REDリターンズの紹介:2013年アメリカ映画。映画『RED/レッド』の続編。今回のREDリターンズではアンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、イ・ビョンホンも参加した豪華キャストで贈る。元CIA凄腕工作員のフランクは平穏な引退生活を望んでいるのだが、彼の恋人で一般人のサラは、在り来たりの日常ではなく、スリルと冒険に満ちた非日常を求めていた。そんなある日、昔の仲間であるマーヴィンがフランクの危機を知らせに来る。過去、アメリカが極秘に進めていた兵器計画が突然ネットに公表され、それを巡りまたもフランクに古い因縁が襲いかかってくる。
監督:ディーン・パリソット 出演:ブルース・ウィリス(フランク・モーゼス)、ジョン・マルコヴィッチ(マーヴィン・ボックス)、メアリー=ルイーズ・パーカー(サラ・ロス)、イ・ビョンホン(ハン・チョバイ)、アンソニー・ホプキンス(エドワード・ベイリー)、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(カーチャ・ペトロビッチ)、ほか
映画「REDリターンズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「REDリターンズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
RED レッドリターンズの予告編 動画
映画「REDリターンズ」解説
この解説記事には映画「REDリターンズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
RED レッドリターンズのネタバレあらすじ:第1幕
フランクはサラと平穏な日々を過ごそうと努力していました。しかしサラはフランクにもっと、前のような非日常に連れ出して欲しいと願っていました。そんなある日、ホームセンターで二人が過ごしているとマーヴィンが突然現れ、フランクに危険が近付いている事を忠告します。サラはそれに喜びますが、フランクはマーヴィンを煙たがるように追い払います。マーヴィンは引き下がりますが、去って行く彼の車が白昼堂々爆破されてしまいました。マーヴィンの葬儀がしめやかに行われます。フランクは過去の経験から彼の死を信じて居ませんでしたが、手を針で刺し、反応が返って来ない事からマーヴィンの死を受け入れ、モルドバの市民と共に彼の死を悲しみます。その帰り、フランクをFBIが逮捕します。彼は違法拘置されますが、その施設に男がやって来て、署員を殺害し始めます。フランクはナイトシェード計画に関して尋問を受けて居ましたが、襲撃犯は署員を皆殺しにしてFBIの代わりに同じ事を聞きます。フランクは拘束されていた机を壊し逃走を始めます。男は当初フランクの生け捕りを命じていましたが、彼の腕前を見て直ぐに殺害に切り替えました。襲ってくる男達を一人一人片付けつつフランクをマーヴィンが助けに来ました。蘇った彼の手助けでフランクは逃走に成功しますが、そこにはサラも居ました。フランクは死を偽装したマーヴィンと危険な所に来たサラを烈火として怒りました。フランク等が知らないナイトシェードに関して、国防省の長官は機密が漏洩した事の対策として公表に踏み切ろうとします。しかしそれを、将軍とフランクを襲った男、ゴードンが力尽くで止めました。彼等は新たに刺客を送る事にしました。その暗殺者ハンは一流の殺し屋で、フランクに対して深い恨みを抱いていました。
RED レッドリターンズのネタバレあらすじ:第2幕
