ビー・ムービーの紹介:2007年アメリカ映画。ドリームワークス制作。大学を卒業しいよいよ念願のハチミツ工場に勤める事になったバリー。しかし一度決めた仕事を今後一生変えることが出来ないと知ったバリーは受粉レンジャーとなり外の世界へ飛び立つことに。そして人間の住むその世界である人物と出会い彼の運命は大きく変わっていく。
監督:スティーヴ・ヒックナー サイモン・J・スミス 声の出演:バリー(ジェリー・サインフェルド) ヴァネッサ(レネー・ゼルウィガー) アダム(マシュー・ブロデリック)ほか
映画「ビー・ムービー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ビー・ムービー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ビー・ムービー」解説
この解説記事には映画「ビー・ムービー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ビー・ムービーのネタバレあらすじ:外へ
卒業式の朝、バリーはいつもの服に身を包み家をでた。そして親友のアダムと共に大学の卒業式に出席する。式が終わるやすぐにこれから働く職場へ見学に行くことになる。この街にはハチ達にとって何より大切なハチミツ工場があった。そしてそこで働くことはハチ達にとってとても価値のあるものだった。しかしバリーには疑問があった。一生を同じ事をやり続ける、それが本当に幸せなのかと。次の日バリーは工場の前で考えた末その場を後にすることにした。そして彼は唯一外の世界へ出る事が出来る受粉レンジャーとして外へ行く事を決意する。彼らの大事な仕事はハチミツ取りと花粉散布。ベテランレンジャーにまざり広大な世界を飛び回るバリーは興奮していた。しかし興味本位で見慣れぬ球を触った事により事態は急変する。
ビー・ムービーのネタバレあらすじ:人間の世界
バリーが触ったのはテニスボールだった。体がくっついてしまい離れられないまま彼は広大な世界に一人放りだされてしまった。なんとか自由に動けるようになった時、次に彼を待っていたのは大粒の雨だった。そして逃れるように辿り着いた先はある人間の家。その家の人間に見つかってしまい殺されそうになってしまった所をその家に住むヴァネッサに助けられる。優しく外へ出してくれたヴァネッサだったがお礼を言うためバリーはもう一度彼女に会いに行く事に。掟を破り人間に話しかけてしまうバリーに初めは驚いていたヴァネッサだったが二人は次第に打ち解ける。人間の世界に興味を持つバリーはヴァネッサと行動を共にし、ある時スーパーで売られているハチミツを目撃する。ハチにとって大事なハチミツがどうして人間の世界にあるのか疑問に思ったバリーはハチミツを作っているという農場へ行くことにした。
ビー・ムービーのネタバレあらすじ:裁判
バリーが農場で目にしたものは衝撃的なものだった。そこではたくさんのハチ達が人間の手によって強制的に働かせられていた。その事実を知ったバリーはヴァネッサの協力でその農場の経営者を相手に裁判を起こすことにした。バリーの話しを聞いた他のハチ達も裁判に加わり無事勝つことができた。そして人間の世界から大量のハチミツが返された。ハチ達の住む街のハチミツ工場は止まってしまった。大量のハチミツが返って来たことにより必要が無くなってしまったのだ。そしてそれに伴いハチ達も働くことを辞め悠々自適な生活を送っていた。その頃人間の世界では異変が起きていた。ハチ達が行動を辞めたことにより街中の植物がことごとく枯れてしまったのだ。その事実を知ったバリーは強く責任を感じていた。
ビー・ムービーの結末:希望のバラ
ある場所でフラワーコンテストが開かれる事を知ったバリーはヴァネッサと二人その場所へと急いだ。そこではコンテストの為に数々の花が用意されていた。バリーとヴァネッサはその中から大量のバラを見つけ会場から運び出した。このバラの花粉が街の最後の希望だった。飛行機に乗り込んだ二人は後は到着を待つばかりでほっとしていた。そこへアナウンスがなった。悪天候のため到着が数時間遅れると。それでは花が持たないと思ったバリーは操縦室に向かった。そこで機長に直接お願いしようと思ったのバリーだったが操縦室にハチが入ったことでパニックになり機長は気絶してしまう。ヴァネッサが入りハンドルを握るもどうにもならず絶望的だった。そこへ応援が現れた。バリーの仲間達だった。街中のハチ達が力を合わせ飛行機の元へとやってきた。無事に着陸することができ花も無事だった。そしてバラの花粉を街にまくと街は瞬く間にかつての姿を取り戻し始めた。
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