男はつらいよ 幸福の青い鳥の紹介:1986年日本映画。シリーズ第37作となる今作は、寅さんこと車寅次郎がかつて世話になっていた芝居座長の娘と再会。寅さんの勧めで上京した娘は、映画館向けの看板描きの仕事をしている画家志望の男と出会い、やがて恋に落ちていきます。
監督:山田洋次 出演者:渥美清(車寅次郎)、倍賞千恵子(諏訪さくら)、志穂美悦子(島崎美保)、長渕剛(倉田健吾)、吉岡秀隆(諏訪満男)ほか
映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
男はつらいよ 幸福の青い鳥の予告編 動画
映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」解説
この解説記事には映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
男はつらいよ 幸福の青い鳥のネタバレあらすじ:起
“寅さん”こと車寅次郎(渥美清)は旅の列車の中で夢を見ていました。寅さんやさくら(倍賞千恵子)、博(前田吟)、満男(吉岡秀隆)らが幸せを呼ぶ青い鳥と幻の桃源郷を追い求めるというものでした。山口県萩市から下関市を経て福岡県飯塚の芝居小屋にたどり着いた寅さんは、かつて贔屓していた座長が亡くなっていたことを知り、座長が住んでいた旧炭鉱住宅を訪ねます。そこで寅さんは、座長の一人娘で、かつて「大空小百合」の芸名で芝居に出ていた島崎美保(志穂美悦子)と再会します。
男はつらいよ 幸福の青い鳥のネタバレあらすじ:承
美保は寅さんのことを覚えていました。美保から父を亡くしてからの身の上話を聞いた寅さんは、彼女に東京に出ることを勧めます。上京してきた美保は、行きずりの食堂で、倉田健吾(長渕剛)と出会います。慣れない土地で緊張と疲れから体調を崩した美保は、健吾の家に一晩泊まることになりました。健吾は映画館向けの看板を描く仕事をしていました。翌日、寅さんが柴又へ帰ってきました。「とらや」で美保と再会、おいちゃん(下條正巳)やさくら達に美保の面倒を見てくれるよう頼みます。
男はつらいよ 幸福の青い鳥のネタバレあらすじ:転
美保は近所の中華料理屋で働きはじめました。寅さんは真面目に働く美保のために結婚相手を探してやろうと考えます。一方、画家を目指す健吾は仕事の傍ら、美術展に自分の絵を出展するも落選、公園で再会した美保に自分の才能のなさを愚痴ります。美保も身の上話を打ち明け、互いを意識しあうも二人とも中々想いを打ち明けられずにいました。健吾の部屋を訪れた美保は、健吾の描いた絵を見ながら、健吾が今まで味わってきた挫折感を打ち明けられます。健吾は美保を抱こうとしますが、美保は受け入れることができず部屋から立ち去ってしまいます。
男はつらいよ 幸福の青い鳥の結末
健吾は美保を探して「とらや」にやってきました。寅さんは健吾が誰かを探していると感づきました。そこへ美保が戻ってきました。健吾は美保に謝るも、不器用な二人は中々噛み合わずにケンカになってしまい、健吾は美保に別れを告げて走り去ります。二人の真の気持ちを察していた寅さんは、みに今すぐ追いかけるよう促します。美保は柴又駅で健吾に追い付き、ようやく和解します。正月、婚約した健吾と美保はさくらの家に報告に訪れます。さくらの家には、またしても旅を続けている寅さんからの年賀状が届いていました。年賀状には、二人を祝福するメッセージが寄せられていました。
以上、映画「男はつらいよ 幸福の青い鳥」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する