映画「エンドレス・ナイトメア」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エンドレス・ナイトメアの紹介：2016年アメリカ映画。薬物使用で１年間服役したブレアが出所すると、夫は別の女性と再婚し、一人娘のリンダとは裁判官により週に２回しか会えなくなっていました。就職先が見つからないブレアに、夫の新しい妻・ドナが観光ガイドの仕事を紹介します。話に乗ったブレアでしたがこれが罠で、ブレアは魔女に呪いをかけられてしまいます。モンスター、ゾンビ、殺人鬼とホラー映画で登場するであろうすべてのキャラクターが登場するＢ級ホラー作品です。
監督：レネ・ペレス 出演者：カリン・ブラウンス（ブレア）、レジー・バニスター（サイドゥ）、レイア・ペレス（リンダ）、ジュリア・レーマン（ドナ）、ジョン・カラッチョーリ（ロベルト）ほか
この解説記事には映画「エンドレス・ナイトメア」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ある洞窟で魔女が、若い女の血を飲んでいます。丁度そのころ、ブレアはバーでコカインを吸いラリっているところを逮捕されてしまいます。
１年後、仮出所したブレアを夫のロベルトが迎えに来ていました。ブレアは改心し、娘のリンダに会うべく友人のキティの家でシャワーを浴び服を着替えます。待っていたロベルトの車に乗りこむと「再婚して、娘のリンダも慣れてきた」と話します。自分が服役中に、ロベルトは自分と離婚し、別の女性と再婚していたのでした。
自宅に戻ると、娘のリンダが「お母さん!」と抱き着いてきます。新しい妻・ドナが出てきて、横には裁判官がいます。ブレアは、リンダと会えるのは週２回で、さらに裁判官の承認が必要となりました。
一人で生きる為、ブレアは職探しを始めます。しかし履歴書に犯罪歴を書いたためどこも採用してくれません。そんな時、ドナが「観光ガイドの仕事がある」と電話をしてきたのです。
助け舟とばかり、ブレアは教えられた山奥の場所に面接に行きます。おじいさんが出てきていきなり採用となります。喜んだブレアは、おじいさんに連れられガイドをする洞窟に案内されます。
鍾乳洞の中の遊歩道を歩きながら話します。「ここを発見した時、魔女が住んでいた」と言うおじいさん。やがて奥深く進むと魔女と言われる老婆が立っています。おじいさんに促され近づいたブレアに、魔女は振り向きざま胸を掴み呪いをかけたのです。
気絶し気が付いたブレアは自分の車の中にいました。車の外では、洞窟の魔女を調査するサイドゥら二人がいて、ブレアに気づきます。しかしブレアは恐怖のあまり車で逃げ出してしまいます。
朝を迎えドナに電話をしたブレアでしたが、「裁判官の承諾がないと無理」と断られキティの家に転がり込みます。出かける途中のキティは彼氏にフラれそのまま寝てしまいます。ブレアもベッドに入り眠り込みます。
家の中で物音がしてブレアが目覚めます。中には２体のクリーチャーがいて、１体がキティを襲って喰ってしまいます。ブレアは警官を呼び調べてもらいますが、何も出て来ず逆に薬物常習者として中毒を疑われます。その時、クリーチャーが警官を襲います。ブレアは車に乗って逃げ朝を迎えます。
ニュースでは自分が警官殺しの容疑者として手配されています。少しするとゾンビの群れが車に近づいてきます。ブレアは車内にサイドゥの名刺を見つけると、名刺を持って逃げます。
ゾンビを殺しながらサイドゥに連絡して会います。サイドゥは洞窟で魔女を調べている事を話した後「貴女が魔女に連れられて洞窟から出て来るのを見た。貴女には、魔女の乗りがかけられているため悪霊や魔物、殺し屋など邪悪なものが貴女の周りに集まるんだ」と教えます。しかし呪いの解き方までは知らず、「逃げるしかない」と言います。
実はドナが魔女の手先で、ブレアに呪いをかけるよう頼んでいたのでした。「ブレアはどこに逃げても無駄だ」と魔女が言いました。
サイドゥと別れたブレアが空港で休んでいると、体格のいい男が現れます。男がブレアに睡眠薬を注射し拉致します。倉庫で目覚めたブレアを鎖とオモリをつけられたイボンヌが助けようとします。男は猟奇殺人鬼でイボンヌも捕まっていたのでした。
男が帰ってくるとイボンヌの腹を切り裂いて殺します。オモリをつけたまま逃げるブレアは男に追い詰められます。そこへ強靭なクリーチャーが現れ男を殺します。ブレアは男の銃を取り、ある限りの弾をクリーチャーに打ちこみます。そして巨大ハンマーで頭を叩き潰し殺しました。
翌朝ブレアはリンダに電話をします。「今は会えない。会いに行くとリンダも危険になる。悪い奴を全部消して会いに行けるようになるまで待って」と言います。そのころ魔女は「逃げても必ず見つける」とつぶやいていました。
以上、映画「エンドレス・ナイトメア」のあらすじと結末でした。
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