映画「リトル・マーメイド2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
リトル・マーメイド2 Return to the Seaの紹介：2000年アメリカ映画。この作品は、「リトル・マーメイド」の続編として作成された、ディズニー長編アニメーションです。前作で結ばれた、元人魚アリエルと人間エリックの間に生まれた娘メロディが主人公として登場します。アリエルが陸に憧れたように、彼女は海に憧れを抱き、魔女の罠に巻き込まれていきます。メロディは、冒険を通して、何を知り、何を得るのでしょうか。
監督：ジム・カマラッド 出演：メロディ（タラ・シャレンドフ/中山エミリ）、モルガナ（パット・キャロル/久本雅美）、アリエル（ジョディ・ベンソン/すずきまゆみ）、ティップ（マックス・カセラ/高木捗）、ダッシュ（スティーブン・ファースト/茶川林）ほか
この解説記事には映画「リトル・マーメイド2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
人魚から人間へとなったアリエルと、人間の王子エリックの間に女の子が誕生します。メロディと名付けられた子を、人魚達にもお披露目するために、船でパーティが行われました。しかし、アリエル達が倒した海の魔女アースラの妹モルガナが現れ、メロディを誘拐しようとします。メロディは助け出すことができましたが、モルガナは、自分が海の支配者になると宣言し、消えてしまいます。メロディを心配したアリエル達は、城と海の間に防護壁を設置し、海との関わりをやめました。トリトン王が、メロディのお祝いにと、開けたら海の王国アトランティカの様子がでてくるオルゴールを渡そうとしますが、アリエルに断られてしまい、海に捨てていきました。
十年が経ち、メロディは少女へと成長しました。壁の向こうに広がる、海に憧れを抱き、柵の下を潜り、時々海に出かけていました。ある日、海で自分の名が刻まれたオルゴールを見つけます。海から戻り大急ぎでパーティの用意をしていると、アリエルが水に足をつけているところを見ます。ごまかされてしまいますが、疑問に思いつつパーティに出席します。しかし、子供たちの間で馴染むことができず、パーティはめちゃめちゃになってしまいます。自分の居場所はここではない、と悲しみながら、メロディは海へと逃げ出します。
海にでたメロディは、モルガナの手下に連れられ、モルガナに会いに行きます。そこで、自分の矛を盗んだアトランティカの王から矛を取り戻してほしいと言われ、成功したらずっと人魚でいられると契約を結びます。アトランティカに行くために人魚になったメロディは、途中ペンギンティップとセイウチのダッシュに会い、一緒にアトランティカに向かいます。途中、人魚の子供達と遊びながらも、矛を手に入れたメロディは、大急ぎでモルガナの元へ向かいます。一方、トリトン王は、アリエルからメロディがいなくなったと聞き、人間のもとを訪れていました。そして、エリックは船から、アリエルは人魚に戻り海から探すことになります。アリエルは、モルガナに矛を渡そうとするメロディを止めようとしますが、アリエルが人魚だと教えてくれなかったことに怒ったメロディは、矛を渡してしまいます。そこで、モルガナは、トリトンがメロディの祖父であり、この矛はトリトンの物だったと真実を教えます。モルガナにつかみかかろうとしますが、メロディは人魚になっていた魔法が解け始め、洞窟の中に入れられ、分厚い氷の壁をつけられて閉じこめられてしまいます。アリエルは、モルガナに連れて行かれてしまいました。
魔法が解け始めたメロディは、海の中うまく呼吸することができません。間一髪のところで、ティップとダッシュの体当たりで氷が壊れ、海の上へと向かいます。海の上は、モルガナの魔法で氷で覆われ、エリック王子もアリエルも多くの人魚達も支配されていました。そこで、メロディは、モルガナの乗る氷柱をよじのぼり、矛を取り戻します。バランスを崩し落下しながら、矛をトリトンへと投げ渡し、ダッシュの上に着地します。矛を取り戻したトリトンにより、モルガナは倒されました。そして、城を囲っていた壁を取り払い、メロディは人魚の子供達と遊びます。それを羨ましそうに見ていた人間の子供達とも一緒に遊ぶようになり、楽しく暮らしました。
以上が「リトル・マーメイドⅡReturn to The Sea」のあらすじと結末でした。
メロディアリエルの言う事を聞かないとダメです