釣りバカ日誌8の紹介:1996年日本映画。スーさんはかつての親友の娘・榊和美に診療してもらったお礼に、福島県いわき市に投げ釣りに誘います。もちろんハマちゃんも一緒です。釣り場の案内にハマちゃんの釣りの弟子・湯川省平、通称博士が同行します。二人はお互いに一目惚れ。恋愛下手な二人のデートもなんとかうまく行き結婚へ。式の帰り、渓流釣りに出た釣りバカコンビは、なんと遭難してしまいます。山小屋に逃げ込んだ二人だが、救助によって二人の関係がばれてしまうのか。
監督:栗山富夫 出演:西田敏行(浜崎伝助)、三國連太郎(鈴木一之助)、浅田美代子(浜崎みち子)、柄本明(湯川省平)、室井滋(榊和美)、谷啓(佐々木課長)、ほか
映画「釣りバカ日誌8」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「釣りバカ日誌8」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「釣りバカ日誌8」解説
この解説記事には映画「釣りバカ日誌8」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
釣りバカ日誌8のネタバレあらすじ:起
はっちゃんの太田丸で、釣りバカコンビはスズキのルアー釣りに出ます。初めてのスーさんは釣具屋で揃えてもらったルアーをハマちゃんに見せます。今回必要のないルアーが沢山入っているので、いくらで買ったかを聞くと12万円ぐらいと聞いて驚きます。ハマちゃんは、自分のルアーはお手製で3500円ぐらいだと怒り気味に言います。ハマちゃんがルアーの投げ方を説明しているのにスーさんは聞いていません。スーさんが、いざ、ルアーを投げると、後ろのはっちゃんに引っかかります。針を取る為にスーさんははっちゃんの服をハサミで切ってしまいます。後ろでハマちゃんに当たりがあり、はっちゃんをほっといて見事なスズキを釣り上げます。鈴木建設会議室。重役会議で、会社が以前800万ドルで購入したフランスの城をフランスが250万ドルで買い戻したいと言って来ていると議案が出ます。重役は安すぎると思案顔。スーさんはも文化遺産を購入したのが間違いなんだからと、無料返還を支持します。会社全体が不景気のため節約ムードです。三課にハマちゃんが戻って来ます。ハマちゃんがコーヒーを頼むが経費節約のためありません。お茶もティーパック一個、氷を頼むが冷蔵庫は使用禁止。挙句の果てには、ハマちゃんの大便の回数が多いと注意されます。スーさんはトイレで便に血が混じっていたのを見ていた。社長室では、スーさんの旧友の娘である秘書の榊真理(西山由海)に三回忌の法要が終わったことを聞き、日曜に挨拶に行くと言います。浜崎家では、ハマちゃんがみち子さんと早く寝ようといちゃいちゃしていた所に電話がかかってきます。邪魔されたくないハマちゃんは、留守電に切り替えます。スピーカーから聞こえる声は、湯川省平ですと言う声。ハマちゃんの釣りの弟子で通称・博士です。ハマちゃんが電話にでて今どこにいるのかと聞くと、すぐ近くにいますと答えます。ハマちゃんが、駅なの?と言った時に、窓からのぞいている博士を見て驚きます。戸を開けたハマちゃんは、釣りの話を聞いてあげたいけどもう寝ようかなと言いかけたが、省平は釣り道具を持って上がりこみます。突然、釣りの仕掛けから釣り上げるまでのプロセスを話し始めます。そして、クーラーボックスを開けて釣果のホウボウを見せます。ハマちゃんが、このホウボウでお酒でも飲むかと言うと、博士は今日は帰りますと言います。釣った後アイデアが浮かんだと、難しい理論を話すので、ハマちゃんは寝るので帰るようにうながします。その後ハマちゃんとみち子さんは、合体。
釣りバカ日誌8のネタバレあらすじ:承
