ONE PIECE FILM GOLD(ワンピースフィルムゴールド)の紹介:2016年日本アニメ映画。3年半ぶりの劇場版ワンピースシリーズ。新世界の航海中ある船を訪れたルフィ一行。そこは世界政府公認の独立国家「グラン・テゾーロ」。巨大な船の中は金で溢れ人々はカジノで一攫千金を狙っていた。ルフィ一行は有名海賊としてバカラと名乗る女性に街を案内される。そしてこの街の支配者であるギルド・テゾーロと対面する。彼に賭けを勧められるルフィ。しかし彼らの能力により罠にはめられてしまう。
映画「ONE PIECE FILM GOLD」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ONE PIECE FILM GOLD」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ワンピースフィルムゴールドの予告編 動画
映画「ONE PIECE FILM GOLD」解説
この解説記事には映画「ONE PIECE FILM GOLD」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ワンピースフィルムゴールドのネタバレあらすじ1:黄金の街
新世界を航海中のルフィ達一行の前に巨大な船が現れた。派手な装飾で彩られたその船は世界政府公認の独立国家「グラン・テゾーロ」。ここにくる人間達は皆、この街にあるカジノで一攫千金を狙っていた。ルフィ一行が街の船着き場に付くとある女性が話しかけてきた。彼女の名前はバカラ。この街の支配者ギルド・テゾーロに使える人間の一人だった。彼女はルフィ達のような名をはせた人間を案内する役目を持っていた。バカラに車に乗せられ案内される一行。彼らは街の様子に驚いてた。どこもかしこも金で出来ていた。バカラによると街の支配所のテゾーロが全国を周り集めた金で出来ているという。思わず過去の手癖が蘇るナミだったがバカラに静かに制止される。そしてこの街の掟を聞かされた。街のあちこちに置いている映像でんでん虫で街の様子は全て見張っているという。そして万が一泥棒のような者が現れた時は地下にある牢獄に落とされるという。
ワンピースフィルムゴールドのネタバレあらすじ2:カジノ
バカラに案内されカジノへ着いたルフィ一行。儲けて返してくれればいいとバカラは遊ぶ金をルフィ達に渡した。早速それを使いレースゲームに参加するルフィ。並みいる強敵を蹴散らしながらなんとか一着でゴールした。それを皮切りに次々に賭け事に勝ちまくった一行はバカラにさらなる賭け事があるとVIPルームへ案内されるた。案内されあるエレベータに乗りこむ一行。しかしエレベータの止まった先でその扉は開かなかった。バカラは扉をノックするように叩く、すると突然大きな頭をした人物が扉をすり抜けて姿を現した。そして手を差し出し彼らを扉からすり抜けさせた。先に広がるのは選ばれた者しか来ることが出来ないVIPルーム。そこでの賭け事とは二つに一つを選ぶ丁半賭博だった。そこでルフィ達はさらに数億ベリーの金を借りる。そしてその全てを一回で賭けてしまうルフィ。それは見事に的中する。すると倍の金を手に入れたルフィ達の元に街の支配者であるギルド・テゾーロが現れた。
ワンピースフィルムゴールドのネタバレあらすじ3:ギルド・テゾーロの正体
日夜街の中心でショーを開催するテゾーロ。楽しませることに楽しみを感じる彼はルフィ達の登場に喜んだ。そしてルフィにある賭けを持ち掛ける。もう一度この賭博をするのだ。勝てば10倍。負けても何もしないという。ルフィは彼の勝負に乗った。そしてルフィは賭けに負けてしまう。まさかの負けに驚く一行。そこでテゾーロが種明かしをした。彼の幹部の一人バカラがルフィが賭ける寸前にその肩に触れた。彼女はラキラキの実の能力者でありその能力は触れた相手の運を吸い取るというものだった。ルフィはみるみる具合が悪くなりバナナの皮で滑って派手に転んでしまう。バカラを始めテゾーロの部下達にルフィ達ははめられてしまったのだ。そしてテゾーロはルフィ達に貸した金を返すようにいう。数億円にもなるその額を返すのはルフィ達には無理だった。テゾーロ達の汚いやり方に呆れた一行。しかし金を返さないのならと戦うことになってしまう。やられてしまったルフィの代わりにテゾーロに挑んだゾロだったが彼の能力「ゴルゴルの実」の能力にやられてしまう。そしてゾロは一行に動かないように声を上げた。その理由は彼らがこの街に入った時に起きていたことが原因だった。この街に入る時一行は街から降る金粉を浴びていた。あれはテゾーロの力が宿った金であった。それに触れた者は皆彼の力により金となり固まってしまうのだ。
