アーロと少年の紹介:2015年アメリカ映画。ディズニーアニメ映画。川で流され家族と離れ離れになってしまった臆病な恐竜アーロ。小さいが勇敢な人間のスポットとともに、アーロは家を目指して長い旅に出る。驚異的なまでにフォトリアルなCGを駆使しながら、大自然の様々な脅威に立ち向かう2人の成長を描く。
監督:ピーター・ソーン 声の出演:アーロ(レイモンド・オチョア)、スポット(ジャック・ブライト)、ブッチ(サム・エリオット)、ナッシュ(A・J・バックリー)、ラムジー(アンナ・パキン)、カミナリドカン(スティーブ・ザーン)ほか
映画「アーロと少年」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アーロと少年」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アーロと少年の予告編動画
映画「アーロと少年」解説
この解説記事には映画「アーロと少年」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アーロと少年のネタバレあらすじ1
小惑星が衝突しなかった地球。絶滅を免れた恐竜たちは言葉を使い、畑を耕し、家畜を育てながら家族と暮らしていました。ある恐竜の夫婦に3匹の子供が生まれました。体の大きなバック、すばしっこい女の子リビー、そして小さく臆病なアーロ。子供たちは両親の手伝いを通して立派な家族の一員として努力を認められていきましたが、小心者なアーロだけは手伝いをうまくこなすことができず、兄姉にからかわれる日々を送っていました。
アーロと少年のネタバレあらすじ2
そんなある日、父はアーロに大きな仕事を頼みます。家の食料庫に現れる泥棒を捕まえて殺すという大事な役目に心躍らせるアーロでしたが、罠にかかったヒトの子供に恐れをなして逃がしてしまいます。怒った父はアーロを連れてその子供を追いましたが、嵐に巻き込まれ、アーロを残して死んでしまったのでした。それからしばらくして、父を失ったアーロの前に再びその子供が現れます。父の仇でもあるその子供を追いかけたアーロは足を滑らせて川に落ち、気づくと家から遠く離れた見知らぬ土地に流れ着いていました。
アーロと少年のネタバレあらすじ3
「川を見つければ家に帰れる」という父の教えのもと、家族のもとに帰るためにアーロは歩き出しました。そんなアーロに、なぜかヒトの子供もついて行きます。小さいけれど怖いもの知らずのその子供は、アーロに食料を持ってきて、アーロを襲った蛇を追い払ってくれました。初めはその子供を憎んでいたアーロでしたが、だんだんと心を開くようになり、アーロはスポットと名付けたその子供とともに旅を続けることにしました。その中で、アーロはスポットが父と母を失ってひとりぼっちだということを知ります。アーロもスポットに父が死んだことを伝え、二人は愛しい家族を想いながら涙を流しました。
アーロと少年のネタバレあらすじ4
ある日、旅の道中で嵐に遭ったアーロとスポット。嵐が止むと、また見知らぬ地にいることがわかりました。家の目印でもあるギザギザ山も見えません。その時、アーロたちの頭上を翼竜たちが飛んで行きました。道を教えてもらおうと声をかけると、彼らは親切にアーロの話を聞いてくれました。嵐で身動きが取れなくなってしまった森の仲間を助けているのだという翼竜のリーダー・カミナリドカンは、アーロにその作業を手伝って欲しいと言います。快くアーロが手を貸して小さな動物を助けると、カミナリドカンたちは奪い合うようにしてその動物を食べてしまいました。そして腹を空かせたカミナリドカンたちはスポットに目をつけ、襲いかかってきます。アーロとスポットは必死の思いで逃げ、優しいティラノサウルスの家族に助けてもらいました。
アーロと少年のネタバレあらすじ5
アーロとスポットは彼らの助けを借りて、ついにギザギザ山が見える場所までたどり着きます。しかしスポットを連れて家族のもとに帰ろうとしたアーロの前に、追い払ったはずのカミナリドカンたちが現れ、スポットを連れ去ってしまいます。勇気を振り絞りスポットを救いにいくアーロ。再び訪れた嵐の中、アーロはカミナリドカンたちを倒し、間一髪でスポットを助け出すことができました。
アーロと少年の結末
近くに迫った家へ向かう二人の前に、やがてヒトの家族が現れました。スポットとは髪の色も目の色も違う家族でしたが、彼らはスポットを迎え入れようとしていました。はじめはスポットを離そうとしなかったアーロでしたが、スポットの新しい家族はアーロたち恐竜ではなく彼らだと気付き、ついにスポットと別れることを決意します。涙を流しながら別れを惜しみ合い、スポットを見送ったアーロは、その長く険しい旅を終えて、母と兄姉の待つ家へと帰り着くことができました。そして波乱に満ちた冒険を終えたアーロは、母が彼を亡き父と見間違えてしまうほどに、たくましく成長していたのでした。
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