映画「ビアンカの大冒険」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ビアンカの大冒険の紹介：1977年ディズニーアニメ映画。ある日びんに入って、助けを求める女の子からの手紙が届きます。届いた先は、ネズミの国際救助救援協会の本部でした。女の子を助けに行くのは、2匹のネズミです。特別な力がある訳でもない2匹が、女の子を悪者から助け出すことはできるのか。ネズミの冒険ファンタジーです。
監督：ウォルフガング・ライザーマン、ジョン・ラウンズベリー、アート・スティーヴンズ 出演：ビアンカ（エヴァ・ガボール/小原乃梨子）、バーナード（ボブ・ニューハート/安原義人）、ペニー（ミシェル・ステイシー/山下真美）、オービル（ジム・ジョーダン/屋良有作）、マダム・メデューサ（ジェラルディン・ベイジ/吉田理保子）ほか
この解説記事には映画「ビアンカの大冒険」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニューヨークの港に流れ着いたビンの中から、一通の手紙が入っているのをネズミ達が発見します。国際救助救援協会のメンバーが見つけたそのビンは、ニューヨーク本部へと運ばれ、各国代表ネズミ達が招集されます。滲んでしまい、なんとか解読してわかったことは、みなしごペニーが助けを求めている、ということでした。誰かを派遣しようとする議長に対し、ミス・ビアンカが立候補します。女性が行くには、危険すぎるというバーナードに対し、議長はパートナーを連れて行くことを条件に許可してしまいます。美人のビアンカに恋する雄ネズミ達が皆立候補しますが、彼女は立候補していないバーナードを連れていきます。
ビアンカとバーナードは、手紙に書いてあった手がかりから、「こどもの家」を目指します。ここは、ペニーのようなみなしごを養う施設です。彼らがたどり着くと、老猫ルーファスがいました。ルーファスは、ペニーを孫のように可愛がっていました。長く両親ができず、悲しんでいるペニーを、ルーファスが支えていたのです。しかし、悪い質屋マダム・メデューサによって連れ去られたことを伝えます。２匹がメデューサの質屋へと潜り込むと、彼女のもとに、ペニーが逃げ出したと電話が入ります。怒ったメデューサは、悪魔の沼地へと向かいます。2匹もアホウドリ航空パイロット兼機体のオービルに乗り込み、悪魔の沼地を目指します。
マダム・メデューサが基地にしている船に乗り込むと、共犯のスヌープスがペニーを探していました。メデューサはペットのワニ2匹に追いかけさせ、自身も水上バイクに乗り込みます。ペニーは、宝物のぬいぐるみテディを連れて、隠れていますが、ワニに見つかり、船に戻されてしまいます。ビアンカとバーナードは、沼地に住むネズミやふくろう、トンボの力を借りて、船へとたどり着きます。メデューサは、沼地にある洞窟の奥にある、「悪魔の目」と呼ばれるダイヤを手に入れるために、ペニーを利用していました。ビアンカたちは、計画を盗み聞きし、ペニーの部屋に向かおうとしますが、ビアンカの香水に気がついたワニに襲われてしまいます。メデューサたちにも見つかりますが、なんとか逃げ出しペニーの部屋を訪れます。ペニーは、手紙を見つけたのがネズミで、助けにきたのもネズミだけだと知り、ショックを受けますが、2匹には感謝を示すとても優しい子でした。翌日、ペニーはメデューサにテディを盗られてしまい、悪魔の目を見つけるまでは洞窟からださないと言われ、洞窟に入れられてしまいます。バーナードたちの手を借りて、ようやく骸骨の中にあるダイヤを見つけ出します。
ダイヤを手にしたメデューサは、ダイヤを独り占めしようとします。テディも連れて行こうとしたメデューサですが、バーナードがひいた糸に引っかかり、テディを投げ出してしまいます。するとテディの中から悪魔の目が見つかり、皆がテディを奪おうとペニーを追いかけてきます。しかし、沼のネズミやフクロウによる攻撃により転倒し、ワニは檻に閉じ込められてしまいます。水上バイクに乗り込んだペニーが逃げ出すと、船に積まれた照明灯に一斉に火をつけ沈没させてしまいます。バイクのロープにしがみついたメデューサですが、ついに手を離し、ペニーとネズミ達は見事逃げ出しました。その後、警察に保護されたペニーがこどもの家に帰ると、彼女を引き取りたいという夫婦が現れ、ペニーが夢見た家族を得ることができました。
以上が「ビアンカの大冒険」のあらすじと結末です。
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