王様の剣の紹介:1963年ディズニーアニメ映画。王が亡くなり、後継者争いがおこるイギリスに、石の台に刺さった王の剣が現れます。「王の剣を抜けた者が次の王である」という文が刻まれていましたが、誰にも抜くことはできません。少年ワートは、マーリンの魔法の授業を受け、成長を重ねて行きます。ワートは何を学ぶのか。誰が王の剣を抜くことができるのか。アーサー王伝説をもとにした、ディズニー長編アニメーション映画です。
監督:ウォルフガング・ライザーマン 出演:ワート(リッキー・ソレンソン/土井美加)、マーリン(カール・スウェンソン/内田稔)、アルキメデス(ジュニアス・マシューズ/江原正士)、マダム・ミム(マーサ・ウェントワース/福田公子)、エクター卿(セバスチャン・キャボット/吉永慶)ほか
映画「王様の剣」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「王様の剣」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「王様の剣」解説
この解説記事には映画「王様の剣」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
王様の剣のネタバレあらすじ:王様の剣
王が崩御したイギリスで、後継者争いが起こり、国は混乱に陥ります。そこへ、石の台に刺さった王の剣が現れます。台には、「王の剣を抜けた者が次の王である」とあったため、国中の力自慢たちがやってきますが、誰にも抜くことはできませんでした。次第に、人々は王様の剣を忘れてしまいます。
王様の剣のネタバレあらすじ:ワートと家庭教師マーリン
数年後、12歳の孤児ワートは、里親のエクター卿の城で、召使いのようなことをしながら生活していました。ある日、乳兄弟であるケイの狩りについていきますが、足手まといになってしまいます。ワートは森の中、矢を探している内に、コテージに迷い込み、マーリンとフクロウのアルキメデスに出会います。未来を読むマーリンは、自分がワートの家庭教師になることを告げると、ワートはエクター卿に許可をもらいに行きます。しかし、エクター卿は魔法を信じてはおらず、マーリンに家庭教師をさせることをしぶります。すると、マーリンは魔法で吹雪を起こしたため、身の危険を感じたエクター卿は城の塔を貸し出し、家庭教師を許可します。ある日、エクター卿の友人が城にやってきて、次の国王をロンドンで開催される馬上トーナメントによって決めることを知らせ、ケイの出場を進めました。
王様の剣のネタバレあらすじ:マーリンの授業
第一の授業で、ワートとマーリンは魚になり、城の堀を探検します。ワートは、肉食の魚に追いかけられますが、アルキメデスによって助けられます。ワートは、エクター卿に授業を報告しますが、信用せず、ケイの馬上トーナメント練習の手伝いを放棄したとして、皿洗いの罰を与えます。しかし、次の授業に連れて行きたいマーリンが、お皿に自分で洗う魔法をかけ、ワートを連れ出します。第2の授業では、2人はリスへと変身し、それぞれメスのリスに追いかけられながら、愛の力が重力の力より重いことを学びます。城へ戻ると、マーリンが更に黒魔術をかけたこと、ワートがまたさぼったとして、再び罰を与えられます。第3の授業では、ワートは鳥に変身しますが、鷹に追いかけられ、マダム・ミムの家に墜落してしまいます。ミムは、悪の魔法を使う、醜い魔女で、猫に変身してワートを狙います。そこへ、マーリンとアルキメデスが来て、ワートは助けられますが、マーリンとミムは一騎打ちをすることになります。ルールを破って勝とうとしたミムは、マーリンの機転により、破れます。
王様の剣の結末:アーサー王、万歳!
クリスマスになり、いよいよ馬上トーナメントになりました。ケイの従者がおたふく風邪になってしまったため、ワートが念願の従者になります。喜んだワートは、マーリンに報告をすると、戦争のメンバーになりたがるワートに失望し、姿を消してしまいます。一行はロンドンに付き、大会に望みますが、ワートが宿に剣を置いてきてしまいます。宿に戻りますが、皆試合を見に行ってしまっているため、中に入れません。ワートは、石の台に刺さった剣を見つけると、これを借りようと持ち出します。ケイにその剣を渡すと、それが「王様の剣」であることが発覚し、試合が中止されます。皆が石の台のもとへと行き、剣を再び刺して、抜いてみようとしますが、誰も抜けません。しかしワートが剣をひくと、簡単に抜けました。そこで、皆がワートにひざまづき、こう叫びました。「アーサー王、万歳!」王座について困りきったアーサーのもとに、マーリンが帰ってきました。彼は20世紀に旅行をしていただけでした。王になったアーサーをみて、マーリンは、この物語は映画になる、と喜びました。
以上が、「王様と剣」のあらすじと結末です。
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