イギリスでもナイトシェードの件は問題となっており、MI6の人間が、ヴィクトリアにフランクの抹殺を命じました。軍の幹部を誘拐していたマーヴィンは、ナイトシェードに関して聞き出します。ナイトシェードは冷戦時代に作れた核兵器で、モスクワに持ち込まれ消えました。それを作ったのはベイリーという科学者ですが、その人物は昔、フランクが護衛の任に付いていた時に死なせてしまった人物でした。フランク等が流出した情報を確認すると一つに手掛かりを得ます。その時ヴィクトリアから電話があり、フランク暗殺の依頼を受けたと言って来ます。そしてハンも殺しに行くと告げられます。そのハンはアメリカにやってきましたが、フランクに出し抜かれ、自家用機を奪われてしまいました。フランク達はパリに来ていましたが、ホテルに入った途端囲まれてしまいました。その集団を指揮する女性はカーチャと言い、ロシアの諜報員でフランクの元恋人でした。カーチャもナイトシェードを追っていて、フランクは彼女に協力を仰ぎます。フランク達は、手掛かりを持っている通称カエルと言う男がマークします。彼を見張るフランク達ですが、サラが迂闊な行動して監視がばれてしまいます。バイクで逃げるカエルを、フランクとカーチャ、サラとマーヴィンに別れて車で追います。パリの路地を縫うように追い回すカーチェイスで、フランク組がカエルを捕まえることに成功しました。カエルの隠れ家でフランク達は拷問に出ようとしますが、それをサラが止めて泣き落としします。彼女はカエルから貸し金庫の鍵を預かりました。ホテルに戻り、フランクはマーヴィンから鍵を受け取ります。サラはフランクをディナーに誘いますが、カーチャが横から彼を掻っ攫っていきます。カーチャはディナーの席で昔話を始めます。それを聞いていたフランクの体は麻痺し始め、一服盛られた彼女にあっさりと鍵を奪われてしまいました。部屋に運ばれたフランクをサラがなじります。そんな彼女にマーヴィンは、鍵は偽物だと告げました。フランクのミスに対する腹いせに、サラはパリで買い物三昧に浸ります。そんな彼女を見送ったフランクとマーヴィンをハンが襲います。命からがら逃げたフランク達は、銀行に向かいます。そこには、偽の鍵を使ってテロリスト扱いされているカーチャが居ました。貸し金庫からMI6の資料を見付けたフランク達は、彼等が何かを隠した事を知ります。そこに向かう先、ヴィクトリアが待ち伏せしていました。彼女は敵対するかと思いきや、フランク達の為に時間稼ぎの工作を手伝ってくれました。
RED レッドリターンズのネタバレあらすじ:第3幕
何かが隠されているのはロンドンの精神病院で、フランクとヴィクトリアがそこに侵入します。するとその病院には死んだ筈のベイリーが監禁されていました。思考を鈍らせる薬を投薬されていたようで、彼から爆弾の在り処を聞き出すのは困難と見たフランクは、彼と死んだ筈の場所であるロシアに向かいます。ヴィクトリアは時間稼ぎの為に残りました。ロシアに着いた途端、フランク達は軍隊に囲まれます。そこの中にはイヴァンがおり、彼に手引きを依頼していました。モスクワに入るとハンが襲ってきましたが、何とか警察に相手をさせて、フランク達は逃げ出します。フランクは昔の隠れ家に行きます。その頃にはベイリーの記憶も回復し、ナイトシェードへの案内もできるようになりました。そしてナイトシェードは、クレムリン宮殿の地下に隠されている事が判りました。フランク達はベイリーの案内で秘密の抜け道を使い、宮殿内に入ります。その頃MI6で尋問を受けるヴィクトリアは、ベイリーに関する真実を教えられ、フランクが嵌められた事を知ります。フランク達は無事クレムリンに侵入しましたが、侵入口をどうやって隠すかを考えます。そこにサラが見張りを志願します。仕方が無く彼女を残し、フランクとマーヴィンはベイリーの案内でナイトシェードの場所に向かいます。カーチャがフランク達がモスクワに居る事を知った頃、フランク達はナイトシェードを見付けます。都市伝説と思われた液体核爆弾に驚愕するフランクですが、そこをカーチャに見付かります。フランクは、隠密性の高いこの爆弾をどの勢力に渡せないと言い、カーチャにも協力を求めます。渋る彼女でしたが、最後にはフランクの説得に応じました。サラが色仕掛けで守った侵入口から脱出し、隠れ家で祝杯を挙げるフランク達ですが、そこにMI6から脱出したヴィクトリアから連絡が入ります。彼女はベイリーが監禁されたのは、ナイトシェードを起爆させようとしたからだと伝えます。その時、銃口を向けているベイリーに気付きます。ナイトシェードの情報をネットに漏洩したのは彼で、フランクに脱走の手引きと爆弾の回収をさせるのが目的でした。ベイリーがフランクから爆弾を奪うと、ゴードン達が入ってきて、カーチャが撃たれ、息を引き取ります。ゴードンはフランクに濡れ衣を着せ去って行きます。ゴードンはベイリーを騙すように拘禁し、飛行機でロシアを離れます。フランク達は処刑場に引き出されましたが、そこをイヴァンに手引きされたヴィクトリアが救い出します。ベイリーは飛行機内で拘束を解き、隠し持っていた神経ガスを使って機内を制圧します。彼はゴードンだけは生かしました。
