私をスキーに連れてっての紹介:1987年日本映画。スキーの腕前はプロレベルながら恋には奥手で会社では冴えない男は、スキー場で知り合った女性と恋に落ちる姿を描いたトレンディードラマで、バブル経済時代に公開され一大スキーブームに一役買った作品です。
監督:馬場康夫 出演者:原田知世(池上優)、三上博史(矢野文男)、布施博(泉和彦)、原田貴和子(佐藤真理子)、沖田浩之(小杉正明)ほか
映画「私をスキーに連れてって」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「私をスキーに連れてって」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「私をスキーに連れてって」解説
この解説記事には映画「私をスキーに連れてって」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
私をスキーに連れてってのネタバレあらすじ:起
商社勤めのサラリーマン、矢野文男(三上博史)は仕事もいまいちパッとせず、恋愛にも奥手な冴えない男ですが、大学時代からスキー選手として鳴らしてきた腕前は誰もが認めるトッププロレベルという一面を持っています。矢野は部外者ながらもその趣味が高じて、元ワールドカップ選手だった田山(田中邦衛)が手掛けるスキー用品ブランド「サロット」の販売を手伝ったりしていました。クリスマスの日、矢野は「サロット」の新製品のテストも兼ねて、外科医の泉(布施博)やバイクショップ勤務の小杉(沖田博之)、真理子(原田貴和子)やヒロコ(高橋ひとみ)といったスキー仲間と共に雪山に出かけました。
私をスキーに連れてってのネタバレあらすじ:承
いつものように仲間らとスキーを楽しんでいた矢野は、雪に埋もれてもがいている池上優(原田知世)という女性を助け、矢野は即座に一目惚れしてしまいます。別れ際、勇気を振り絞った矢野は思い切って電話番号を聞き出そうとしましたが、警戒した優はデタラメの番号を教えてしまいます。東京へ戻った矢野は電話をかけるも当然繋がらず、優と会えず落ち込んでいました。そんなある日、矢野はやっつけ仕事のミスが発覚して常務に呼び出され、何とお茶を汲んでいた優とばったり再会してしまいます。優は矢野と同じ会社の秘書課に勤めていたのです。
私をスキーに連れてってのネタバレあらすじ:転
話を聞いたヒロコは保険の外交員を装って矢野の会社に入り込み、矢野を優の元に引き合わせます。矢野は大晦日に一緒に万座へスキーに行こうと誘いますが、優は既に友人の恭代(鳥越マリ)と志賀高原のスキー場に行く予定を入れていました。当日、万座に着いた矢野はやはり優に会いたくなり、思い切ってい志賀まで5時間の道のりを行くことを決め、一方の優も恭代の車を借りて万座に向かいます。そして途中で二人は鉢合せし、そのまま年越しを迎えました。晴れて交際をスタートした二人でしたが、矢野は「サロット」を手伝うあまり中々会う時間を作れないでいました。そんなある日、「サロット」の新作ウエアの発表会が、バレンタインデーに万座のスキー場で行われることになります。
私をスキーに連れてっての結末
矢野はせめてバレンタインくらいは優と一緒にいてあげようと、田山の計らいで新作ウエアを借り受け、優や仲間たちと志賀でスキーを楽しんでいました。ところが、万座ではアクシデントにより発表用のウエアが一着も届いておらず、頼みの綱は矢野たちが今まさに着ているもののみ。優は意を決してスキーで志賀から万座越えを決行、事態を知った矢野も後を追います。途中で矢野と優は仲間たちと合流、何とか万座に辿り着きますが発表会場は誰もおらず、間に合わなかったかと思ったその時、先に着いていた真理子とヒロコがモデルを買って出て野外で撮影会に臨んでいたところでした。「サロット」のペアルックを着た矢野と優も写真撮影に応じ、その場で優は矢野にバレンタインのチョコレートを手渡しました。
以上、映画「私をスキーに連れてって」のあらすじと結末でした。
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