追憶の紹介:1973年アメリカ映画。政治運動に熱心に取り組む大学生のケイティは、キャンパスでハンサムな青年ハベルに出逢う。2人は大学の創作クラスで一緒に学んでいるが、ハベルはケイティに興味を示すことはなかった。大学を卒業して、別々の道を歩んでいくケイティとハベルだが、第二次世界大戦が始まる。ある時偶然にニューヨークで海軍の制服に身を包むハベルに再会する。2人は愛し合い、戦争後に結婚する。やがてロサンゼルスに移り住み、ハベルは脚本家として生きていくが、ケイティは熱心に政治運動に取り組んでいく。政治運動に取り組むケイティとそれに関わりたくないハベルの間には少しずつすれ違いが生まれていく…
監督:シドニー・ポラック 出演:ロバート・レッドフォード(ハベル)、バーブラ・ストライサンド(ケイティ)、ジェームズ・ウッズ(フランキー)、ロイス・チャイルズ(キャロル)、ブラッドフォード・ディルマン(J・J)ほか
映画「追憶 (1973年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「追憶 (1973年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「追憶 (1973年)」解説
この解説記事には映画「追憶 (1973年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
追憶(1973年)のネタバレあらすじ:起
女子大学生のケイティ(バーブラ・ストライサンド)は政治運動に熱心に取り組んでいます。そんな彼女はある日、ハンサムな男子大学生のハベル(ロバート・レッドフォード)に出逢います。2人は同じ創作クラスで机を並べて学んでいますが、政治運動に関わりたくないという考えを持つハベルはケイティに興味を示してはいません。それとは反対にケイティはハンサムなハベルに憧れの気持ちを強く抱いています。やがて大学を卒業して、ケイティとハベルはそれぞれの道を歩んでいきます。そしてニューヨークで偶然2人は再会します。
追憶(1973年)のネタバレあらすじ:承
ケイティの目の前に立っているハベルは海軍の白い制服に身を包んでいます。第二次世界大戦が始まり、ハベルは海軍に入隊したのです。ケイティはハベルを自分のアパートに連れていきますが、高級クラブで酒に酔っていた彼はすぐに眠り込んでしまいます。
翌朝、目を覚ましたハベルはそそくさと帰ろうとしますが、ニューヨークに来ることがあれば連絡をして欲しいと言い、自宅と仕事先の電話番号を彼に渡すのです。そして2人は会うようになり、楽しい時間を過ごしていきます。
追憶(1973年)のネタバレあらすじ:転
第二次世界大戦が終わり、ハベルとケイティは結婚することを決め、その後、ニューヨークからロサンゼルスに移り住みます。ハベルはケイティの勧めで小説を書き始め、友人であるJ・J(ブラッドフォード・ディルマン)を通して小説をハリウッドに売り込み、映画化が決まります。それをきっかけにハベルは脚本も書き始めていきます。ケイティとハベルは喧嘩をすることがありましたが、それでも夫婦仲は良く、やがてケイティが妊娠します。しかし1950年代に入ると、ハリウッドを共産主義者を弾圧する運動である赤狩りの嵐が襲います。
追憶(1973年)の結末
ケイティはハベルに黙ったままワシントンD.C.での抗議活動に参加します。政治活動には関わりたくないというハベルと政治運動に熱心に取り組むケイティとの間には次第に深い溝が生まれていきます。ケイティのまっすぐ過ぎる性格に疲れ果てたハベルは別の女性と浮気をしてしまうのです。2人の間に生まれた溝はどのようなことをしても修復ができなくなりますが、ケイティは子供が生まれるまでは別れないで欲しいとハベルに言います。ハベルはそのことを了承します。やがて女の子が生まれますが、2人はついに別れることを決めます。
数年後、ニューヨークで再開したケイティとハベル。ケイティは再婚して、政治活動に熱心に取り組んでいます。ハベルにも新しい妻がいます。彼は今テレビドラマの脚本家です。2人は短い言葉を交わしただけで別れるのでした。
以上、映画『追憶』のあらすじを結末でした。
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