映画「絶対能力 FBIサイコメトラー捜査官」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
絶対能力 FBIサイコメトラー捜査官の紹介：2006年カナダ映画。証拠品を触ることで、その時の状況が脳裏に見えるという特殊能力を持つ、女FBI特別捜査官ベックが、ある家庭の一人娘ミーガンの誘拐事件を担当することになりました。そしてベックは事件を解決しますが、まだ納得がいかない事がありました・・・という内容のSF サスペンス映画です。
監督：ジョン・ステッド 出演者：ジェニファー・ビールス（ベック特別捜査官）、ジョナサン・ゴード（ハンター捜査官）、デビッド・ストーチ（マイク・ウォーターズ）、ショーナ・ブラック（ジュリア・ウォーターズ）、オリビア・バランタイン（ミーガン・ウォーターズ）、スチュアート・ヒューズ（ベン・トムリンソン）、シャロン・ルイス（デイビス捜査官）、ローラ・バンダーボート（キャロリン）ほか
この解説記事には映画「絶対能力 FBIサイコメトラー捜査官」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
山荘でFBI捜査官ターナーがベック特別捜査官の指令を受け、狙撃部隊を突入させました。しかし犯人のベンによってジュリアは射殺され、ベンも狙撃隊に射殺されました。それを聞いたベックががっくり肩を落としました。
この事件は3日前に遡ります。マイクはメトロダイン社というIT企業をベンと共同経営していました。この日からニューヨークへ株式公開の手続きのための3日間の出張でした。妻のジュリアとは最近うまくいっておらず、一人娘のミーガンが二人を繋いでいる状態でした。マイクは出張が終わったら旅行に行く約束をし、出張に出ました。そしてひと眠りしたジュリアが娘のミーガンの部屋に入ると、ミーガンの姿はなく、部屋の状況から明らかに誘拐されていました。
誘拐事件で呼び出されたベックは、早速ミーガンのいた部屋に入り、証拠品を触りました。ベックには証拠品に触ることにより、そのモノを触った人物や行動が見れると言う特殊能力がありました。そしてベックはスニーカーを履いた犯人が、テディベアのぬいぐるみを持ったままのミーガンを誘拐したを突き止めました。
このやり方にいつもデイビス捜査官は反感を持っていました。しかし相棒のハンターはベックを信頼していました。証拠品や、家族の映ったCD、ジュリアや出張から引き返したマイクから事情を聞き、3つのポイントが浮かび上がりました。
１つ目はメトロダイン社の株公開により会社に大金が入る事、2つ目は共同経営者のベンが幼女趣向が強く、数年前の幼女誘拐殺人事件と内容が酷似している事、そして3つ目はメトロダイン社が給与を支払っていたマリアという家政婦をジュリアが解雇して、マリアは現在所在不明という事でした。
気分転換に会社に出向いたマイクでしたが、この時ベンは脅迫を受けていました。実はベンはジュリアと不倫関係にあり、マイクを出張先で殺してもらうため、殺人依頼をしていました。しかし誘拐事件が発生したことで、マイクが急遽帰り、殺せなかった為、契約不履行で殺し屋から大金を支払うよう迫られていました。
一方、ベックとハンターは、ベンが犯人であるという確信を持って捜査を続けました。このことを知ってジュリアはこっそりベンに会いました。そしてベンに、マイク殺しが失敗したことで、「ミーガンを帰せ」と言いますが、ベンは誘拐はしていないと言いました。そのベンに殺し屋から『お前が誘拐犯に扮して、マイクから身代金を奪え』と指示があり、山荘へ行って変声器付きの携帯電話から電話をかけました。
この電話を聞いたジュリアは山荘へ向かいました。山荘にテディベアのぬいぐるみがあったことから、ベンともみ合いになり、冒頭の銃撃があり、二人とも死にました。ミーガンは戻らないものの、事件は解決し、ベックとハンターは、マイクにベンとジュリアの関係と、マイクを殺そうとしていたことなどを全て話しました。
マイクは会社の資産の取り分を受け取り、会社から退き、他の土地で暮らすと言いました。ベックはFBIをこれを機に辞め、療養すると言いました。そして自分の荷物を整理していた時、ハンターにまだ一つ引っかかることがあると言いました。ハンターは『もう解決済だ』と言いますが、ベックは証拠品の携帯電話などをもう一度触り集中しました。
するとそこに見えるのはマイクでした。全てマイクが仕組んだものでした。月日が経ち、ベックはチリにいました。太陽の下のテラスにはマイクとマリアがいました。そしてベックの前にはミーガンがいました。
以上、映画「絶対能力 FBIサイコメトラー捜査官」のあらすじと結末でした。
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