インストールの紹介:2004年日本映画。受験戦争に嫌気がさし、不登校になった朝子。ある日、マンションのごみ捨て場で少年と出会う。その少年と仲良くなった朝子は、少年からインターネットで売春婦のアルバイトをやるように誘われる。インターネットで男たちとチャットをしながら、お金を稼いでいく2人だった。「生き甲斐」について、若者たちの視点から切り込んだ、綿矢りさ原作の映画。
監督:片岡K 出演者:上戸彩(野沢朝子)、神木隆之介(青木かずよし)、中村七之助(コウイチ)、菊川怜(モモコ先生)、田中好子(野沢毬恵)ほか
映画「インストール」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「インストール」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「インストール」解説
この解説記事には映画「インストール」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
インストールのネタバレあらすじ:主人公の野沢朝子
学校の受験戦争に嫌気がさし、不登校になった高校生です。ある日、マンションのごみ捨て場に、ゴミを捨てようとしました。自分の部屋のすべてのものを捨てようとしたのでした。その中には、壊れたパソコンがありました。
インストールのネタバレあらすじ:青木かずよし
朝子と同じマンションに住む少年。朝子がゴミを捨てようとした際、朝子と出会います。朝子は欲しいものを持って行って良いと伝えると、かずよしは壊れたコンピュータを受け取ります。コンピュータに関する知識が豊富で、壊れたコンピュータも直すことができました。そこで、かずよしは朝子にインターネットを使って、売春婦のアルバイトをしないかと誘います。しぶっていた朝子ですが、その誘いに乗り、2人はインターネットを使って、金儲けを始めます。
インストールのネタバレあらすじ:エロサイト
始めはキーボードも打てなかった朝子ですが、次第にコンピュータの扱いに上手になっていきます。朝子は午前10時から午後2時まで、かすよしの部屋の押し入れに忍び込み、エロサイトでアルバイトをします。風俗嬢・雅の代わりに、男たちとHな会話をします。多種多様な男たちと、エロサイトを通じて交流し、朝子はエロい世界に魅せられていきます。朝子よりも、かずよしの方が売春婦のアルバイトに慣れていて、朝子が対応できない場面でも、かずよしは見事に切り抜けることに成功するのでした。
インストールの結末:アルバイトの終わり
しかし、ある日、パソコンがウイルスでクラッシュしてしまいます。さらに、かずよしの継母・かよりに朝子とかずよしが押し入れにいるところを見つかってしまいます。こうやって、朝子はバーチャルの世界から、現実の世界に引き戻されます。朝子は、インターネットであアルバイトをしている間、バーチャルの世界から現実の世界に戻りたいと思っていました。そして、現実と向き合うことを決意するのです。朝子は、交通事故で亡くした妄想の恋人であるコウイチとも別れを告げます。そして、朝子は不登校を辞め、学校へと戻っていくのでした。
以上、映画インストールのあらすじと結末でした。
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