ヒューマン・ボムの紹介:2008年カナダ映画。息子を乗せた車を修理中漏れたガソリンにタバコの火が引火し、息子を死なせてしまった男が、その後イラク戦争に参戦後、ウイルスの人体実験台にされ、身の回りの人間を知らぬ間に殺害してしまという内容のクライムサスペンスですが、現在と過去と幻想が入り乱れ難解な内容になっています。
監督:エリン・ベリー 出演者:ジェイク・ビューシイ(ジェイソン)、マット・マクファジーン(ボブ)、リチャード・フィッツパトリック(サミール)、デヴィッド・ジョーンズ(マクレーン)、デボラ・オデル(ジェーン)ほか
映画「ヒューマン・ボム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ヒューマン・ボム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ヒューマン・ボム」解説
この解説記事には映画「ヒューマン・ボム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ヒューマンボムのネタバレあらすじ:起
息子を車に乗せたまま動かなくなった車の修理をしているジェイソンが途中でタバコをふかしました。道路にはガソリンが漏れ染み落ちています。ジェイソンが置いた火のついたタバコが道路に落ちガソリンに引火し子供を乗せた車は爆発しました。子供を死なせてしまったジェイソンは、鬱になってしまい、爆発の夢を何度も見て起き、妻のジェーンとも別居中でした。それでも何とかしたいジェーンは妻の元へ近づきますが、妻には突き放されます。TVレポーターのジェーンの顔をテレビで見る毎日でしたが、イラクの派遣兵として戦線に参加することになりました。
ヒューマンボムのネタバレあらすじ:承
イラクで自分を変えようとしたジェイソンでしたが、戦場で見たものを子供を使った自爆テロでした。テントの中の病院では犠牲になった無残な兵士を目にしました。息子のトラウマから抜け出せないジェイソンは除隊しました。そしていつものようにうなされていると友人のボブが訪ねてきました。ボブはジェーンに近づくなと警告してきました。ジェイソンは除隊後ボブの勧めでLSCという会社で働いていました。ジェイソンはジェーンの家に行き、ジェーン助けを求めますが、逆にもう二度と来ないでと言われてしまいました。
ヒューマンボムのネタバレあらすじ:転
LSCという会社は裏で人間をウイルスに感染させ、何かの実験をしていました。ジェイソンは警察に呼ばれ重要参考人として取り調べを受けました。ジェーンの家で火災が起り、ジェーンが死んだという事でした。焼死体はもう一人男がいて死体の確認をしろと言われました。その男はボブでした。警察は二人を殺したことを認めろと問い詰めますが、何も知らないジェイソンは怒って帰りました。帰りにコンビニの定員と言い争いをして家に帰るとLSCの社員がやって来てジェイソンを気絶させ椅子に縛り付けました。そしてLSCの実験の話をしました。ジェイソンは実験台でウイルスに感染していました。しかしウイルスが変異してジェイソンと接触した人間は発火して焼死することがわかりました。その為ジェイソンを殺しに来たのでした。劇薬をジェイソンに注射しようとした時一人の男が化学兵器を使ってLSCの社員を倒しました。
ヒューマンボムの結末
ウイルスに冒されたジェイソンは現実と過去、そして戦場などが交互に見え、訳の分からない状態になっていました。その後警察がやって来ました。ジェイソンに呼ばれたと言っています。容疑はさらに広がっていました。コンビニの店員のサミールまで焼死していました。記憶のないジェイソンに対し警察は状況証拠は揃っていると言い切ります。やがて、ジェイソンはLSCの話をし始めました。自分に触ると、触った人は体が燃えて死ぬのだと言い始めました。歯車の噛み合わない取り調べが延々続いた後、刑事が、ジェイソンに起訴はしないと言いました。そしてジェイソンは精神病院に送られました。
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