映画「七人の秘書 THE MOVIE」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
七人の秘書 THE MOVIEの紹介：2022年日本映画。2020年に放送されたテレビドラマ「7人の秘書」の劇場公開バージョン。秘書それぞれが個性的なスキルを持ち、陰ながら暗躍する姿を描いています。ドラマと変わらない面々が再登場し、劇場版ならではの迫力ある展開を見せてくれています。
監督：田村直己 出演：木村文乃（望月千代）、広瀬アリス（照井七菜）、菜々緒（長谷不二子）、シム・ウンギョン（パク・サラン）、大島優子（風間三和）、室井滋（鰐淵五月）、江口洋介（萬敬太郎）、玉木宏（緒方航一）、濱田岳（九十九二郎）、吉瀬美智子（九十九美都子）、笑福亭鶴瓶（九十九道山）、ほか
この解説記事には映画「七人の秘書 THE MOVIE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
七菜（広瀬アリス）、千代（木村文乃）、不二子（菜々緒）、パク（シム・ウンギョン）、三和（大島優子）、五月（室井滋）、萬（江口洋介）は、秘書として働くという共通点から仲良くなった7人です。七菜が牧場の男・二郎（濱田岳）と結婚することになり、千代は結婚式へと向かいます。花嫁衣装の七菜が現れますが、新郎が現れません。
皆が戸惑う中、爆発音が聞こえ現場に向かうと、燃え盛る牧場の中から市長の遺体が発見されます。二郎が行方不明なことから、経営難から保険金目当ての二郎の犯行ではないかと噂されます。
七菜は諦めず二郎を探します。そしてある日、千代を山道で道案内してくれた緒方（玉木宏）と牧場の子供たちを連れ、七菜がいつものラーメン屋にやってきました。緒方は二郎を探し子供たちを助けるため依頼にやってきたと話します。
九十九家を取り仕切るのはドンである道山（笑福亭鶴瓶）でしたが、どうも身辺がきな臭くなってきたので、不二子と三和は秘書として、五月は家政婦として九十九家に潜入することにします。そこに緒方と七菜も現れました。二郎と婚約した自分にも意見する権利があると考え、牧場跡地をリゾート開発することに反対します。
道山は反対したことを笑い、養女で道山の顧問弁護士でもある美都子（吉瀬美智子）を使い、七菜を説得するよう命じました。美都子は七菜に3000万もの大金を渡し、一件から手を引くように言いました。
その後、七菜は姿を消してしまいます。お金と共に消えた七菜に皆動揺してしまいますが、牧場で働いていた人たちが道山に過酷な労働を強いられていることを知り、道山を引きずり下ろす事を決めました。
道山が官僚に根回しをしながらリゾート開発を進めていることを知り、その証拠を公の場で暴露するつもりでした。しかし、道山は堂々としています。白々しくこの地の促進のためだと言います。そこに、これまで雲隠れしていた二郎と七菜が現れます。
二郎は道山に命を狙われ、道山を探っていた七菜もまた暴行を受けていました。立場の悪くなった道山は逃げだします。不二子たちがスノーモービルで追いますが、見つけた道山は影武者でした。道山は牛小屋で事態が落ち着くのを待っていましたが、七菜が予め仕込んでいた発信機で居場所がバレてしまい、ついには観念します。
道山がいなくなり、息子の五郎が動揺してしまい、蝋燭を倒してしまいました。それで火が燃え移ってしまい、屋敷は燃え盛ってしまいます。九十九家に絶望し、このまま死のうと考えた美都子を萬が助けました。千代は何かを探している緒方を追い、中へと向かいます。
緒方が探していたのは、九十九家に伝わるブルーゴールドの地図でした。千代は緒方もまた自らの欲のために皆を利用していたことを知り、ショックを受けます。しかし、千代と緒方は燃え盛る屋敷を抜け出しました。
緒方は千代に、初めて会ったときから好きだった、中東に行く自分についてきて欲しいと誘いますが、千代はそれを断り、別れを告げ、密かに泣きながら去っていきます。
いつものラーメン屋に秘書たちが集まります。何故かいる七菜に皆が突っ込みます。大金は二郎に渡したようです。結局何の収穫もなかったと、秘書たちはため息をつきました。
以上、映画「七人の秘書 THE MOVIE」のあらすじと結末でした。
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