おやゆび姫 サンベリーナの紹介:1993年アメリカ映画。一人で暮らす女性が不思議な花の種を魔女からもらいます。種を植え、大事に育てていると、花の中から小さな親指ほどの少女が生まれました。サンベリーナ(親指姫)と名付けられた彼女は愛らしく好奇心旺盛に毎日を過ごします。ある夜、ミツバチに乗った妖精の王子コーネリアスと出会い二人は恋に落ち、結婚を約束するのですがサンベリーナはカエルにさらわれてしまいます。アンデルセンの童話「親指姫」を原作にしたミュージカル風アニメ。
監督:ドン・ブルース 声優:サンベリーナ(麻生かほ里)・コーネリアス(駒田一)・ジャキモ(山寺宏一)・ミセス・ドロレス(松本梨香)・バークレー・ビートル(神谷明)・ミス・フィールドマウス(三ツ矢雄二)ほか
映画「おやゆび姫 サンベリーナ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おやゆび姫 サンベリーナ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「おやゆび姫 サンベリーナ」解説
この解説記事には映画「おやゆび姫 サンベリーナ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
おやゆび姫 サンベリーナのネタバレあらすじ:起
家族のいない一人の女性は魔女からもらった一粒の花の種を毎日愛情込めて大事に育てていました。ある日、つぼみが開きは中から親指くらいのサイズしかない小さな少女が生まれました。サンベリーナという名前を付けて娘のようにかわいがって育てます。サンベリーナは好奇心が旺盛で見るものすべてが自分より大きく、知らないことだらけの中、女性からの愛情を受けながら毎日楽しく過ごしていました。ある秋の日の夜、ミツバチにのってサンベリーナの家にやってきた妖精の王子コーネリアスは、美しいサンベリーナに一目ぼれし結婚を申し込みます。今まで自分より大きな人しか見たことがなかったサンベリーナもコーネリアスに恋をし、コーネリアスが迎えにくるのを待つのでした。
おやゆび姫 サンベリーナのネタバレあらすじ:承
しかし、その夜サンベリーナの美しい歌声を気に入ったヒキガエルの親子がサンベリーナを誘拐してしまうのです。ヒキガエルたちのサーカス団に無理やり入れられたサンベリーナは心優しいツバメのジャキモや虫たちに力を借り、何とか家まで帰ろうとしますが途中でコガネ虫のバークレー・ビートルにつかまりなかなかうまくいきません。コーネリアスは両親の許可を得てサンベリーナを迎えに行きます。誘拐されたときき、助けにいきますが途中で寒い冬の季節に入ってしまい、湖の中で氷づけになってしまいます。
おやゆび姫 サンベリーナのネタバレあらすじ:転
コガネ虫から醜いと言われ自信をなくしてしまったサンベリーナは土の中で春を待つネズミのミス・フィールドマウスの元に身を寄せます。ミス・フィールドマウスから王子は氷づけにされたということを聞き、ショックのままお金持ちのモグラと結婚させられそうになります。春をつれてくる役目のコーネリアスが凍ってしまい、季節はいつまでも冬のままです。モグラの家でつばさにとげが刺さりけがをしているジャキモと再会したサンベリーナはジャキモのとげを抜いてあげます。ジャキモはサンベリーナを王子の故郷である妖精の谷へ連れて行くからあきらめてはだめだとサンベリーナを説得します。
おやゆび姫 サンベリーナの結末
結婚式の日、モグラとの結婚を途中でやめ、ジャキモの言葉を受けてコーネリアスの故郷へ向かったサンベリーナは、冬景色の中美しい声で歌い始めます。彼女の声で春が訪れ、雪が解け始めました。コーネリアスを凍らせていた氷も解け、やっと二人は再会することができました。長かった冬が終わり、サンベリーナの歌声で春がやってきたのです。小さなサンベリーナの背中には羽根が生え、みんなの祝福を受けながらコーネリアスとの結婚式を挙げることができました。
この映画の感想を投稿する