ゾンビ・サファリパークの紹介:2015年イギリス,スペイン映画。ゾンビとの戦争に勝った人間達はゾンビを借る為のリゾート施設を作っていた。しかし万全の体制のはずの施設のセキュリティに異常が!?
監督: ステーヴ・パーカー 出演:ダグレイ・スコット(アーチャー)、ジェイカ・デ・グー(メラニー)、マーティン・マッキャン(ルイス)、クレア・グース(ヴァレリー・ウィルトン)、エレン・リース(セイディ)ほか
映画「ゾンビ・サファリパーク」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゾンビ・サファリパーク」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゾンビ・サファリパークの予告編 動画
映画「ゾンビ・サファリパーク」解説
この解説記事には映画「ゾンビ・サファリパーク」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゾンビ・サファリパークのネタバレあらすじ:起
クロモシンAという薬物のせいで世界中の人間がゾンビ化し、ゾンビと人間の戦争が起こった。ゾンビに勝ち生き残ったのは人間達だった。そんな中CEOのヴァレリーはリゾートと呼ばれる島に生き残ったゾンビを利用し、ゾンビを殺せるツアーを組んでいた。またヴァレリーホープ・フォー・ユーという戦争により難民となってしまった人々への支援も行っていた。メラニーは戦争に心に大きな傷を負い、セラピーに通っていた。そして同じセラピーに通う人の勧めでリゾートへ行くことを決断する。恋人のルイスに相談して一緒にリゾートへ向かう事になった。
ゾンビ・サファリパークのネタバレあらすじ:承
現地に向かう船ではツアー参加者とは別で難民たちも乗っており、メラニーは心を痛めた。ツアー前日のセレモニーで手錠に繋がれたゾンビが披露され、周りは盛り上がりを見せたが、メラニーの心は晴れなかった。そのセレモニーの最中に参加者の一人であるセイディは偽造のIDを使用し、セキュリティシステムに侵入し、データのコピーを行っていた。建物から出てくるセイディを見ていたアーチャーだったが、その時は特に気に留めていなかった。装備を備えガイドと一緒にツアーが始まった。あちこちで銃を乱射する音が聞こえたがメラニーは未だ打てずにいた。その頃セキュリティ本部ではウイルスによりシステムが破壊され、ゾンビがフェンスを越えて安全地帯へ解放されてしまった。本部の人間は全滅したがヴァレリーだけは自室に閉じこもり、難を逃れた、そしてこうした緊急事態が起きた場合自動的に島が空爆されるシステムが稼働してしまう。メラニーたちのキャンプにもゾンビが現れ、仲間が殺されてしまう。本部と連絡が取れずシステムが停止している事から、ガイドはこの島が空爆される事実を告げる。歩いて港までは行けないので通信等から地下道を通って、港へ向かう方法を提案する。生き残った人間達は通信等へ向かった。道中アーチャーはセイディの行動を疑い、責めた。そして彼女がゾンビを擁護する団体の人間である事、そしてシステムを盗む任務を受けていたことを白状する。システム破壊は故意では無いと主張したが、仲間からは受け入れてもらえなかった。
ゾンビ・サファリパークのネタバレあらすじ:転
道中もゾンビの大群に遭遇し、無事通信等に辿り着いたのは、アーチャー、メラニー、ルイスだけだった。そこで三人は謎の施設やオーブンのように熱い設備を見付ける、その奥には難民のテントがあった。そこで三人はヴァレリーが難民を保護していたのではなく、ゾンビ化させて、オーブンで焼き動きを鈍らせて、事業に活用していた事実を知る。その時テントからゾンビ化した難民達が襲い掛かってきた。間一髪逃げ切れた三人だが、扉一枚挟んでゾンビに追い込まれた。手を離すとゾンビが来てしまう状況でルイスは二人を置いて逃げてしまった。そしてアーチャーは覚悟を決めてメラニーに逃げるように促した。
ゾンビ・サファリパークの結末
一目散に逃げだしたメラニーはルイスに追いついた。しかし彼はゾンビ化していないものの既に噛まれ、彼は感染していた。メラニーは銃弾が入った拳銃を彼に私その場を去った。その後ルイスが拳銃で自害する音が聞こえた。本部まで辿り着いたメラニーはヴァレリーに遭遇し、自分が知った事実を責め立てた。ヴァレリーはメラニーを囮にし、逃げようとたくらんだが、失敗に終わる。そして憎悪に燃えたゾンビは全てヴァレリーに襲い掛かり、その隙にメラニーは逃げ出した。既に空爆は始まっていたが、メラニーは崖から海へ飛び込み助かることが出来た。メラニーはセイディから預かったデータを世間に公表し、インタビューにこう答えた。「人類は戦争に勝ったけど、人間性を失った。本当に治療が必要なのは人間だ」
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