クリビアにおまかせ!の紹介:2002年オランダ映画。「静かな」療養ホームを運営している看護婦クリビア。ところが個性的な面々が集うホームは毎日てんやわんやの大騒ぎ。大家さんはかんかんになってクリビアたちを追い出そうとします。毎日楽しくがモットーのクリビアたちはどう立ち向かうのでしょうか?素敵な歌と踊りで繰り広げられるミュージカル・コメディです。
監督:ピーター・クラマー 出演者:クリビア(ルス・ルカ)、ボーデフォル(パウル・R・コーイ)、イェット(チツケ・ライディンハ)、ヘリット(ワルデマル・トーレンストラ)、ワウター(パウル・ドゥ・レウ)ほか
映画「クリビアにおまかせ!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「クリビアにおまかせ!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「クリビアにおまかせ!」解説
この解説記事には映画「クリビアにおまかせ!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
クリビアにおまかせ!のネタバレあらすじ:起
個性的な面々が暮らす療養所、クリビアホーム。みんな毎日楽しくのびのびと生活しています。しかし、「紙より薄い」ホームの壁のせいで隣の大家、ボーデフォルは騒音にカンカンです。何かと理由をつけては訴えを起こし、クリビアたちを追い出そうとします。
クリビアにおまかせ!のネタバレあらすじ:承
ある雨の日、ホームの住人で踊り子のイェットが帰り道に青年ヘリットと出会います。ヘリットには高価な物を盗んでしまうという悪癖がありました。イェットをホームまで送り届けたヘリットは、隣のボーデフォルの部屋に目を付け、その夜に忍び込み腕時計を盗んでしまったのでした。庭伝いにクリビアの部屋へ逃げたヘリットでしたが、すぐに見つかってしまいます。クリビアは彼をホームに住まわせ、悪癖を直すよう勧めるのでした。 時を同じくして、ボーデフォルの家の前に彼のかつての旅行仲間ワウターも引越してきますが、けんか別れしたらしく、意地っ張りな彼は挨拶もまともにしようとしません。 ある日、ホームの住人のひとり、通称博士が「悪人を善人に変えてしまう薬」の発明に成功したのです。博士は薬の効果を、事もあろうにボーデフォルの飼い猫で試し、何度目かの法廷の場でついにボーデフォルにも飲ませてしまいます。
クリビアにおまかせ!のネタバレあらすじ:転
すっかり善人になってしまったボーデフォル。みんなを家に招いて盛大なパーティーを開きます。意地を張って会わずにいた近所の旧友ワウターも招いて、思い出話に花を咲かせます。 しかしパーティーの途中、クリビアは猫で試した薬の効果が切れるところを目撃してしまったのです。案の定、ボーデフォルの薬の効果も切れてしまい、みんなを大声で怒鳴り散らす意地悪な大家さんに戻ってしまいました。さらに悪い偶然が重なり、ボーデフォルの大事な置き時計が盗まれ、その罪をクリビアが被る事になってしまったのです。法廷での判決で、クリビアたちは即刻立ち退きを命じられてしまいました。
クリビアにおまかせ!の結末
慌ただしく立ち退きの準備が進行するなかで、近所の住民たちがクリビアにお別れの言葉を言いに集まってきます。中にはワウターもいて、みんな残念そうに別れを惜しんでいます。それを見ていたボーデフォルは急に寂しくなり、自分が今まで邪見に扱っていた物の大切さに気づきました。自分の行いを反省し、壁を壊してもっと大きなホームを作ろうとクリビアに申し出るのでした。 そして「クリビア・ボーデフォルホーム」という看板を掲げ、盛大に楽しく好きなことをやれる場所になったのです。
この映画の感想を投稿する