28週後…の紹介:2007年イギリス映画。映画「28日後…」の続編。一端は終息を迎えた「RAGE」ウィルスであったが、再び感染者が現れた為、民家に夫ドンと妻アリスと老夫婦その他2人と一軒の民家に隠れていた。そんなある日、一人の少年が助けを求めて隠れ家にやってきた。しかも、感染者のおまけつきで。
監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ 出演:ロバート・カーライル、イモージェン・プーツ、マッキントッシュ・マッグルトン、キャサリン・マコーマック、ジェレミー・レナーほか
映画「28週後…」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「28週後…」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
28週後...の予告編 動画
映画「28週後…」解説
この解説記事には映画「28週後…」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
28週後…のネタバレあらすじ【隠れ家】
殆どの感染者は餓死したはずであったが、わずかに「RAGE」ウィルスに感染した者が残っていた。その感染者から身を隠すように、一軒の家にドン夫妻と老夫婦そして他2人とで感染者に怯えながら暮らしていた。幸いにもドン夫妻の子供たちは、スペインに修学旅行に行っていた為、感染者から難を逃れる事ができていた。何とか感染者に見つからずに暮らしていたが、そんなある日激しくドアを叩く音が響き渡る。一人の少年が「開けて、誰も居ないの?」と叫んだ。少年を中に入れ話を聞く6人、少年は上流の村サンドフォードから逃げてきたのだと話した。ドンが「感染者は何人居た?」と聞くと少年は、「父さんと母さん、そしてたくさん居た」と話した。その時、少年を追ってやって来た感染者達が押し寄せ隠れ家だった家の中に入ってくる。ドンたちは必死で感染者から逃げる、アリスと少年は寝室に逃げ込んだがそこにも感染者が入ってくる、ドアの前まで来ていたドンに助けを求めるアリス、しかしドンはドアを閉めアリスを見捨てて一人逃げ出す。
28週後…のネタバレあらすじ【28週後】
15日後、英国本土、隔離措置がとられる。
28日後、英国本土、「RAGE]ウぃルスで壊滅。
5週後、感染者、餓死により死に絶える。
11週後、米軍主導でNATO軍、ロンドンへ。
18週後、英国本土、完全に感染の恐れなし。
24週後、復興が始まる。
28週後、スペインに行っていたドンの子供の長女タミーと弟アンディが飛行機に乗ってロンドンへと帰ってきた。
ロンドンの大きな川を隔てた場所に米軍は、セキュリティゾーンを建設しており、その中は安全で軍によって守られていた。入国者は感染していないか念入りに調べられる、弟のアンディはブラウンとブルーの二色に分かれた不思議な目をしていた、研究者が「遺伝かしら、ご両親の目の色は?」と聞くと、「母の目と一緒です」と答えるの。子供の入国は許可していなかったが、セキュリティゾーンの中には感染者から逃げ切った父親のドンが居た事で、2人は入国を許された。
28週後…のネタバレあらすじ【嘘】
やっと再会を果たしたドンと子供達だったが、ドンは母親が亡くなった事を子供に話さなければならなかった。しかしアリスを見捨てて自分1人逃げた真実を伝える事はできずに、子供達には「お母さんを助けようとしたけど、無理だった」と嘘をつき母親が感染者によって殺されてしまったと話す。子供達は母が亡くなった事を悲しむが、父親に再開できた事を素直に喜ぶ。
28週後…のネタバレあらすじ【ロンドンの街へ】
アンディは母親の写真が欲しいと言い、タミーは荷物を取りに戻りたいとドンに相談するが、セキュリティゾーンから外に出るなんてもっての他と反対される。しかし、どうしても母親の写真を欲しがるアンディが可哀想で、タミーはアンディを連れセキュリティゾーンを抜け出しロンドンの自宅へと向かう。ロンドンの街は誰一人おらず、静まり返っていた。自宅へ着いたタミーはアンディに写真を渡し、自分は荷物をまとめ始めた。その間にアンディは2階へと登り、奥の部屋でアリスを見つける。
28週後…のネタバレあらすじ【アリス生還】
