トロン:レガシーの紹介:2010年アメリカ映画。1982年に上映された「トロン」の28年振りの新作になるのが本作です。デジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリンが創造した『トロン』というコンピューターの世界へ導かれた息子サムは、命を狙われながらも人類存亡を賭けた闘いに挑んでいくSFムービー大作。そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。CGを初めて使ったと言われる前作から時を越えて進化したCGを存分に使っているのが一番の見所になっています。惚れ惚れするような世界観に引き込まれてしまいそうになります。
監督:ジョセフ・コシンスキー 出演:ギャレット・ヘドランド(サム・フリン)、ジェフ・ブリッジス(ケヴィン・フリン)、オリヴィア・ワイルド(クオラ)、マイケル・シーン(キャスター)、ボー・ガレット(ジェム)、ブルース・ボックスライトナー(アラン・ブラッドリー)、ジェームズ・フレイン(ジャーヴィス)、オーウェン・ベスト(少年時代のサム)、ほか
映画「トロン:レガシー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トロン:レガシー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トロン:レガシーの予告編 動画
映画「トロン:レガシー」解説
この解説記事には映画「トロン:レガシー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トロン:レガシーのネタバレあらすじ:起
エンコム社のCEOだったケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジズ)が謎の失踪を遂げて20年の月日が経っていました。ケヴィンの息子サム(ギャレット・ヘドランド)が7歳の頃大好きだった父親が失踪したため彼は捨てられたと思い父を憎んでいました。そのため、エンコム社の後継ぎだったサムでしたが、なかなか経営には手を出して来なかったのです。
父の親友だったアラン(ブルース・ボックスライトナー)の持っていたポケベルに入った謎のメッセージを便りに、かつて父が経営していたゲームセンターにやってきたサム。そこには発光しているゲーム機があり、サムが近づくとゲーム機の中に吸い込まれてしまいました。そこはコンピューター内の電子世界「グリッド」だったのです。
トロン:レガシーのネタバレあらすじ:承
サムの心に幼い頃に聞いていた父の話が本当だった事を知り、もしかしたら再会できるのではないかと期待します。しかし、はぐれてプログラムとして削除の対象になったサムは連行され、はぐれプログラム達を戦わせて抹消しあうゲームに強制参加させられてしまいます。
サムは他のプログラム達と協力して健闘しますが、この世界の支配者クルーにより窮地に落とされてしまいます。絶体絶命のサムを救ったのは謎の美女クオラ(オリヴィア・ワイルド)でした。彼女に連れられてサムはトロンシティを脱出します。
トロン:レガシーのネタバレあらすじ:転
クオラがサムを連れていった先には父ケヴィンが待っていました。二人は感動の再会を果たします。ケヴィンはこのグリッドの世界を理想郷に作り上げようと、その相棒としてクルーを作成したのでした。
新たな電子生命体アイソーを作り出し、さらに理想郷に近づけようとしたときにアイソーの存在をよく思わないクルーが暴走、アイソー達を虐殺します。ケヴィンはアイソーの生き残りのクオラと共に荒野に逃げ、隠れるように暮らしていたのです。
トロン:レガシーの結末
サムは現実世界に帰ろうとケヴィンを促しますが、サムがここにやってきた経緯を聞いたケヴィンが、これをクルーの罠だと気付きます。グリッドの世界と現実世界を結ぶ「ポータル」。ケヴィンが持つポータルを通過するためのマスターキー的役割を果たすディスクを巡り、クルーは追手を送り込みました。サムはケヴィンとクオラを守りながら窮地を乗り越えていきます。
激しい争奪戦の末、ポータルまで辿り着き、ディスクを奪おうと妨害するクルーを撃破しますが、クルーを消滅させるにはケヴィンが再びクルーと融合する必要がありました。ケヴィンは融合の選択をし、成長したサムを誇らしく思いながら消滅していきます。ケヴィンのおかげでサムはクオラと現実世界に戻ることができました。
現実世界に戻ったサムはエンコム社を父ケヴィンの理想の会社にするべく会長に就任、クオラと共に力を合わせて行こうと誓うのでした。
以上、映画「トロン:レガシー」のあらすじと結末でした。
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