ROCKER 40歳のロック☆デビューの紹介:2008年アメリカ映画。20年前、デビューと引き換えにバンドをクビになったドラマーが、高校生の甥っ子のバンドに助っ人として参加したことで、再び彼のロック魂が燃え上がる!
監督:ピーター・カッタネオ 出演:レイン・ウィルソン(フィッシュ)、ジョシュ・ギャッド(マット)、テディ・ガイガー(カーティス)、エマ・ストーン(アメリア)、クリスティナ・アップルゲイト(キム)、ピート・ベスト、ほか
映画「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ROCKER 40歳のロック☆デビューの予告編 動画
映画「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」解説
この解説記事には映画「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ROCKER 40歳のロック☆デビューのネタバレあらすじ:裏切られた過去
20年前、今や超ビッグバンドとなった“ヴェスヴィオス”を、デビューと引き替えにクビになった元ドラマーのフィッシュ(レイン・ウィルソン)は、今では音楽活動を辞め、さえない日々を送っていた。“ヴェスヴィオス”を憎むあまり、バンドの曲をかけた同僚に殴りかかって仕事をクビになり、恋人からも家を追い出されたフィッシュは、いつものように姉リサの家に転がり込む。
一方、リサの高校生の息子マット(ジョシュ・ギャッド)も「A.D.D.」というバンドでキーボードを担当。ガレージでギターのカーティス(テディ・ガイガー)、ベースのアメリア(エマ・ストーン)と、プロムでのライブに向けて練習中だった。しかしドラマーが停学となったことでライブが危ぶまれたため、マットはフィッシュに助っ人を依頼する。しぶしぶ引き受けたフィッシュだったが、いざ本番となると調子に乗りすぎ、プロムはぶち壊し。しかしロック魂に再び火がついたフィッシュは、メンバーに謝罪してライブを提案。カーティスはライブがとれたらメンバーにしてやると告げる。
ROCKER 40歳のロック☆デビューのネタバレあらすじ:まさかのデビュー
フィッシュはなんとかインディアナ州でのライブを取り付けるが、親に内緒で現地へ向かったことがバレて連れ戻される。リサに説教をくらい、追い出されたフィッシュと、外出禁止になったメンバーは、ウェブカメラを使った同時演奏で練習を始める。
その映像を見たマットの妹がYouTubeにアップ、瞬く間に話題となり、かつて自分をクビにした大手レコード会社のデイビッドが契約のオファーを持ってくる。レコーディングの後、ツアーに出た “A.D.D.” は各地で人気となるが、調子に乗ったフィッシュがホテルで暴れ、器物損壊で警察沙汰になる。親たちは怒って連れ戻そうとするが、カーティスの母キム(クリスティナ・アップルゲイト)が付き添うことでツアーの再開を許される。
ROCKER 40歳のロック☆デビューのネタバレあらすじ:仲間割れ
ツアーも成功し、PVも作成されたところで、デイビッドは “ヴェスヴィオス” のライブで前座をやる話を持ち出す。フィッシュは大暴れして反対し、その場を飛び出す。デイビッドは“ヴェスヴィオス”に固執するフィッシュを切ることを提案するが、メンバーは受け入れない。
しかし、デイビッドからフィッシュとキムがデキていると聞いたカーティスは、2人の仲を誤解し、次のライブで勝手に“ヴェスヴィオス”の前座で出演することを発表する。怒ったフィッシュはバンドを抜け、音楽から足を洗う決心をして、義兄の会社に就職する。
ROCKER 40歳のロック☆デビューの結末:過去との決別
一方、“A.D.D.” はフィッシュの後釜ドラマーが使えず、バンド内は険悪ムード。根気強く説得すればフィッシュも分かってくれたはずだとマット、アメリアに言われたカーティスはフィッシュを説得しに行き、その言葉にフィッシュも思いなおして“A.D.D.” に戻る。
そしてコンサート当日。前座で最高のライブをやり遂げた “A.D.D.” の後、登場した“ヴェスヴィオス” は口パクが露見して大ブーイング、会場は“A.D.D.”コールが沸き起こる。“ヴェスヴィオス”に恥をかかせるなと言って止めるデイビッドにクビを言い渡したメンバーは、再びステージに上がり、2万人を前に熱いライブを繰り広げるのだった。
以上、映画「ROCKER 40歳のロック☆デビュー」のあらすじと結末でした。
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