タイタンの紹介:2018年アメリカ, イギリス, スペイン映画。人類滅亡の危機を迎えた2048年、人類は木星の衛星であるタイタンへの移住計画を立てていました。選抜されたリックらは、窒素の多いタイタンの大気に人体を適合させるための人体実験に参加していました。しかしその人体実験は想像を絶するものでした・・・というSF映画です。
監督:レナート・ルフ 出演者:サム・ワーシントン(リック・ジャンセン中尉)、テイラー・シリング(アビゲイル・ジャンセン博士)、トム・ウィルキンソン(マーティン・コリンウッド教授)、アギネス・ディーン(フライア・アプトン博士)、ナタリー・エマニュエル(タリー・ラザフォード)、ノア・ジュペ(ルーカス・ジャンセン)、コーリイ・ジョンソン(ジム・ペーターセン大佐)ほか
映画「タイタン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「タイタン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
タイタンの予告編 動画
映画「タイタン」解説
この解説記事には映画「タイタン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
タイタンのネタバレあらすじ:起
2048年、地球は戦争と破壊が続き、人類は半減し、今後滅亡の危機さえ囁かれていました。そこでコリンウッド教授はフライア博士と共に、木星の衛星であるタイタンへの移住計画を進めていました。タイタンは空気中に90%の窒素があり、酸素はわずか5%のため、タイタンに適合させるための被験者を選抜し、人体実験をする予定になっていました。リック中尉は水も食料もないシリアで3日間生きぬいた実績を買われ参加しました。妻のアビゲイルと息子と共に、実験施設のある住宅に引っ越してきました。そして、コリンウッド教授の説明が始まりました。彼らはタイタンの大気に体を適合させるため、毎日何本もの注射を打ち、人体を改造するという内容に不安を募らせました。
タイタンのネタバレあらすじ:承
リックらは早速、注射を打たれ始めました。するとリックの髪の毛が抜け始めると言う現象が現れ始めました。他のメンバーも髪の毛が抜ける者がいました。そしてリックはプールの中で40分以上も息を止めていられる体に変わっていました。更に、水中をイルカのように早く泳げる体にもなっていました。そんなリックでしたが自宅のトイレで嘔吐しました。心配した妻のアビゲイルは自身も博士と言う事で、リックの汚物を採取し顕微鏡で観察しました。するとリックの体内には他の生物のDNAが混在しているのがわかりました。そのころコリンウッド教授はNATO軍から危険な人体実験をやめろと言われていましたが、教授は断固として受け入れませんでした。
タイタンのネタバレあらすじ:転
妻のアビゲイルは、自宅に監視カメラがあるのに気づきました。一日中監視されていたのでした。被験者の女性がシャワールームで血を吐いて死亡しました。そして他の被験者の男が殺人を犯し、NATO軍の兵士に射殺されました。この実験により、次々被験者が死亡する現状を見て、他の被験者に動揺が出始めました。NATO軍から再び実験の中止を迫られますが、一人でも生き残れば人類が救えると訴え、実験は継続しました。そして最終的に生き残ったのはリックとタリーの二人でした。顔や姿は人間とは程遠い姿になっていました。しかしタリーは夫を殺し、軍により射殺されました。
タイタンの結末
アビゲイルがコリンウッド教授に呼ばれました。監禁されたリックに注射を打って記憶を消せと命じました。しかしアビゲイルは薬を食塩水に代えリックに注射しました。リックも薬が効いた演技をし、隙を見て二人は逃げ出しました。変わり果てたリックを見た息子は『パパ』と呼びました。しかしコリンウッド教授とNATO軍が追い詰め、軍にアビゲイルと息子の射殺を命じました。フライア博士もリック側についていました。しかし軍は射殺には応じませんでした。その後アビゲイルは空を見つめていました。息子が『パパは何処にいるの?』と聞きました。アビゲイルは『ここからは見えないところ』と答えました。リックはタイタンに降り立っていました。
リック1人がタイタンに行って何するの?何で服着てないの?この映画全然問題解決になってないやんw