ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー(別題:スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー)の紹介:2019年アメリカ映画。19世紀のアメリカ西部、暴力的な父を殺し姉サラと逃げることになったリオは、悪名高い逃走中の犯罪者ビリー・ザ・キッドと彼を捕らえるギャレット保安官に出会います。リオはギャレットとビリーの双方に好意を持たれますが、殺した父の兄弟に捕まり、姉を誘拐されます。リオは姉を探し、ビリーとギャレットを追います。本作は19世紀のアメリカ西部を舞台に伝説的なギャング、ビリー・ザ・キッドと彼を追う保安官と少年の友情を描いています。ビリー・ザ・キッドは過去に映画化もされている有名なアウトロー、本作ではデイン・デハーンが好演しています。
監督:ヴィンセント・ドノフリオ 出演:イーサン・ホーク(パット・ギャレット)、デイン・デハーン(ビリー・ザ・キッド)、ジェイク・シュア(リオ)、レイラ・ジョージ(サラ)、クリス・プラット(グラント)、ヴィンセント・ドノフリオ(ロメロ保安官)、ほか
映画「ビリーザキッド 孤高のアウトロー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビリーザキッド 孤高のアウトロー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトローの予告編 動画
映画「ビリーザキッド 孤高のアウトロー」解説
この解説記事には映画「ビリーザキッド 孤高のアウトロー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビリーザキッド 孤高のアウトローのネタバレあらすじ:起・リオ、サラ、ギャレット、ビリーの出会い
アメリカ西部の町,酔った父は妻に暴行を加えています。15歳の息子リオ(ジェイク・シュア)は父に激怒し殺害してしまいます。父の兄弟のグラント(クリス・ブラット)が来ますが、リオは彼を暴行します。母はリオと娘のサラ(レイラ・ジョージ)を、友達のいるサンタフェに逃げるようにすすめます。グラントはサンタフェまでリオとサラを追いかけます。サンタフェへ向かう途中、リオとサラは西部の悪名高いギャングで逃走中のビリー・ザ・キッド(デイン・デハーン)に出会います。
リオとサラは父殺害の件をビリーに話すと、ビリーは「自分も昔、父を殺している」と話します。翌朝、一行はビリーを追うパット・ギャレット(イーサン・ホーク)率いる保安官の襲撃を受けます。ギャレット達はギャングを倒し、ビリーと彼の手下のデイヴを逮捕します。
リオとサラは父殺しの件がバレると逮捕されるため、ギャレットに「母が死んだので、父の友達に助けてもらうためにサンタフェに向かう途中」と嘘をつき、ギャレットの保護下で、逮捕されたビリーと共に安全にサンタフェに向かうことにします。
ビリーザキッド 孤高のアウトローのネタバレあらすじ:承・グラントに誘拐されるサラ
休憩で途中の牧場に着いた一行は、逮捕されたビリーとデイヴに注意しながら、ギャング達の死体を捨てます。そこでビリーはメキシコ人の恋人に会い、再会を約束します。牧場での夕食会、リオはビリーにバターを渡し、手錠を外すのを助けます。ビリーは手錠を外しギャレットに悪態をつきますが、取り押さえられます。ギャレットは、リオは何かを隠していると疑います。サラはリオに(父を殺した)本当のことを言うなとリオに念を押します。
サンタフェに向かう途中、ビリーはリオに手錠を外した件を感謝します。サンタフェに着いた一行、新聞報道で有名なビリーは注目を集めます。サンタフェのロメロ保安官は、ビリーとデイヴをここで処刑したいため引き渡しを求めますが、ギャレットは引き渡しを拒否します。
ギャレットはビリーをリンカーン郡まで裁判に連れて行くと言いますが、ビリーを憎む地元の男たちに襲われます。ギャレットは応戦するものの、デイヴを引き渡します。サラとリオは逃げ出し、母の友達を探しに行きます。売春婦のたまり場のような場所を訪れたサラとリオは母の友達に会います。
しかし、そこで、待ち伏せしていたグラントに見つかり、サラはグラントに暴行され誘拐されます。リオは外に追い出されます。その後リオは逃げますが、誘拐されたサラを探します。リオはデイヴの公開処刑を目撃します。デイヴを助けようとするリオ、デイヴはビリーの手紙を渡し、姉サラを探したいならビリーに会えと言い残し、処刑されます。
ビリーザキッド 孤高のアウトローのネタバレあらすじ:転・ビリーの逃走、リオとの友情
ビリーは死刑確実の裁判を待ちます。リオはビリーと姉を探し、ビリーの居場所を突き止めますがビリーの監視人から暴行されます。リオは銃を持ち銀行強盗を行いますが、保安官に撃たれます。リオはギャレットの保護下に置かれ、手当を受けます。
ビリーは隣の部屋にリオがいることを知ると、壁越しにリオに話しかけます。ビリーはリオに、姉の居場所を教えます。その後、ビリーは監視人にトイレに行きたいと言いますが、監視人が油断したすきに銃を奪い、監視人を殺害します。ビリーは銃を撃ち、周囲を脅しながらリオの釈放と馬を求めます。
ビリーは馬に乗り逃走、リオもビリーの後を追います。ギャレット達はビリーの逃走先はメキシコ人の恋人がいる牧場だと考えそこへ向かいます。ビリーとリオはメキシコ人の恋人のいる牧場にいます。ある夜、ビリーとリオは酒を飲み、ビリーは泣きながら孤独感と不安をリオに告白します。ビリーとリオは外に出ますが、ギャレット達がビリーを見つけます。ギャレットはビリーを殺害、メキシコ人の恋人は泣き叫びます。
ビリーザキッド 孤高のアウトローの結末:ビリーの死とサラ、リオの運命
ビリーの死体は回収され、リオはビリーの死体に別れを告げます。再び、ギャレットに保護されるリオは、ギャレットに父殺しの件とビリーとの関係を正直に告白し、ギャレットに姉を探してほしいと懇願します。
リオとギャレット達は姉サラがいると思われるグラントの酒屋を訪れます。グラントは、リオがサラを探し始めると怒りますが、ギャレットが銃を向けます。リオはサラを見つけますが、彼女は売春婦となり、怯えます。リオがサラを連れ出すと怒ったグラント達は銃を撃ちます。ギャレットと銃撃戦になり、サラも銃を撃ちます。
グラントはリオを捕まえ、ギャレットはグラントに一対一の決闘を申し込みます。決闘の最中、サラが現れます。グラントはサラに気を取られ、リオがグラントを殺害します。ギャレットはリオとサラに別れを告げます。リオはサラと馬に乗って町を去ります。
成長したリオは姉サラに、恐怖の日々は終わった。前進していこうと励ますのでした。
以上、映画「ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー」のあらすじと結末でした。
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