うつつの紹介:2001年日本映画。突然見知らぬ女性にあなたの奥さんは私の夫と不倫をしていると言われた隆一は、その女の魅力に魅かれどんどん罠にはまってゆくというサスペンス映画です。
監督:当摩寿史 出演:佐藤浩市(池島隆一)、大塚寧々(池島公美子)、小島聖(斉藤陽一郎)、宮沢りえ(小原幾子)、大杉漣(長田勤)、ほか
映画「うつつ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「うつつ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「うつつ」解説
この解説記事には映画「うつつ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
うつつのネタバレあらすじ:起
結婚7年目を迎えるが子供のいない隆一と公美子夫妻でした。妻の公美子が同窓会旅行に行ったその夜は雨が降っていました。隆一は濡れながら帰ろうとするとそこに傘を差し出す着物を着た女性がいました。小原幾子でした。歩きながら幾子は隆一の妻が自分の夫と不倫をしていると告げます。まったく信用しなかった隆一でしたが、幾子があまりにも自分たちの行動を知っているので疑い始めました。そして妻公美子のいない部屋に幾子を招き入れた隆一でした。そこで幾子の口から私たちも不倫をして仕返ししましょうと言う言葉に乗せられ隆一は幾子と関係を持ってしまいました。
うつつのネタバレあらすじ:承
その後隆一と幾子は逢うようになりました。そして幾子は隆一の出張の時に隆一のマンションで二人は不倫をしているといいます。そこで隆一は嘘の出張を段取りして確認することにしました。その当日の夜、自宅マンションの前を見ると幾子の夫の車が止まっていました。半信半疑だったものが確信に変わったような感じがしました。後で隆一は妻の公美子に自分が出張に行っていた間何をしていたかを問いただしました。公美子は少しうろたえながら上の階の智美に会っていたと言います。智美は自分たちの加入している保険外交員でした。
うつつのネタバレあらすじ:転
完全に公美子が不倫をしていると確信した隆一は幾子と一緒になることを考えます。そして幾子が保険金の受取人を自分に変えてくださいと言う言葉に疑いもせず受取人変更を行いました。変更したのは智美でした。そして隆一は幾子の言うがまま公美子に復讐することにしました。嘘の出張をして、帰るはずのない日に帰って来ました。戸惑う公美子は夕食は無いといい何処かに電話をし始めました。その時隆一が公美子を殴打し殺して逃げました。隆一は幾子の作戦通り、幾子の夫が第一発見者となり犯人は幾子の夫の英介になる予定でした。しかし発見したのは保険外交員の智美でした。智美は公美子と仲良しで合鍵を持っているので鍵を開けて入って発見したと言いました。実は隆一は鍵をかけずに逃げたので、合鍵で鍵を開けたと言う智美に隆一は疑いを持ち始めました。幾子の夫は智美と不倫するために、自分達の部屋を使ったのではないかと思ったのです。隆一は智美の部屋に行きました。体の不自由な夫の勤がいました。逆に智美と勤に罵倒され追い出されました。隆一は幾子の携帯に電話するものの出ませんでした。
うつつの結末
そして真実を聞かされました。隆一が出張中に幾子の夫の英介が公美子を訪ね、あなたの夫は私の妻と不倫をしていると言って幾子が自分にしたことと同じことを公美子にしていたのです。そして関係を持ち保険金の受取人も変更していました。隆一と公美子達は夫婦揃って幾子夫婦に保険金詐欺で騙されていたのです。そして隆一は自白して投獄されました。同じころ幾子夫婦は隆一のマンションの近所で経営するバーで笑顔を見せていました。その時隆一はバーで目を覚ましました。夢ったのです。隆一は雨の中自宅に戻ります。その時傘をさしかける女性がいました。幾子ではありません。隆一は自宅に戻りました。出張のはずだったのにと公美子が戸惑っています。電話をかけようとする公美子でしたが隆一に邪魔されます。そして隆一はスーツを脱いでいました。その時公美子がスタンドで隆一を一撃しました。
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