金陵十三钗の紹介:2011年中国映画。歴史的に名高い悪名事件である南京事件を題材とした映画で、チャンイーモウ監督がハリウッドで活躍するクリスチャンベールを起用して制作し、中国では大ヒットを記録するも日本では上映禁止となりました。
監督:チャン・イーモウ 出演:クリスチャン・ベール(ジョン・ミラー)、渡部篤郎(長谷川 (日本兵))、小林成男(加藤中尉(日本兵))、山中崇(朝倉中尉(日本兵))ほか
映画「金陵十三釵」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「金陵十三釵」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「金陵十三釵」解説
この解説記事には映画「金陵十三釵」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
金陵十三釵のネタバレあらすじ:関東軍が南京へ侵攻
時は日中戦争さなかの中国、中国軍は国民党軍と共産党軍に分かれていましたが、日本の関東軍が攻め込んできたため彼らは国共合作を行い、ともに日本軍と戦っていました。その中でも一番の被害者だったのが国民たちでした。国民たちは関東軍の非道な行いに対して黙ってみているしかないありさまだったのです。そのなかでも関東軍の非道な行いが行われた場所は中国の南京と呼ばれる場所でした。ここでは突然の関東軍侵攻により、多数の人間が戸惑い、彼らから隠れようとしていました。
金陵十三釵のネタバレあらすじ:アメリカ人と女学生たち
中でも南京で歌を勉強していたある女学生は戦争から逃れようとある教会へ行きます。その教会にいたアメリカ人の納棺師ジョンは関東軍の侵攻のさなかに他の牧師からアメリカ行きの船が待っているから一緒に脱出しようと誘われますが、元の教会へと戻ります。そこでは12人の娼婦そして女学生たちが日本軍につかまらないため、教会入りを懇願していました。ジョンは彼女らの願いを聞き入れ、教会へかくまうことにしました。教会にはジョンの他に従事者として一人の少年がおり、少年はジョンの代わりに彼女らとジョンの通訳をし、楽しく過ごしていきました。
金陵十三釵のネタバレあらすじ:関東軍の幹部による頼み
しかし、そんな日々は長く続かず、ついに関東軍の幹部がやってきます。幹部はジョンなどに関東軍のパーティのために女学生を貸し出してほしいと頼みます。ジョンは断り、幹部はその場を去りますが、もう一度部下たちを連れて教会へ来ます。
金陵十三釵のネタバレあらすじ:関東軍兵士による愚行
そこで部下は幹部の制止を振り切り、女学生たちを数人さらっていきました。関東軍の兵士たちはさらった女学生を強姦し、さらに殺害します。このような状態でありながら関東軍の幹部はパーティ開催のため女学生をほしいとジョンに伝えます。
金陵十三釵のネタバレあらすじ:ジョンの決断
ジョンは関東軍の申し出を断ることは死に値することから、女学生を救うため苦渋の決断をします。その決断とは、関東軍をだますことでした。その方法は一緒に女学生と逃亡してきた娼婦に女学生の恰好をさせ、パーティに送り出すというものでした。しかしその場合、娼婦の数が女学生より少ないため、娼婦とともに従事者の少年も変装をしていくこととなります。
金陵十三釵の結末:変装と脱出
当日、女学生に変装した娼婦と少年は関東軍のトラックに乗りこみ、教会をあとにしました。そして残ったジョンは女学生をトラックに乗せ、輸送屋に変装した上で南京を無事脱出、ジョンと女学生は関東軍の手から離れることができたのでした。
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