きます。
トビーは今夜の集会にウィルも来るように誘います。その集会でハーバー博士は来世を見ることができる装置を発表します。アイラはその装置をを使うことを希望していました。しかし、この装置は脳を停止状態にしないといけないので、生きている人間に使用することはリスクを伴います。
ザ・ディスカバリーのネタバレあらすじ：承
そこで、ウィルとアイラとトビーは協力して死体安置所からパットという老人の死体を盗み出します。そのときにウィルの母親が自殺したことをアイラは知ります。その死体で実験開始をします。
しかし、スクリーンからは映像らしきものは映し出されませんでした。実験は失敗に終わったと思った中心メンバーのレイシーは、周りの仲間たちに実験がうまくいかなかったことを伝えます。
その後ウィルが一人で機械をいじっていると、突然映像が映し出されました。そこに映し出されていたのは、パットがある人物のお見舞いのために病院を訪れるものの、女性に拒否されてしまうものでした。ウィルはこの映像が何を表すのかその映像を解析し始めます。
そこの病院を見つけ出し、同じルートを歩いてみます。しかし、廊下が続くはずなのに、行き止まりにあたってしまいます。聞いてみると約10年前に改築をしたそう。
また集会が開かれます。その場でレイシーは、実験が失敗した噂を広めて仲間たちを不安にさせたことを責められ、この施設から追い出されてしまいます。
その後、ウィルはアイラにもあの映像を見せます。アイラはパットの実際のタトゥーと映像のタトゥーが違うことを発見し、この映像は記憶ではないということを示しました。二人で映像に写っていたパットの妹を探して会いに行くことにします。
ザ・ディスカバリーのネタバレあらすじ：転
アイラには5歳の息子がいましたが、アイラが一瞬居眠りしている間に近くの海に行ってしまい、流されて亡くなってしまったという過去があります。
パットの妹を訪ねると、介護が必要な両親を妹に押し付けたことにより、妹はパットを憎んでいました。あの映像はパットが父親のお見舞いに来た映像でした。しかし、現実の世界ではパットは一度もお見舞いには来ていないと妹から伝えられます。
施設に戻ると、ハーバー博士は自分の命をかけて、あの装置の機能を証明させよと自ら実験を始めました。すると映像にはハーバー博士の妻が自殺した結婚記念日の日が映し出されていました。食事をせず仕事を優先するはずのハーバー博士でしたが、そこの映像には食事を優先して、二人で楽しく過ごす時間が映しだされていました。
ハーバー博士は何とか蘇生し、この実験により人間は死ぬと違う形の人生に飛び込むことが可能であると証明されました。この結果に伴い、ハーバー博士は装置を壊すことを決意します。
ザ・ディスカバリーの結末
また集会が開かれ、この実験結果について報告を行います。するとそこにレイシーがやってきて銃を発砲します。その弾がアイラに当ってしまい亡くなってしまいます。ウィルはひどく落ち込みました。そして、あの装置を使ってアイラを助けようとします。
違う世界に飛び込んだウィルは、アイラとあの船で出会います。そのアイラは「私の死からは逃れられない。」と言います。
実は、ウィルは過去に何度も死んでアイラを救おうとしていました。何度救ってもアイラはなんらかの形で死んでしまい、ウィルは死んではあのフェリーに戻ってくるのを繰り返していました。
ウィルはハーバー博士たちに蘇生されて戻ってきました。しかし情景は変わり、ウィルは海を歩いていました。海で子供が遊んでいました。波にさらわれそうだったので、ウィルはその子供を助けます。そこにアイラがやってきます。お互いに初対面のような接し方です。
アイラと子供が立ち去った後に、ウィルは何か思い出したかのような表情をしてこの映画の幕は閉じます。
以上、映画「ザ・ディスカバリー」のあらすじと結末でした。
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