映画「罠 少女の誘惑」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
罠 少女の誘惑の紹介：2015年韓国映画。自分の書いたシナリオを勝手に変えられ映画化されたことに納得がいかない、シナリオ作家のジョンミン。彼は彼女にも別れを告げられ、田舎の民宿に籠って環境を変えてシナリオを書くことにします。民宿にいた１９歳の少女ユミに、魅かれたジョンミンは、誘惑するユミの事が忘れられず、再び民宿に滞在することになります。男を虜にする女、そして女の罠にはまっていく男。そんな色模様を綴った、韓国発のエロチックスリラー作品です。
監督：ポン・マンデ 出演者：ユ・ハジュン（ジョンミン）、ハン・ジェイン（イ・ユミ）、カン・ヨンギュ（民宿のオヤジ）ほか
この解説記事には映画「罠 少女の誘惑」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シナリオライターのジョンミンは、勝手に監督がシナリオを変えて作った映画がヒットしたことに納得できずふてくされています。「シナリオ作家はもうやめる」と事務所で言い出し、社長は「田舎でも行ってシナリオを書け」と環境の変化を促します。
４年間付き合っていた恋人・ジョヨンにも別れを告げられたジョンミンは、田舎の民宿に向います。雪深い森の中の民宿に着くとオヤジに部屋を案内されます。「この部屋で１日３万ウォンは高い」と文句を言っていると、一人の少女が「食事代は別よ」と言いにきます。ジョンミンは自分のタイプでミニスカートから太ももをあらわにした少女に魅かれ、ここで過ごすことに決めます。
夜、携帯の電波を探すため外に出たジョンミンは、少女は風呂に入ろうとしているところを見つけます。少女が風呂場に入ると覗こうとしますが、窓が高くダメでした。
翌朝、３人の猟師が泊まりにきます。少女は鶏を絞め料理を振る舞います。その夜、外で少女の入浴を待っていたジョンミンは、少女が風呂に入ると屋根に上り、隙間から少女の裸体を覗いていました。
翌朝、猟師たちが出て行きます。ジョンミンはメールを送る為に車で町に出ることにします。途中で歩いて町に行く少女を見つけ車に乗せます。帰りの時間を決め車で待ちますが、少女は先に帰っていました。
夜、部屋に煙草をもらいに来た少女にジョンミンが「ずっと待っていたのに」と言います。少女は適当な返事をしたあと「車で音楽を聞きたい」と誘います。車に乗り音楽を聞いていた少女が、「私１９歳」と言いながら両足を上げ太ももをあらわにします。
じっと見つめるジョンミンに、「勃った？」と聞く少女が胸をはだけ「さわってみる」と誘います。触りたいジョンミンでしたが、結局触れませんでした。「明日帰る」と言うジョンミンに「残念ね」と少女が言って車を降ります。
ソウルに戻ったジョンミンは少女の事が頭から離れませんでした。実はジョンミンは、少女の下着を持ち帰っていたのでした。少女に会いたいジョンミンは、やめると言ったシナリオの仕事を受け、再び民宿に向います。
少女はオヤジに殴られ怒ってどこかに行きました。ジョンミンはオヤジに「半月ここにいる」と言って部屋に入ります。その夜、少女とニュースを見ていると、少女は足を広げてジョンミンを誘惑します。その様子をオヤジが覗き見していたのでした。
翌朝、オヤジが家の前で暴れたあげくバイクで出て行きました。パンの朝食を持ってきた少女が、はちみつを自分の太ももに落としてしまいます。パンティもあらわに太ももを拭く少女を見てジョンミンは興奮します。
その夜、ジョンミンは再び少女の入浴を覗きます。夕方３人で焼肉を食べながら酒を飲んでいるとオヤジが先に寝ます。すると少女が「ここから少し行ったところに、私だけの場所がある。そこでは全裸になって何でもできる、望むことは何でもできるの」と教えます。
翌朝、森へ入る少女をジョンミンが追います。すると少女は全裸になります。近くの小屋に入ると、寝転がるジョンミンに、少女は自分の名前はユミだと教え、乳房をすり寄せ吸わせます。
翌朝、少女は何もなかったかのように振る舞います。ジョンミンと会話が噛みあいません。ジョンミンは、夢だったのかもしれないと思いはじめます。ジョンミンの携帯が無くなります。携帯を探しながらジョンミンは「ユミ」と呼びます。すると「私の名前はユミじゃない」と言います。訳が分からなくなったジョンミンは、昨日行った場所に向います。
そこには動かないワゴン車があり、中でユミが誰かとＳＥＸしているのでした。ショックで部屋で寝ていたジョンミンのところへユミが入って来ます。ユミはジョンミンの股間をまさぐり口でいかせます。翌朝、再び何もなかったようにユミが振る舞います。頭が変になりそうなジョンミンは「ソウルに帰る」と言い出します。
ユミが隠していた携帯を出します。ジョンミンが「夢かどうか確かめてやる」と言ってユミをレイプしようとした時、オヤジが戻って来ました。クローゼットに隠れたジョンミンは、ユミの股間に顔をうずめるオヤジを見てしまいます。
その夜、風呂を覗いたジョンミンはＳＥＸをするユミを見てしまいます。車でソウルに帰ろうとしたジョンミンでしたが、やっぱり気になり昨日のワゴン車の場所に行きます。そこにはユミがいて「昨日風呂場で何をしていたのか」と聞きます。ユミは「あなたが風呂を覗いていたことは知っていた」と言います。
二人はワゴン車の中で遂に体を交え愛し合ったのでした。二人の愛は燃え、風呂場でも激しく愛し合います。ＳＥＸのあとジョンミンが「ここを出て一緒に暮らそう、君の為なら何でもする。あの男を警察に突き出そう」と言います。ユミは「じゃあ殺して」と頼みます。ジョンミンは「人殺しは出来ない、犯罪になる」と言います。ユミは手のひらを翻したように「あなたは未成年の私とＳＥＸした、これも犯罪よ。訴えればソウルの部屋から私の下着が出てくるでしょう。あなたの精子も入っているし」と逆に脅します。
その後、部屋で寝転がっていたジョンミンに「早く殺せ」と迫るユミ。遂に怒ったジョンミンがユミの首を絞めて殺そうとします。そこへオヤジが帰って来ます。「この男が殺そうとした」とユミが叫ぶと、オヤジはカマで襲いかかります。格闘の末、川を渡って逃げ出したジョンミンはワゴン車のところに来ていることに気づきます。やがてジョンミンは殺されワゴン車の下に埋められてしまいます。一方ユミは、名前を変え、新しい宿泊者の男に風呂を覗かせていました。
以上、映画「罠 少女の誘惑」のあらすじと結末でした。
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