RED レッドリターンズの結末
ベイリーがロンドンのイラン大使館に駆け込んだ事をフランク達は飛行場で知ります。彼を追いロンドンに向かおうとすると、ハンが襲い掛かってきました。激昂の彼にフランクは爆弾とベイリーの事を説明します。ハンは、フランクに対して募る恨みを一旦横に置き、彼に協力する事にしました。ロンドンに到着し、大使館に侵入する作戦が始まります。パブでサラはフランクと痴話喧嘩を装い、イラン大使とサラを接近させます。彼女の身を案じるフランクですが、マーヴィンはサラは人に好かれる才能があると太鼓判を押します。サラは、大使の隙を突いて毒を注射したと彼を脅迫します。マーヴィン、ハン、フランク、そして大使に案内させサラが大使館に侵入します。ベイリーは、大使館の一室で爆弾を売り飛ばしていました。しかしそれは振りで、彼は買い手のイラン人達を皆殺しにし、爆弾の起爆タイマーを起動します。そして、裏切りと冷戦の犠牲なった家族の恨みだと連れてきたゴードンに語り、彼を殺します。サラが大使から鍵を盗んできてフランク達がその部屋を開けると、ベイリーはおらず爆弾が起動している事を知ります。爆弾を持って外に出ようとするフランク達ですが、サラがベイリーに捕まり拉致されてしまいます。ベイリーの追跡をハンとヴィクトリアに任せ、フランクはヘリを奪取してマーヴィンと爆弾の処理を模索します。マーヴィンは、爆弾の解体を始めますが切断する線を間違え、起爆が早まってしまいました。ベイリーを追うハン達は、空港に逃げ込むベイリーに追いつきます。そこに銃撃を受けコントロール不能になったフランク達のヘリが落下して来ました。墜落したヘリの中から無事脱出したフランクは、被害の少ない所で爆発させようとハンの飛行機に乗り込みます。しかしその飛行機にはベイリーも乗り込んでおり、サラを盾にしてフランクに鞄を持って飛行機を降りるよう促します。飛行機はフランクとサラを残し飛び立って行きます。覚悟を決めたヴィクトリアはマーヴィンを抱きしめますが、マーヴィンは耳を塞ぎました。飛行機を操縦するベイリーは、奇妙な電子音に気付きます。そして調べると、起爆直前の爆弾を見付けました。大爆発が起き、空を真っ赤に染めます。爆弾を抜いていた事を教えなかったヴィクトリアは怒り出し、飛行機を爆破されたハンは激怒し、飛行機とフランクの暗殺報酬の損害を要求します。フランクはサラとの溝を埋めるようにカラカスの仕事に誘います。彼女は嬉しそうに仕事に参加しますが、無茶な行動を取るサラに、フランクとマーヴィンは憂鬱そうでした。
以上、映画REDリターンズのあらすじと結末でした。
「REDリターンズ」感想・レビュー
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TV放送を録画していたけれど、ミスってエンディングだけが欠けていました。ここで、結末を知れて嬉しかったです。有難うございました。
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前作REDが面白くてリターンズも即見ましたがやっぱり最高です。初めてアクションもので爆笑した作品でアクション映画が好きになった原点です。もうお腹一杯でしょという方と次作が欲しいという声とかなり意見分かれる作品のようですが私は次作があることを期待してます!
前作REDの続編なのだけど、前作で見事ロシア人の元彼と元サヤかと思われたヴィクトリアなんだけどまったく元彼の姿も話もないからどうなったの!って感じ。すごくあの二人が大好きだっただけに残念。多分ラストなんだろうけど名優版エクスペンダブルズって感じかな?なんでか、もう一回見たいとは思わないこれが続編のジンクスって奴なのか