ティンカー・ベルの紹介:2008年アメリカ映画。それは、世界で一番有名な妖精の、誰も知らない秘密の物語…」というキャッチコピーで制作された、ティンカーベルのCGアニメです。春を届ける妖精達の国に生まれたティンカーベルは、自分のもの作りの才能を否定してしまいます。自分には、別の才能があるのでは?と行動する彼女ですが、空回りしてばかり。ティンカーベルは、自分と向き合うことができるのか。そして、妖精達は無事に春を届けることができるのでしょうか。
監督:ブラッドリー・レイモンド 出演:ティンカーベル(メイ・ホイットマン/深町彩里)、フェアリーメアリー(ジェーン・ホロックス/山像かおり)、テレンス(ジェシー・マッカートニー/細谷佳正)、ヴィディア(パメラ・アドロン/朴璐美)、クラリオン女王(アンジェリカ・ヒューストン/高島雅羅)ほか
映画「ティンカー・ベル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ティンカー・ベル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ティンカー・ベル」解説
この解説記事には映画「ティンカー・ベル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ティンカー・ベルのネタバレあらすじ:誕生と憧れ
ネバーランドにある妖精の谷、ピクシーホローに新しい妖精が誕生します。ティンカー・ベルと名付けられた彼女は、儀式により「ものづくり」の才能を持つ妖精であることがわかり、ものつくりの妖精達のもとで暮らすようになります。妖精達は、風や光、水などを操る才能など様々な才能を持ち、人間の住むメインランドに春を届ける仕事を持っていました。メインランドに春を届けることに憧れるティンカー・ベルですが、ものつくりの妖精の仕事は、他の妖精達の使う道具を作り、直す仕事で、メインランドには行くことができないことを知り、ものつくりへの情熱を失ってしまいます。
ティンカー・ベルのネタバレあらすじ:自分の才能
ティンカー・ベルは、ものつくり妖精達のもとで、「ながれもの」を見つけ出します。人間界から迷い込んできたながれものを、ティンカー・ベルは直してみせますが、それをどう使うのかはわかりません。自分には、ものつくりの才能以外に別の才能があるはずだと考えたティンカー・ベルは、他の妖精達に手伝いを申し出ます。しかし、どの妖精達の仕事を手伝ってもうまくはいきません。ティンカー・ベルの必死なお願いに、手伝いを許していた友人達も、あまりの失敗続きの上、春の準備をめちゃくちゃにされては困ると、もうティンカー・ベルの手伝いはしない、と宣言します。
ティンカー・ベルのネタバレあらすじ:嘘と大失敗
他の妖精達に断られたティンカー・ベルは、妖精の中で一番早く飛ぶことができる才能を持つ、ヴィディアに相談を持ちかけます。ヴィディアは、自分しか持たない才能に誇りを持ち、他の妖精を見下す性格をしていました。ティンカー・ベルが目障りだった彼女は、はしりアザミを捕まえたら、早く飛ぶ方法を教える、と嘘をつきます。それを信じたティンカー・ベルは、友達のネズミに協力してもらい、アザミを捕まえようと追いかけますが、アザミは群となり、ピクシーホロー中を走り回ってしまいます。春の準備が全て台無しになってしまったのです。誰もティンカー・ベルを見向きもしません。ティンカー・ベルは、自分のせいで台無しにしてしまったと落ち込み、ピクシーホローから出て行くことを決意します。妖精の粉を一生分もらいにいくと、粉の番人テレンスが、粉の番人の仕事を卑下し始めます。それに、「自分の才能に誇りを持って」と慰めるティンカー・ベルですが、テレンスは「自分は才能に誇りを持っている」と笑って告げます。
ティンカー・ベルの結末:誇りと出発
テレンスとの会話で、ものつくりの才能への誇りと情熱を思い出したティンカー・ベルは、ながれもので早く仕事ができるものを作り上げます。一方広場では、各季節の王たちの会議が終わり、春の女王クラリオン女王によって、春を届ける時期の延期が発表されていました。そこへ、ティンカー・ベルが、自分の作る発明品なら、期日通りに春が届けられると訴え、実演してみせます。ヴィディアがティンカー・ベルが春をめちゃめちゃにしたのに、彼女を信じるのか、と責め立てます。しかし、自分がはしりあざみを追いかけろと教えたことを皆の前で言ってしまい、ヴィディアは春の準備を外され、はしりあざみを追い出す作業を命じられてしまいました。一方ティンカー・ベルは、他の妖精達にながれものを集めてもらい、次々に発明品を完成させます。そして、春の準備が無事に出来上がりました。出発する妖精を見送るティンカー・ベルですが、ものつくり妖精のリーダーであるフェアリーメアリーにさえ、直すことができなかったオルゴールを直したとして、持ち主に返してくるよう、女王に命じられます。メインランドに着くと、春の準備が次々に行われていき、ティンカー・ベルはひとり、オルゴールの持ち主を捜します。持ち主の窓辺にオルゴールを置くと、「ウェンディ」と呼ばれた女の子がオルゴールを見つけ、そのオルゴールを嬉しそうに抱きしめるのでした。
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