ワンピースフィルムゴールドのネタバレあらすじ4:作戦
一行の目の前でゾロは半分金になりテゾーロに捕まってしまった。そしてテゾーロは一行にある提案を持ち掛ける。明日までに金を用意すること、出来なければゾロは完全に金になってしまうと。そんな大金を用意できるあてはないと思ったナミ。そこに一人の女性が現れナミにナイフを突き立てる。彼女もテゾーロの部下の一人で歌姫のカリーナだった。テゾーロの言うことに従うことになった一行はその場を離れた。まずは腹ごしらえということでレストランを探す一行に先ほどの歌姫が現れた。彼女の正体はかつてナミと共に行動したことのあった盗賊だった。カリーナはルフィ達にある計画を話し協力するよう持ち掛けた。その内容とはテゾーロの金を奪うというものだった。それは実に全世界の20%の金5000億ベリーにも上る金額だった。そのためにはルフィ達の協力が必要だった。そして彼らもゾロを救う金が必要であった。次の日計画通りにその作戦は実行に移された。
ワンピースフィルムゴールドのネタバレあらすじ5:騙される方
テゾーロの金庫へ行くために金庫までの道に設置してある映像でんでん虫の映像を切り替える必要があった。その役目はルフィとフランキーの二人。しかし途中でテゾーロに見つかってしまった二人は彼の部下のヌケヌケの実の能力者タナカさんにより地下の牢獄へ落とされてしまう。二人が落とされたのは金で溢れかえる黄金の牢獄だった。金はあるが水も食料もない。ここに落ちた者は飢えで死んでいく運命にある、それはルフィ達と同じようにここに落とされていた囚人達が教えてくれた。どうしても諦めないルフィに囚人達がまず身体に染み付いた金粉を落とす必要があることを伝える。そのためにはこの牢獄の地下深くにある海水を組み上げ真水にするというポンプの元へ行かなければいけなかった。牢獄にぽっかり開いた大きな穴に飛び込むルフィとフランキー。そして後を追うように囚人達も飛び込んだ。途中巨大なコウモリに遭遇しながらもポンプの元へ辿り着いたルフィ達はポンプを壊し身体に付いた金粉を取り除くことに成功する。これでテゾーロと戦うことが出来る。その頃ナミ達は力づくでテゾーロの金庫へと辿り着いた。そして事前に作っていたスペアキーでその金庫を開けた。しかしナミ達の目に飛び込んできたのはショーを目前に控えたテゾーロ達の姿だった。そしてテゾーロの元へと向かうカリーナ。巨大な液晶には海水に飲まれるルフィ達の姿が映っていた。全てテゾーロとカリーナの罠だったのだ。そしてテゾーロの操る金に捕まってしまう一行。彼らの身体を金が蝕んでいく。その事実にテゾーロは多いに喜んだ。
最高のエンターテインメントだと。
ワンピースフィルムゴールドの結末:決戦
歓声で湧く劇場が突然暗闇に包まれた。そしていつもなら金が噴き出すパイプから大量の水が噴き出し始めた。海水だった。テゾーロの力が弱まりナミ達の身体の金も消えていった。騙されていたのはテゾーロの方だった。これも全てカリーナとナミ達の仕組んだ罠だった。テゾーロの持つ莫大な金に用はなかったのだ。そしてそこにフランキーとルフィ、そして海水により自由になったゾロも復活した。彼らの行動についにテゾーロは怒りを露わにした。その怒りは街をも飲み込みテゾーロは金に包まれた巨人となった。彼の部下達もまた金の力でパワーアップ。一行に立ち向かってきた。怒りで止まらないのはテゾーロだけではなかった。ルフィもまた彼のやり方に反対しその結果テゾーロを撃破した。部下達もまたゾロを始めとするルフィの仲間には敵わなかった。テゾーロは倒れ海軍にその身を拘束された。こうしてルフィだけではなくその街に捕らわれていた人間も皆開放された。ルフィ達はその場にいた海軍に追われるように冒険を再会する。
以上、映画ONE PIECE FILM GOLD(ワンピースフィルムゴールド)のあらすじと結末でした。
ワンピースフィルムゴールドの声優・監督
監督:宮元宏彰
出演:モンキー・D・ルフィ(田中真弓) ロロノア・ゾロ(中井和哉) ナミ(岡村明美) ウソップ(山口勝平) サンジ(平田広明) トニートニー・チョッパー(大谷育江) ニコ・ロビン(山口由里子) フランキー(矢尾一樹) ブルック(チョー) ギルド・テゾーロ(山路和弘) カリーナ(満島ひかり) バカラ(菜々緒) ダイス(ケンドーコバヤシ) タナカさん(濱田岳)
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