アウトサイダーの紹介:2018年アメリカ映画。日本のヤクザを海外目線で描いた作品ながら、日本人の俳優が多く出演し、ヤクザをリアルに描こうと試みている映画です。元米兵のアメリカ人が、ヤクザの闇社会へと介入していく作品となっています。
監督:マーチン・サントフリート 出演:ジャレッド・レト(ニック)、浅野忠信(清)、椎名桔平(オロチ)、忽那汐里(美由)、田中泯(白松)、大森南朋(勢津)ほか
映画「アウトサイダー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アウトサイダー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アウトサイダーの予告編 動画
映画「アウトサイダー」解説
この解説記事には映画「アウトサイダー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アウトサイダーのネタバレあらすじ:起
元米兵のニック(ジャレッド・レト)と清(浅野忠信)は、日本の刑務所で出会います。清は切腹をして自殺未遂をはかり、シャバにでる計画を立てます、ニックはそれに協力をします。作戦は成功し清は釈放されます。協力してくれたお礼に、清はニックの釈放手続きを済ませます。
清は大阪を仕切っている白松組の一員でヤクザです。清とニックはこの出会いをきっかけに共に行動するようになります。白松組が目の仇にしているのは勢津組です。彼らは、米軍と手を組んでいることで粋がっています。
アウトサイダーのネタバレあらすじ:承
清は米軍が本国に送る銃を横流しする計画を立てている情報を耳に入れます。清は白松組と知られずにその銃を購入したいと考えています。そこで、ニックにその仕事を依頼します。
ニックは銃を買うために倉庫へと向かいますが、勢津組が待ち伏せをしていました。ニックはそのうちの2人を殺してしまい、銃購入作戦は失敗に終わります。これを聞きつけた白松組の組長(田中泯)が怒ります。白松の名を汚したら指を切り落とす掟があります。白松組との抗争を避けたい組長は、ニックと清の指を切り、勢津組に送って誠意を見せます。そして、組長は白松組に密告者がいることを疑います。
この一連の事件をきっかけに、ニックは正式に白松組の一員となります。ニックは清の妹の美由(忽那汐里)のことが好きでしたが、清に「ヤクザは家庭を持ってはだめだ。」と言われ、美由と関わることを禁じられます。それでも、ニックは美由と会い続けました。
アウトサイダーのネタバレあらすじ:転
勢津組は合同投資を提供したいと、白松組に話を持ちかけました。これはイコール、白松組が勢津組の傘下に入ることを意味していました。白松組の組長はその話を断わります。実はこの交渉を仕組んだのは白松組のオロチ(椎名桔平)であり、彼が密告者で裏切り者でした。
美由はニックの子どもを妊娠します。正直に清に報告すると、「妹を守れ」と清の父親の形見である刀を渡されました。
アウトサイダーの結末
白松組の組長とニック、清で仕立屋に訪れます。そこで突然組長が勢津組に首を刺され、清は銃で撃たれます。組長は一命を取り留めたものの、清は帰らぬ人となりました。この攻撃は白松組全体に起こっており、組の五分の一の人間が殺されてしまいました。
ついに白松組と勢津組の戦争が本格的に始まります。白松組もどんどん勢津組を殺していきます。この戦争が加熱した頃、勢津組は「戦争を辞めたいから港にきてほしい。」と依頼します。白松組組長はその港で、裏切ったオロチを受け入れようと抱きしめますが、オロチに刺されて殺されてしまいます。
翌日、ニックは勢津組に乗り込みます。そこで清にもらった刀でオロチを殺し、その場を後にします。ニックは残った白松組と美由の元へ戻ります。そしてこの映画の幕は閉じます。
以上、映画「アウトサイダー」のあらすじと結末でした。
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