エルダー兄弟の紹介:1965年アメリカ映画。1957年公開映画「OK牧場の決斗」の登場人物“ケイト・フィッシャー”をモデルとした“ケイティ・エルダー”の4人の息子の活躍を描いた西部劇です。両親を失い、町の有力者に牧場を奪われた兄弟が復讐の為に立ち上がります。
監督:ヘンリー・ハサウェイ 出演者:ジョン・ウェイン(ジョン・エルダー)、ディーン・マーティン(トム・エルダー)、アール・ホリマン(マット・エルダー)、マイケル・アンダーソンJr.(バド・エルダー)、マーサ・ハイヤー(メアリー・ゴードン)ほか
映画「エルダー兄弟」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エルダー兄弟」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エルダー兄弟」解説
この解説記事には映画「エルダー兄弟」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エルダー兄弟のネタバレあらすじ:起
1898年.長男ジョン(ジョン・ウェイン)、次男トム(ディーン・マーティン)、三男マット(アール・ホリマン)、四男バド(マイケル・アンダーソンJr.)のエルダー兄弟は母ケイティの葬儀に参列するため、生まれ故郷のテキサス州クリアウォーターに帰ってきました。ところが、兄弟の父も何者かに暗殺されており、ジョンが受け継いだ牧場も全ての財産も町を牛耳る銃器製造業者モーガン・ヘイスティングス(ジェームズ・グレゴリー)に奪い取られていました。エルダー兄弟の帰還を知ったヘイスティングスは復讐を警戒し、腕利きの殺し屋カーリー(ジョージ・ケネディ)を雇います。
エルダー兄弟のネタバレあらすじ:承
ジョンは懇意にしている保安官ビリー・ウィルソン(ポール・フィックス)からカーリーが町に現れたこと、そして保安官補ベン・ラッタ(ジェレミー・スレート)がジョンを狙っていることを忠告します。その後、ジョンら兄弟は母がかつて世話になった町の下宿屋メアリー・ゴードン(マーサ・ハイヤー)と再会し、母の想い出話に花を咲かせます。兄弟は父の死の真相となぜ母が牧場を手放さなければならなかったのか真相を探り始め、牧場にいたヘイスティングスの息子デイヴ(デニス・ホッパー)に会いますが、その時ラッタが現れ兄弟を逮捕しようとしました。難を逃れたジョンは、メアリーから「父親を殺した者を捜せば大勢の人が死ぬことになる」と忠告されます。
エルダー兄弟のネタバレあらすじ:転
ジョンら兄弟は生前の母から馬の取引を頼まれていた牧場主ストライカー(リス・ウィリアムズ)の依頼を受け、馬を運ぶために町を離れます。その直後、トムは殺人容疑でお尋ね者となっていることを知ったビリーは兄弟の元へと向かいますが、待ち伏せしていたヘイスティングスに射殺されてしまいます。ラッタはエルダー兄弟がビリーを殺したとして4人を逮捕、兄弟の身を案じるメアリーと保安官助手チャーリー(ジョン・クゥオーレン)の計らいにより、兄弟は護送馬車に乗せられ身柄を別の町へ送られることになります。しかし途中でカーリーらを従えたヘイスティングスが待ち伏せしており、銃撃戦の末にジョンはカーリーを射殺しますが、マットは死亡しバドも重傷を負ってしまいます。またラッタもヘイスティンウスに射殺されます。
エルダー兄弟の結末
ジョンとトムはバドを町に連れて帰り医者に診せますが、町にはヘイスティングスの手下により護送馬車襲撃はエルダー兄弟の仕業だという噂が流されていました。隠れ家に潜んだジョンとトムは真相を突き止めるためにヘイスティングスの元に向かい、デイヴから真相を聞き出そうとしますが、ヘイスティングスはトムとデイヴに銃撃を与え、デイヴは致命傷を負ってしまいます。デイヴは死の間際に一連の事件は全て父ヘイスティングスの企みだったことを打ち明けます。物陰では判事が密かにやり取りを聞いていました。ジョンは復讐のために一人立ち上がり、ヘイスティングスを銃砲店ごと爆破して倒し、見事に仇を討ちました。
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