映画「キック・アス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
キック・アスの紹介：2010年イギリス,アメリカ映画。なぜこの時代にヒーローはいないのか？そんな疑問を持ち続けていた少年が自称ヒーローになりすまし、世界を救うのか！？コミックが原作の痛快サクセスムービーです。
監督：マシュー・ヴォーン 出演：アーロン・ジョンソン（デイヴ・リズースキー / キック・アス）、クロエ・グレース・モレッツ（ミンディ・マクレイディ / ヒット・ガール）、クリストファー・ミンツ＝プラッセ（クリス・ダミーコ / レッド・ミスト）、ニコラス・ケイジ（デイモン・マクレイディ / ビッグ・ダディ）、マーク・ストロング（フランク・ダミーコ）、リンジー・フォンセカ（ケイティ・ドーマ）、ほか
この解説記事には映画「キック・アス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
誰しもがいつかヒーローになりたいと憧れているはず・・・そんなどこかの誰かが高層ビルから飛ぼうと思い、落下します。高校生デイヴもそんなヒーローに憧れを抱く一人でした。
でも見た目はさえないオタク野郎で、特技は女子から見えない事のデイヴはヒーローから一番遠い存在でした。そんな自分を変えたくてデイヴは、インターネットで購入した全身スーツを身に着けて、自分をキックアスと名乗り、ヒーローになる練習をします。
ある特訓の帰り道、早速車上荒らしをしている悪党を見付けます。撃退を試みるも返り討ちに遭い、ナイフで刺され、更に意識がもうろうとする中、車に轢かれ、瀕死の重傷を負います。
退院したデイヴは前と変わらぬデイヴでした。怪我の後遺症で神経がいかれ、痛みを感じなくなっただけです。しかも発見時、急いでスーツを脱ぎ全裸だった為、ゲイだと疑惑を持たれてしまいました。
しかし、デイヴの心の中でヒーローになりたい気持ちは変わっていませんでした。もう一つ変わった事と言えば、ゲイだと思われたことでずっと心を寄せていたケイティと距離が縮まった事です。
ある夜、いつも通りヒーロー活動をしていたデイヴの前に、複数の男性に追われている男性を発見します。何とか撃退し、助けを呼ぶよう促すデイヴでしたが、その動画がネットにアップされてしまい、キック・アスは一躍有名になります。
有頂天のデイヴにケイティからある相談が入ります。それは麻薬の売人に悩まされているというものでした。キック・アスに相談するよと、スーツに着替えて現場に赴いた彼に目の前に現れたのは、複数の売人たちでした。
窮地に追い詰められたキックアスの前に現れたのはマスクを付けたヒットガールでした。一瞬で売人たちを倒してしまい、その場から去ります。
後日デイヴの前にヒットガールとビッグ・ダディが現れます。もうヒーローに恐怖を感じていたビッグ・ダディでしたが、ヒットガールに励まされ、続ける事を決意します。そして困った時のために二人への秘密の連絡先を教えます。
その頃、マフィアのボス、フランク・ダミーコは仲間たちを殺したのがキック・アスだと思い込み、キック・アス抹殺計画を企みます。
フランクは息子クリスから案があると言われます、それはクリスがレッド・ミストというヒーローになりきり、キック・アスをおびき寄せる作戦でした。作戦は成功し、レッド・ミストはフランクの部下が待ち構える工場でキック・アスの抹殺を試みます。
しかし、二人の目に飛び込んできたのは、変わり果てた子分達の遺体でした。工場は爆発し、証拠が無いように思われましたが、クリスが隠していたカメラに記録が残っていました。それは子分達を次々倒すビッグ・ダディの姿でした。フランクは怒りをあらわにし、ビッグ・ダディ抹殺へと計画を変更します。
後日、今度はレッド・ミストが言葉巧みにキック・アスを騙し、ビッグ・ダディ達をおびき寄せました。ヒットガールは逃げ切れたものの、ビッグ・ダディとキック・アスは捕らえられ、公開処刑されます。
拷問され、火を付けられ、リンチされている所にヒットガールが現れ、二人を救出します。しかしビッグ・ダディは手遅れで、最後の言葉をヒットガールに残します。そこでキック・アスは二人の本当の目的がフランク抹殺であることを悟ります。
キック・アスへの怒りを抑えていたヒットガールでしたが、最後の戦いへ向けて、キック・アスにサポートを願います。
フランクの屋敷では処刑が何者かにより中断されたことで厳戒態勢が敷かれていました。そこへ現れたのは12歳くらいの女の子です。迷子を装い、一瞬で入り口のSPを倒します。彼女はマスクを取ったヒットガールでした。
しかし、仲間の数が多すぎて、フランクへとあと少しの所で弾が切れてしまい、窮地に追い込まれます。打開策を必死に考えていたヒットガールの前に現れたのはマシンガンを持った、キックアスでした。
仲間をすべて倒し、あとはフランクだけとなったヒットガールでしたが、体格の違いから苦戦を強いられます。キック・アスは息子クリスと闘う事になりますが、何とか気絶させることが出来ました。
ヒット・ガールは首を絞められた状態で絶体絶命の状態でした。悔しくて仕方ないヒットガールたちの前に現れたのは、なんとバズーカーを持ったキック・アスでした。「子供をいじめちゃいけないぜ」そう言い残し、フランクをバズーカーで打ち抜きました。
フランクの屋敷から抜け出した二人。とあるビルの屋上で二人は初めてマスクを脱ぎ、本名を語り合います。
以上、映画「キック・アス」のあらすじと結末でした。
クロエ・モレッツの魅力が炸裂している映画です。
彼女が演じるヒット・ガールが強くて、可愛くて大好きになりました。
あどけない子供なのに、大人顔負けのアクションと武器さばきで悪党たちをバタバタと倒していく様子は圧巻。
スタントを使わずに彼女が実際にアクションをしているシーンも多いとのこと！
Fワードなどの汚い言葉を使っていたり、残虐なグロシーンも多いので大人向けの映画です。
私はこの映画の素晴らしさに見事、魅了された中の１人です。
アメコミヒーローの中でも普通の非力な学生が主人公というのが良い！そして複数の男性に暴力を受けている男性を助けた時、自分は周りの人達のように傍観者でいるのが嫌なんだ！という気持ちが格好良くて少なからずこの時点既に本当のヒーローなのかも知れません！そしてもうひとりの仲間
ヒット・ガールが少女なのに凄く強くて、武器さばきがマジで
ヤバすぎ！格好良すぎ！て最後まで興奮しっぱなしでした！この映画を観たら誰でもキック・アスとヒット・ガールに魅了されること間違いなし！