ダブル・テンプテーションの紹介:2000年アメリカ映画。元刑事の探偵デリアンはいまだに昔の事件の悪夢に悩まされ続ける日々。そんな時大富豪の妻アンシアから夫マイケルの浮気調査を依頼されます。その後マイケルを誘惑してほしいと言われ依頼を受け、デリアンは次第にマイケルに惹かれ関係をもってしまいます。元同僚の刑事達から知らされるマイケルの裏の顔。 そしてアンシアから助けを求められ行った先には顔をつぶされた死体が。デリアンは緊急逮捕されてしまいます。アンシアがマイケルを殺し、なぜ自分が犯人にされたのか謎を解明していくデリアン。最後の最後まで気の抜けないサスペンス作品です。
監督:リンドン・チュバック 出演:キーファー・サザーランド(マイケル・ファロー・スミス)、レベッカ・デモーネイ(デリアン・マッコール)、ダナ・デラニー(アンシア・ファロー・スミス)、アダム・ボールドウィン(キャプテン・ワグナー)、ジョアンナ・キャシディ(マリアン)、マイケル・ラルフ(ファルコ)、ほか
映画「ダブル・テンプテーション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ダブル・テンプテーション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ダブル・テンプテーションの予告編 動画
映画「ダブル・テンプテーション」解説
この解説記事には映画「ダブル・テンプテーション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ダブルテンプテーションのネタバレあらすじ:起
デリアン(レベッカ・デモーネイ)は、飼っているミニブタに起こされ、朝の支度をして探偵事務所に出勤します。そこにアンシア(ダナ・デラニー)が夫マイケル(キーファー・サザーランド)の身辺調査の依頼にやって来ます。アンシアは、女性を担当にして欲しいと言い、デリアンが担当につきます。
早速調査に取り掛かったデリアン。その夜、デリアンが刑事だった頃の事故で同僚のカールが死んだ日の夢を見ます。
大富豪の夫マイケルには浮気の様子はなく、アンシアに報告するとアンシアは「主人を誘惑してほしいの、どう反応するか見たいわ」と言います。一度は断ったデリアンでしたが、法に触れないように表向きは監視という事で引き受けます。
スカッシュを共に楽しんだマイケルとデリアン。彼の時計を届けるため、デリアンはマイケルのオフィスを訪ねます。二人で飲みに行ったデリアンにマイケルは、自ら「妻がいる、誤解させちゃいけないと思って」と言います。
帰り道では多数の若者に襲われていた老人を助け、そんな誠実なマイケルに心を奪われるデリアン。帰宅後ミニブタの散歩に行こうとドアを開けると、そこにマイケルの姿があり、その夜デリアンとマイケルは愛し合います。
ダブルテンプテーションのネタバレあらすじ:承
その事を知ったアンシアは「寝ろとまでは言ってないわ」と言い、デリアンが去ろうとすると「本当は主人がしてる取引と、その相手を知りたかったの。危ない橋を渡ってるのよ、関わってる連中も怖いの。」と言い、「そのせいで暴力的になっているので、自分たちを救う為に、主人を尾行して情報を得てほしい」と言われます。
デリアンが元の同僚にマイケルを調べてもらうと、やはり裏では犯罪組織の連中と手を組んでいるらしいという事が判明します。
デリアンの自宅に不審者が侵入し、何かを探しています。不審者に気づいたデリアンは拳銃を手に犯人と格闘し、犯人の肩に傷を負わせますが、犯人は逃げていきました。
ダブルテンプテーションのネタバレあらすじ:転
翌日、デリアンはマイケルに会います。マイケルはアンシアとは別れると言い「妻には男が居るらしいんだ、最近様子がおかしい。探偵を雇おうかと思う」とデリアンに言います。
デリアンはアンシアも尾行すると、若い男と会っているところを目撃します。アンシアに「有利に離婚する為に夫を陥れたんでしょ、私を使って。私は正式に手を引くわ。」そう言うと、アンシアは「主人の監視は楽しかった?」と言います。そしてデリアンはマイケルに別れの電話を入れます。
カメラマンのトラビスから、先日のアンシアの浮気相手の件で電話が入り、呼び出されます。デリアンがトラビスを訪ねますが、トラビスは自宅におらず、合鍵で中に入ったデリアンがトラビスの浮気相手の写真を持ち帰ると、すぐに電話が鳴ります。電話の相手はアンシアで、マイケルから殴られ階段から落されたと助けを求められます。
デリアンがアンシアの自宅に行くと、銃を持ちうずくまるアンシアから銃を受取り、アンシアを外に出してマイケルを探すと、顔をつぶされ血だらけでベットに横たわる男の姿を発見します。
ダブルテンプテーションの結末
アンシアの証言でデリアンは容疑者となります。トラビスの写真の事を思い出すが、トラビスは死んだと知らされます。
デリアンはマイケルは死んでおらず、アンシアと2人で仕組んだ事であり、死人の肩に傷が確認された事で、死んだのはデリアンの部屋に侵入した不審者であることを確信します。
逃亡しようとするアンシアは逮捕されますが、そこにマイケルの姿はありませんでした。
オフィスに戻ったマイケルを待ち構えていたデリアン。マイケル「君の事は本気だった、嘘じゃない。」デリアン「私に殺人の罪を着せ逃げようとしてる」
自首をする気の無いマイケルにデリアンは銃口を向けます。マイケルは「自分の心に従えばいい、僕もそうする」そういうと背中を向け「撃てよ!撃て!」と言います。
次の瞬間、振り返ったマイケルの手には拳銃が握られており、一瞬早くデリアンがマイケルを撃ち、マイケルは上層階より落下。そこにはもうマイケルの姿は無く、床に落ちた現金と何冊かの通帳だけが残されていました。
以上、映画「ダブル・テンプテーション」のあらすじと結末でした。
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