隣之怪 参談 「ツイテナイ」の紹介:2007年日本映画。ソフトウエア会社に勤めるキャリアウーマンの理恵が、帰宅中に交通死亡事故現場に置かれた花瓶を蹴飛ばしてしまった事で、死亡した男の霊にとり付かれ、やることすべてが悪い方向に向かうという、オカルトホラー映画です。
監督:坂本一雪 出演者:安田美紗子(日高理恵)、三国由奈、佐藤和沙、粟島瑞丸、ほか
映画「隣之怪 参談「ツイテナイ」」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「隣之怪 参談「ツイテナイ」」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「隣之怪 参談「ツイテナイ」」解説
この解説記事には映画「隣之怪 参談「ツイテナイ」」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
隣之怪 参談 「ツイテナイ」のネタバレあらすじ:起
日高理恵(安田美紗子)はソフトウエア会社で働くキャリアウーマンです。この会社には女性の中村という上司に引き抜かれて入社していました。残業が続く中、理恵は社員たちに誕生日を祝われました。夜遅く理恵が自宅に歩いて帰っていました。仕事中まで友人のちあきとの電話に夢中だった理恵は接近する車を避けようと体を移動すると何かを蹴ってしまい転がりました。よく見ると透明の花瓶でした。倒れたままの花瓶をそのままにしていると、携帯の電波がおかしくなりました。自宅に戻った理恵にメールが来ました。恋人の悟でした。そして眠りについた理恵の部屋に白い霧のようなものが現れ、理恵の口から体に入り込みました。
隣之怪 参談 「ツイテナイ」のネタバレあらすじ:承
翌朝目覚めた理恵が、服を着ようとすると、昨日着ていた服以外すべてにシミがついていました。理恵は仕方なく昨日の服で出社しました。仕事中の理恵に変な音が聞こえはじめました。仕事に集中できない状態が続き始めました。友人のちあきとレストランに行っても、自分のオーダーを忘れられていました。翌日は上司の中村と一緒に、理恵の作った提案書の商談日でした。しかし、担当者は会議が長引いて時間通りに来ませんでした。その時、中村の足に子供の足が見え始めました。やがて相手方が来たものの、本来の商談相手は急用でおらず、代理の上司が話をしましたが、商談は不成立となりました。
隣之怪 参談 「ツイテナイ」のネタバレあらすじ:転
この商談話を持ち掛けてくれた友人のちあきに文句の電話をした理恵でしたが、ちあきに逆切れされ、友情は壊れました。更にうまくいかない仕事にイライラを募らせ、社員と不協和音が生まれました。そして理恵には一人の男が見えるようになりました。顔まで鮮明に見えていました。そして理恵は上手くいかない仕事の事で追及されると、遂に中村さんが悪いと言ってしまい、会社を去ることになりました。中村との別れ際に、貴女の側にいる子供は誰?と聞くと、中村は怒って死んだ子供よ!と言いました。更に悟からは、連絡しないでくれとメールがきました。ちあきから電話が入り、仲直りをすることになりました。
隣之怪 参談 「ツイテナイ」の結末
理恵が歩いていると、交通死亡事故現場を見つけました。それは理恵が花瓶を蹴った場所でした。その花瓶は事故で死んだ人に捧げられていたものでした。事故現場に写真が置かれていました。その顔はいつも見ていた男でした。理恵は花瓶を蹴ったことでこの男にとり付かれていました。その後のある夜、理恵は事故現場であの男に出くわしました。そこにはちあきもいました。ちあきにも男が見えていました。電話をしていたちあきにも、とり付いていたのでした。男がちあきに迫ると、ちあきは車に撥ねられました。全てが終わったかに見えた翌日、理恵が昼間街を歩いていると、あの男が前に立っているのでした。
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