見つけ出されたアリスは、セキュリティゾーンへと連れて来られ詳しい検査をうける。感染者に噛まれたアリスだったが発症しておらず、しかしウィルスを体内に持った保菌者である事が判明する。ウィルスに感染しているのに発症しない、極めて珍しいケースで研究者はウィルスについて何か分かるかも知れないと、アリスを調べさせて欲しいと願い出るが、軍は関心を示さず話を取りあってくれない。そして保菌者であるアリスは、縛られ閉鎖した研究室に閉じ込められる。アリスが生きていた事により、子供達に嘘をついたと責められるドンであった。
28週後…のネタバレあらすじ【感染者再び】
アリスが生きていたと聞かされたドンは驚き、本当にアリスなのか確かめに軍の目を盗み研究室へと忍び込む。そこに結束帯で固定され寝かされているアリスがいた。
ドンはアリスが保菌者である事を知らずに、アリスにキスをして感染してしまう。感染したドンはアリスの喉を噛みきり、外へと走り去る。そこへやって来た、研究員や兵士に次々と襲いかかり、みるみるうちに感染者を増やしていく。
28週後…のネタバレあらすじ【感染者との攻防戦】
軍は感染者を制圧しようと、ビルの上から感染者を狙って銃を撃つが、逃げ惑う人々と感染者の区別が付かずに、軍司令部から、「餞別をするな、全て打ち殺せ」と命令がくだる。しかしどんなに銃で攻撃しても感染者は増えるばかり、軍は打つのを辞めさせ「コードレッド」の指示を出す。「コードレッド」とは、街ごと感染者を焼き尽くすというものであった。その指示を聞き、ビルの上から感染者を狙い撃ちしていたドイル軍曹は、偶然にもアンディを暗視レンズで見つけ持ち場を離れる。
28週後…のネタバレあらすじ【セキュリティゾーンからの脱出と救出】
「コードレッド」に指令が移った事で、ドイル軍曹はアンディや生き残った人たちを安全な場所へと非難させようとする。しかし、ビルの上からは軍の攻撃を受け、地上では感染者から逃げなければいけない危機的状況だった。なんとか、橋までたどり着きセキュリティゾーンを抜けだす事に成功するドイル軍曹たちであった。セキュリティゾーンの外で仲間のヘリに拾ってもらえる事になっていたドイル軍曹は、待ち合わせ場所の遊園地まで向かう事にする。遊園地に辿り着いたものの、ヘリでやって来たフリンはドイル以外は乗せないと言い放つ。そこへ感染者達がやってきて、またもや逃げる羽目になる。今度はスタジアムで待っているというフリンの言葉を頼りに、ドイル軍曹たちはスタジアムへと急ぐ、しかしそこには感染者や感染者を全て抹殺しようとする軍が行く手を阻む。毒ガスを撒き散らす軍たちから逃げるように、乗り捨ててあった車に乗り込み身を隠すのだが、兵士がそこまで迫ってきていた。何とかエンジンをかけようとするが、なかなかかからない、そこでドイル軍曹は「スタジアムで会おう」と言い残し、車の外へ行き後ろから車を押し、エンジンをかけさせる。なんとかにエンジンはかかったものの、ドイル軍曹は火炎放射器により炎に包まれ亡くなってしまう。
28週後…の結末【最後の戦い】
残った子供達と医務官のスカーレットはスタジアムを目指し車を走らせる。しかし地下通路へと降りていったところで、車が止まってしまう。仕方なく車を乗り捨て真っ暗な中を、銃の暗視レンズで周りを監視しながらゆっくりと進み続けるが、感染者によりスカーレットまで殺されてしまい、アンディも地下へと転げ落ちてしまう。
アンディを探すタミー、勇気を振り絞りアンディを探す。しかしそこで目にしたものは、父親のドンにアンディが襲われているところであった。タミーは躊躇う事なく、持っていた銃でドンを打ち殺す。しかし感染したと思ったアンディは、タミーの呼びかけを無視し走り去る。アンディを追いかけるタミー、アンディが転んだところでタミーが追いつく、アンディは「僕、感染しいてる?」とタミーに聞く。しかし母親の遺伝子を受け継いでいたアンディは、発症する事はなかった。スタジアムで待っていたヘリに乗せてもらい助かった二人であったが、発症はしなかったものの感染はしているアンディがそこにはいた。ヘリを操縦するフリンは、アンディが感染している事に気づかずに海を渡ってしまう。
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