亡き旧友の榊家を訪ねたスーさんは、真理の姉である和美と久しぶりに会います。その時、スーさんの舌を見た和美は、大腸検査をしたことがあるかを尋ねます。和美の職業は医師でした。スーさんは、強引に和美から大腸検査を受けるように言われます。会社で、郡山出張所開設で転勤希望者が一名いると秘書から伝えられます。誰かと尋ねたら、ハマちゃんでした。ハマちゃんは、釣りが出来るから希望を出していたのです。スーさんは、当然、理由をつけて却下させます。その後、会社の秘書から、大腸検査の日にスケジュールを空にされたスーさんは、あきらめて病院で検査を受けます。営業三課では、ハマちゃんが机の上で、釣り道具の手入れをしています。郡山出張所への転勤願いを楽しみにしているハマちゃんに、佐々木課長が楽しそうに却下されたと伝えます。スーさんが、和美が勤めている聖ヨハネ総合病院に検査にきます。手こずらせますが、なんとか検査は終わり、ボリープが二つ見つかり、切除されました。後は、そのポリープの検査待ちです。和美から私は命の恩人ですねと言われて、スーさんは何かお礼をしないといけませんねと言います。好みの男性を聞くとどうもハマちゃんみたいな変わった人が好みのようでした。傍に、釣竿を見つけたスーさんは、和美が釣りをすることを知りました。和美が釣りに連れて行ってほしいと言ったのでスーさんは快諾しました。
釣りバカ日誌8のネタバレあらすじ:転
福島県いわき市の末続駅に到着した和美は、9時39分の電車はもう来ましたか?と傍にいた男に尋ねます。その男は博士でした。博士は、無表情に遅れていますと答え、和美に、お嬢さん釣りですか?と声をかけましたが無視されます。和美は、この格好なら釣りしかないでしょ、それにお嬢さんと呼ばれたくないと高飛車に言います。博士はなんて呼べばといいんですか?、おばさんですか?と言って余計に反感をかいます。そこに電車からスーさんが降りて来て和美が迎えます。後からハマちゃんが降りてきて博士が迎えます。和美と博士は、同じ仲間を待っていたんだと少し気まずそうに頭を下げます。浜辺に着いて、博士が風向きを調べ距離を計算すると、スーさんが頭は関係ないと言って博士の話を中断させます。和美に釣り名人と言われてスーさんが投げると、針が服に引っかかり失敗します。それを見た三人は、黙ってそれぞれ投げ込みスタンバイします。博士の竿に当たりが出ているが、博士は本を読んで動かない。隣で和美が知らせるが、本が面白いところだからと動かないので、和美がリールを巻きます。最初は手ごたえが軽く、テンコチだろうと言っていたのが、強い引きに変わり、テンコチにヒラメが食いついたようです。そのまま和美がリールを巻き、後ろから博士が竿を支えてやります。ヒラメが釣りあがった勢いで、二人とも倒れ重なり合います。夜の宴会でハマちゃんが美空ひばりの真似で髪飾り、白塗り、派手な着物姿で歌います。スーさんは無造作に酒をついでやります、和美は大笑いして博士に当たり会釈します。社長室に和美が検査報告に来ています。和美はスーさんに博士の連絡先を尋ねます。スーさんは、変わり者と変わり者が引っ付くと反発すると説明すると、和美は恥ずかしそうに出て行きます。スーさんは、和美が本気だと気づきます。スーさんは、ハマちゃんに電話して事情を説明します。夜になり、ハマちゃんは博士の家を尋ねて、和美の印象を聞きます。そして博士のうっとりした顔を見て理解します。ハマちゃんが、和美がデートしてみたいと伝えると博士はその場で倒れてしまいます。二人のデートはぎくしゃくしながら進み、博士が愛の唄を歌い愛が生まれます。二人の結婚式はいわき駅前で行いました。
釣りバカ日誌8の結末
釣りバカコンビは、送り出しの車と同時に渓流釣りに行きます。タクシーに午後4時に迎えを頼み、川に入ります。川奥に釣り進みますが、天気が悪くなります。帰ろうとした時に、スーさんが岩に足を挟んで怪我をします。雨が降り、ハマちゃんが背負って歩きますがばててしまいます。なんとか山小屋に避難して焚き火をしますが、食べ物がありません。キノコを見つけて焚き火の火であぶり食べます。ヤマンバの話をしていると、お互いの顔がヤマンバに見えて気を失います。タクシー会社から会社に連絡が入ります。朝になり、捜索隊の声に重役たちの声を聞いた二人は、関係がばれるのを恐れます。ハマちゃんだけが変装して山を降りますが、途中で佐々木課長の呼びかけに返事をして騒ぎになります。会議室、ハマちゃんはまた懲罰委員会に呼び出されます。佐々木課長がハマちゃんのことを歯車の潤滑油に例えて弁護します。しかし重役連中は承知しません。そんな時に、ベルギーから町長がお礼の挨拶に来ました。挨拶の後、彼の妻が日本で小さな竿を貰ったが、何を釣るのか聞いてきましたが、誰も知りません。ハマちゃんが呼ばれ、タナゴ釣りの竿だと説明しました。スーさんが、ハマちゃんに町長の接待役を任命したことにより首は繋がりました。浜崎家で、スーさんが目を覚まします。今日はタナゴ釣りに出かけます。バスで目的地に着いて、釣り開始。二人はのんびり居眠りしながら幸せそうに釣りを続けます。
この映画の感想を投稿する