YAMAKASI ヤマカシの紹介:2001年フランス映画。驚異的な運動能力を駆使し、パリの街中のビルからビルへと昇り降り駆け回る集団ヤマカシ。そんな彼らを真似しようとして大怪我をしてしまった少年のためにヤマカシが危険な賭けに出る。リュック・ベッソンが手掛けたアクションシーンも秀逸。
監督:アリエル・ゼトゥン 出演:YAMAKASI、マエル・カモウン(ヴァンサン)、ブリュノ・フランデル(ミシュラン)、アフィダ・ターリ(ファティマ)、チョウ・ベル・ディン(エース)、ウィリアムズ・ベル(スパイダー)、マリク・ディウフ(イタチ)、シャルル・ペリエール(ブル)、ヤン・ノウトゥラ(ジクミュ)、ギレイン・ヌグバ・ボイェケ(ロケット)、ロラン・ピエモンテージ(タンゴ)、ほか
映画「YAMAKASI ヤマカシ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「YAMAKASI ヤマカシ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
YAMAKASI ヤマカシの予告編 動画
映画「YAMAKASI ヤマカシ」解説
この解説記事には映画「YAMAKASI ヤマカシ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
YAMAKASI ヤマカシのネタバレあらすじ:起
パリで活躍するパルクール集団「ヤマカシ」は、体一つで高いビルを登り、ビルの屋上から屋上へと飛び移っていきます。
メンバーは7人、リーダー格のブル、イタチ、エース、タンゴ、ロケット、スパイダー、ジクミュ。彼らは街中を走り、飛び、登り、おのおののスタイルを貫いています。
大人達は彼らを”危険な集団”と白い目で見ていました。警察も素早い彼らをなかなか捕まえることが出来ずにいます。しかし、ヤマカシはそのクールな行動から、若者や子供からは神聖視され、ヒーローとして扱われていたのです。
YAMAKASI ヤマカシのネタバレあらすじ:承
そんなある日、ヤマカシと唯一繋がりのある刑事の恋人の弟で、彼らに憧れるジャメル少年が周りに煽られてヤマカシの真似をしようと木に登ってしまい、心臓病を患っていたジャメルは途中で発作を起こし倒れてしまうのです。
病院に運ばれたジャメルは命は取り留めますが、ジャメルには緊急手術が必要で、24時間以内に手術しないと死んでしまうというのです。
さらに、国内にはいない臓器提供者を探すリストに載せるための費用に、40万フラン払わなければならず、用意できなければ手術はしないと、ジャメルの母親は言われてしまいます。
YAMAKASI ヤマカシのネタバレあらすじ:転
途方も無い金額を提示されたジャメルの母親は、卒倒しショックを受けてしまいました。病院も、膨大すぎる金額に寄り添う素振りもみせてくれません。
母親はそのショックで自暴自棄になり、ふと身を投げようとした所をヤマカシが見つけ、見事な連携で母親を救います。しかし、ジャメルがこんな事になった直接の原因であるヤマカシに、良い顔はされませんでした。
せっかく助けたのにと憤り、不平を漏らすメンバーもいましたが、自分達にも責任があるとその大金をどうにかしようと立ち上がったのです。
YAMAKASI ヤマカシの結末
彼らが目をつけたのは、金でしか動こうとしない強欲な医師や理事達でした。医師達の家に忍び込み、金を盗んでしまおうというのです。
私欲で懐を肥やしている金持ち達から盗んだお金でジャメルを助ける、限られた時間はあとわずかです。早速取り掛かり、見事な技と手口で忍び込んだ豪邸で、金目のものを物色します。
さすがの警察も黙ってはいません。みすみす盗まれてはいけないと、懸命にヤマカシを追います。そんな警察の目を逃れながら、ヤマカシは見事に大金を掴み、ジャメルを救うことができました。
その後、ヤマカシ達は警察に捕まりそうになりますが、ヤマカシと繋がりのある刑事が彼らを釈放するように手を回し、無事釈放させました。
刑事は仕事を辞め、大きなヤマをやり遂げたヤマカシメンバー達とパーティーで大いに喜びました。
以上、映画「YAMAKASI ヤマカシ」のあらすじと結末でした。
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