ホワイトアウトの紹介:2009年アメリカ映画。グレッグ・ルッカの同名小説『ホワイトアウト』の映画化作品で、極寒の南極大陸を舞台に、米国観測基地で任務に就く女性捜査官が殺人事件の真相に迫るスリラーサスペンスです。
監督:ドミニク・セナ 出演者:ケイト・ベッキンセール(キャリー・ステッコ)、トム・スケリット(ジョン・フューリー)、アレックス・オロックリン(ラッセル・ヘーデン)、コロンバス・ショート(デルフィ)、ガブリエル・マクト(ロバート・プライス)ほか
映画「ホワイトアウト(2009年アメリカ)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホワイトアウト(2009年アメリカ)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホワイトアウト(2009年)の予告編 動画
映画「ホワイトアウト(2009年アメリカ)」解説
この解説記事には映画「ホワイトアウト(2009年アメリカ)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホワイトアウト(2009年)のネタバレあらすじ:起
50年前、南極の上空を飛行していたソ連の輸送機の中で男が突然発砲、輸送機は大陸に墜落、消息を絶ちます。そして現在、南極点付近に位置する米国観測基地「アムンゼン・スコット」で保安官の任に就いていたキャリー(ケイト・ベッキンセール)は2年間の任期を終え、3日後に帰国する予定でした。この機を逃せば6ヶ月間も極寒の時期が訪れるのです。ところが、帰国の荷造りをするキャリーのもとに「死体が発見された」と連絡が入り、キャリーは医師のフューリー(トム・スケリット)と、輸送機パイロットのデルフィ(コロンバス・ショート)と共に、現場となった米軍観測基地とロシアのヴォストーク基地の間にある氷床へと向かいます。
ホワイトアウト(2009年)のネタバレあらすじ:承
遺体は米国地質学者のワイズという男で、雪山装備は一切なく、アイスピッケルのような物で胸を刺された致命傷のほかにも足に不自然な縫合痕が発見されました。そんな時、ムーニーという男から基地に連絡が入ります。全てを知りたければヴォストーク基地に来いというムーニーの指示に従い、現地に向かうとムーニーはワイズと同じ手口で殺害されており、間もなくキャリーは全身を防寒具で覆った謎の男に襲われ、何とか逃げますが指に重傷を負ってしまいます。基地で治療後、キャリーはワイズが死の直前に調査していた隕石の調査現場に雪上車で向かいますが、キャリーは穴に落ちてしまいます。そこには50年前に墜落した旧ソ連の輸送機があり、中には乗員の遺体がありましたが、積荷は行方不明になっていました。
ホワイトアウト(2009年)のネタバレあらすじ:転
キャリーの指は凍傷により壊死が悪化、切断しなければ腕全体を失うというフューリーの診断を受け入れ、キャリーはやむなく指を切断します。しかし、事件が未解決のまま最終便は飛び立ってしまい、南極にはキャリーとフューリー、デルフィ、国連職員のプライス、そして犯人の5人だけが取り残されました。そこにムーニーを殺してキャリーを襲ったあの男・ラッセルが再び現れます。ホワイトアウトで視界が全く見えない中、キャリーはラッセルと壮絶な格闘を繰り広げ、何とか暴風で吹き飛ばしてラッセルを倒します。
ホワイトアウト(2009年)の結末
しかしラッセルの手荷物を調べると、カプセルの中身はキャンディにすり替えられており、キャリーは、手術したばかりの自分の手の縫合痕がワイズの傷と一致していることに気付き、もうひとり共犯者がいることを確信します。キャリーは再び遺体の縫合痕を調べると、その体内にはダイヤモンドが隠されていました。その時、彼女の前にフューリーが現れ、輸送機からダイヤモンドを盗もうとしたことと、運搬のために遺体を利用したことを告げると、フューリーはホワイトアウトの中に飛び込んで姿を消します。半年後、ようやくキャリーらのもとに交代要員が到着しました。空には美しいオーロラが輝いていました。
以上、映画ホワイトアウトのあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する