顔のない眼の紹介:1959年フランス,イタリア映画。フランスで制作された心理描写を巧みに使ったストーリーが特徴を持つホラー映画で、顔の移植に執念を持つ一人の医師とその娘の関係が描かれます。
監督:ジョルジュ・フランジュ 出演:ピエール・ブラッスール、アリダ・ヴァリ、エディット・スコブ、ジュリエット・メニエル、シャルル・ブラヴェット
映画「顔のない眼」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「顔のない眼」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「顔のない眼」解説
この解説記事には映画「顔のない眼」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
顔のない眼のネタバレあらすじ:森で暮らす父と娘
クリスティーヌという娘はある日交通事故に遭い、その結果顔にやけどをしてしまいます。彼女の顔はひどい姿となってしまいました。それ以来、街で暮らすのをやめ、彼女は森の中にある屋敷に移り住むことになりました。彼女の他に、父と父の助手の女性も含めた3人で住むのです。
顔のない眼のネタバレあらすじ:父の計画
彼女の父は医師であり、必死になって娘の顔を直そうと考えていました。そのため、父は常識を逸脱した行為を行います。その行為とは若い他の女性の顔を自分の娘の顔に移植をするということでした。もちろん完全に違法な行為ですが、彼にとっては娘の顔を治すことが最優先という考えなのです。
顔のない眼のネタバレあらすじ:顔の治療
彼は助手を使い、ある若い女を誘拐すると、麻酔で眠らせた後、女性の顔を切り取り、そして娘の顔に移植します。娘は元どおりの美しい顔になりましたが、それもつかの間でなんと娘の顔は数日も経たないうちに剥がれ落ちてしまいます。そして元の顔に戻ってしまいました。そして、誘拐された女性は、顔を包帯で巻かれたまま、2階の窓から飛び降りてしまいます。
顔のない眼の結末:父の狂気
父はそれでも懲りずに新たな女性を誘拐しては娘の顔を直そうと試みていました。それを感づいた娘は、父の行為を嫌うようになります。そして父が助手を使って新たな女性を誘拐してきました。娘は一瞬の隙をついてその女性を逃します。そして娘は飼っていた獰猛な犬を放ち、父はその犬により噛み殺されてしまいます。娘は顔に仮面をつけ、深い森の中に消えていったのでした。
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