101日の紹介:2010年クロアチア映画。6か月間一室に閉じ込められた12人の男女の様子を中継するクロアチアの人気番組『ハウスド』の進行中に、クロアチアはヨーロッパ諸国に宣戦布告をし、遂には核ミサイルを撃ち込まれるという内容のクロアチア映画です。
監督:ネビオ・マラソビッツ 出演者:スベン・メドベセク(フィリップ)、ナターシャ・ドルチッチ(ヘレナ)、イバナ・ロスチ(ターニア)、マリンコ・ニコリッツ(ボゾ)、スティエパン・ペリッツ(ジャン)ほか
映画「101日」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「101日」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
101日の予告編 動画
映画「101日」解説
この解説記事には映画「101日」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
101日のネタバレあらすじ:起
TV番組『ハウスド』の参加者たちが暴れています。『ハウスド』はクロアチアの人気TV番組で、12人の男女を6か月180日間、一室に閉じ込めて、色々なゲームや課題を与えながら、脱落者を出し、最後に残った人が勝者となる内容で、ライブ中継をお茶の間に放送しています。参加メンバーたちは途中からほったらかしになったことに怒っていました。やがて180日目を迎え、番組のプロデューサーのフィリップが画面に映し出され、残ったメンバーたちに、全員が勝者でこれから重大な話をしなければならないと話し始めました。ここから映像は6か月前に移りました。
101日のネタバレあらすじ:承
フィリップの番組『ハウスド』は元妻でライバル会社のキャスターであるヘレナの報道番組と視聴率を争っていました。二人にはパトリックという息子がいて、いつもフィリップの母が面倒を見ていましたが、フィリップを迎えにどちらが行くのかでいつも口げんかをしていました。フィリップの助手には男性のロビーと女性のターニアがいました。ロビーはいつもヘレンからの伝言役で、ターニアはフィリップを自分のものにしようとやっきでした。その日もフィリップの母が自宅で迎えが来るまでパトリックを見ていました。TVのニュースではクロアチアがヨーロッパ諸国に宣戦布告したことが流れました。一方『ハウスド』は順調に進み、脱落者が出て行く様子をTVで放送していました。
101日のネタバレあらすじ:転
クロアチアの地方都市に核ミサイルが撃ち込まれました。ヘレナはフィリップにサグレフは危ないと言い、母とパトリックをサラエボに移そうと言いました。しかしフィリップは聞く耳を持たず、ヘレナは怒って出て行きました。入れ替わりにロビーがやって来てフィリップに話しかけた時、局のビルが爆撃を受けました。フィリップは入院しましたが無事でした。戦火となったクロアチアでは『ハウスド』の視聴率が43%にまで達しました。勢いづいたフィリップは『ハウスド』の部屋を地下シェルターのそっくりな部屋に移して放送を続けるため、参加者たちを薬で眠らせ移動させました。やがて脱落者が出ました。脱落者が暗い通路を上ると、地上は砲弾の飛び交う戦場でした。
101日の結末
ヘレナは首相と軍の司令官、フィリップの3人を相手に対談する番組を生中継しました。しかし途中で軍の司令官が呼ばれ退席しました。ザグレフに向けて3発の各ミサイルが発射されたのでした。『ハウスド』開始から101日目でした。迎撃ミサイルは失敗し2発が向かっていました。フィリップは『ハウスド』の参加者に残すメッセージを録画し、息子のフィリップを眠らせ『ハウスド』の部屋に移しました。ヘレンとフィリップの母は自宅の地下シェルターに逃げ込みました。『ハウスド』の参加者にフィリップのメッセージが続きました。そして指示通り隠し扉を開けると、膨大な量の食糧と水が保管されていました。サグレフの町は破壊しつくされていました。
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