映画「エアフォース・ワン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
エアフォース・ワンの紹介：1997年アメリカ映画。ハリソン・フォード主演の1997年に製作されたハリウッド映画です。ハリソン・フォード主演の代表作の一つとされており、アカデミー賞、編集賞、音響賞にノミネートされました。この映画を今見ても古いという感覚は起きません。設定は違っても、これからも、もしかしたら起こりそうな出来事かもしれないと思わせられます。主演のハリソン。フォードは裏切ることなく、正義感あふれる大統領を演じています。
監督: ウォルフガング・ペーターゼン 出演者: ハリソン・フォード( ジェイムズ・マーシャル大統領)、ゲイリー・オールドマン(イワン・コルシュノフ（テロリスト）)、グレン・クローズ（キャサリン・ベネット副大統領)、ウェンディ・クルーソン( グレイス・マーシャル（大統領夫人）)、リーセル・マシューズ(アリス・マーシャル)ほか
この解説記事には映画「エアフォース・ワン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
主人公であるアメリカ合衆国の大統領・ ジェイムズ・マーシャル大統領は、訪問先のロシアの歓迎パーティで自分の言葉で演説します。用意された原稿はありましたが、大統領は自分の言葉で、決してテロには屈しないことを強調します。側近たちはあまり刺激のある言葉は使わないように指示していましたが、大統領は正義感に強く、暴力や脅迫に、いかなることがあっても屈しないという、ポリシーを持っていました。大統領は演説を終えて、家族と側近たちとマスコミを連れて、大統領専用機「エア・フォース・ワン」でアメリカへと戻ります。しかしその飛行機の中にロシアの過激派テロ集団が紛れ込んでいました。なんと、彼らを手引きした中に、大統領の側近の一人がいました。しかし誰もそのことに気づかず、しばし穏やかに飛行機の旅を楽しんでいました。
大統領が飛行機の中で家族とくつろいでいると、飛行機はテロ集団に襲われて、何人かの同乗者が撃たれてしまいます。テロ集団は飛行機をハイジャックし、機長を撃って操縦かんも奪われてしまいます。アメリカでは副大統領が知らせを受けて対応に追われます。大統領は脱出用カプセルで飛行機から脱したと見せかけて、家族と仲間を守るため飛行機に残ります。テロのリーダーは大統領を逃してしまったと思い、悔しがります。大統領の家族の命と引き換えに、副大統領にテロ組織のリーダーを釈放するように、取引きを持ちかけます。
飛行機の中では大統領の家族や大統領の側近たちが、一かたまりにされ拘束されていました。副大統領は機内の人質の命を守るため、テロ組織のリーダーを釈放しようとしますが、それはロシアや中東地域を困乱させることと等しいことでした。周りから止められ、手をこまねいていると、テロリストたちにより、人質は一人一人殺されていきます。飛行機の地下付近に潜んでいた大統領は、事態を打開するため行動を起こします。外部と通信を取ることに成功した大統領でしたが、テロ集団に見つかってしまいます。
事態は悪くなる一方で、アメリカ政府は仕方なくテロ組織のリーダーを釈放します。その模様を聞いたハイジャック犯は喜びます。そしてこれからも大統領とその家族を人質にとり、自分たちの希望を叶えると宣言します。大統領は拘束されながらも、軍の飛行機がエア・フォース・ワンを攻撃するように指示を出します。攻撃を受けたエア・フォース・ワンは墜落の危機を迎えます。軍の専用機で脱出することを試みますが、当然のことながらテロ集団に邪魔をされ攻撃されます。しかし大統領は自ら戦い、テロ集団達を飛行機の外へ追い出します。そしてテロ集団の組織のリーダーの釈放はそう見せかけただけだと言います。テロ集団はいなくなりましたが、飛行機の墜落の可能性は高くなり、一人一人軍の飛行機へロープで脱出させることになります。
大統領は一番に救わなければなりませんでしたが、彼は家族や仲間を優先的に助けようとします。一人ずつ助け出されますが、あと3人というところで、裏切り物が副機長と救助隊員を撃ちます。裏切り者は長年大統領に仕えてきた側近でした。彼はテロ組織と通じており、大統領の命を狙っていたのでした。彼と大統領は命をかけて戦います。裏切り者にショックを受けながら、決死の覚悟で戦います。大統領は戦いに勝つことができ、無事に救助されます。大統領は軍の飛行機で家族と再会でき、涙を流します。全米が大統領救出のニュースに歓喜します。しかし大統領である彼の闘いは、まだまだ続いていくのでした。
以上、「エアフォース・ワン」のあらすじと結末でした。
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