ボーイズ・ライフの紹介:1993年アメリカ映画。原作者、トビアス・ウルフの自伝小説を映画化。1950年代のアメリカを舞台に暴力的な継父のもとで苦しみ耐えながらも成長していく少年の姿を描く。出演者はトバイアス・ウルフの幼少期をデビューしたてのレオナルド・ディカプリオが演じ、義理の父親役に名優、ロバート・デ・ニーロが努めています。
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ 出演:レオナルド・ディカプリオ(トバイアス・“トビー”・ウルフ)、ロバート・デ・ニーロ(ドワイト)、エレン・バーキン(キャロライン)、トビー・マグワイア(チャック)ほか
映画「ボーイズ・ライフ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ボーイズ・ライフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ボーイズ・ライフ」解説
この解説記事には映画「ボーイズ・ライフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボーイズライフのネタバレあらすじ:起
舞台は1957年のアメリカ。男運が悪い母親キャロライン(エレン・バーキン)と、エルヴィス・プレスリーが好きな息子トビー(レオナルド・ディカプリオ)は、暴力男から逃げ、幸せな生活を得るためユタ州へ移動していました。しかし、不良少年のトビーは転入先の学校で悪さをしては、母親を学校に呼び出していました。ある日、以前別れたはずの暴力男ロイ(クリス・クーパー)が新居に現れます。銃のプレゼントをもらったトビーは喜び、夢中になりますが、隣の部屋で母親とロイが愛し合う声を聞き、孤独を感じていました。
ボーイズライフのネタバレあらすじ:承
その後のある朝、再びロイから逃げるように荷造りを始めたキャロラインは、トビーを連れシアトルに移動します。しかし、移動先のシアトルでもトビーの不良ぶりは治らず、悪化するばかりでした。やがてキャロラインはドワイト(ロバート・デ・ニーロ)という紳士的な男性と付き合い始めます。トビーには躾をしてくれる父親が必要だと考えたキャロラインは、ドワイトの元にしばらく預けることを決意します。
ボーイズライフのネタバレあらすじ:転
その後、ドワイトと再婚を果たしたキャロラインですが、次第に夫の傲慢な性格が目につくようになります。トビーは新聞配達をして稼いだ給料をドワイトに横取りされ、運動靴すら買ってもらえずにいました。キャロラインはドワイトの態度に一切口出しをせず、家庭で居場所を失い孤独を感じていましたが、同じボーイスカウトの中性的な男、ゲイル(ジョナ・ブレッチマン)と打ち解けます。しかし、ドワイトの傲慢さは加速し、暴力を振るうようになります。
ボーイズライフの結末
この街から逃げ出すために、トビーは名門校に願書を提出するために、ゲイルに成績表を職員室から盗んで来て欲しいと頼みます。一度は断ったゲイルですが、自身も名門校に行きたい気持ちを納得させ、トビーに成績表を渡します。ゲイルのおかげで偽の成績表を作成し、願書を提出することができたトビーは、見事進学を決定。しかしそんなトビーを妬み、ドワイトは理不尽なことで暴力を振るい、首を強く締めます。息子の危機に耐えられなくなったキャロラインは家を出て行くことを決意。罵声を浴びせるドワイトから息子と2人、身一つであっけなく家を出て行きました。その後トビーは母と別れ名門校に進学するも退学し、陸軍に入隊し作家として活躍後、大学教授を務めました。
とにかく 大好きな作品
レオナルドデカプリオの 天才的な演技に引き込まれます✨