X-ミッションの紹介:2015年ドイツ,中国,アメリカ映画。1991年公開の「ハートブルー」のリメイク。元エクストリーム・スポーツのトップ・アスリートだった新米FBI捜査官ユタは、動機が不明の犯罪集団の捜査にあたります。エクストリーム・スポーツを駆使して犯罪を起こす組織に潜入したユタは、リーダーであるボーディのカリスマ性に共感していきます。本物のアスリートたちが危険な技に挑んだ、エクストリーム・スポーツの各場面は迫力満点の臨場感を味わえます。
監督:エリクソン・コア 出演者:エドガー・ラミレス(ボーディ)、ルーク・ブレイシー(ジョニー・ユタ)、テリーサ・パーマー(サムサラ)、レイ・ウィンストン(パパス)、デルロイ・リンドー(ホール)ほか
映画「X-ミッション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「X-ミッション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
X-ミッションの予告編 動画
映画「X-ミッション」解説
この解説記事には映画「X-ミッション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
X-ミッションの予告編 動画
X-ミッションのネタバレあらすじ:極限
エクストリーム・スポーツのトップ・アスリートだったユタは、同僚で友人でもあるジェフを事故で亡くします。ジェフの死をきっかけにユタは、今までの人生とは真逆となるFBI捜査官の道を選択します。7年後。ホール指導官はユタのFBI捜査官としての資質に疑問を抱きますが、熱意を買い米国企業を狙った事件の捜査に参加させることにします。金目当でない、この犯罪集団はスタントマン顔負けの離れ業で、強奪した金品を世界各地の貧民地区にばら撒くという義賊的な行為を行っています。
X-ミッションのネタバレあらすじ:“オザキ8”
犯人は“エクストリーム・スポーツ”の先駆者で、環境保護の活動家オザキが提唱した、“オザキ8”の達成が目的だとユタはホールに訴えます。“オザキ8”とは、自然を敬い返礼をし、過酷な“8つの修練”を成功した者が真理を会得します。しかし誰一人成功した者はおらず、オザキも3つ目で亡くなっています。犯人は世界各地で“フォースの噴出”“空の誕生”“大地の覚醒”と、“オザキ8”を成功しており、第4の修練“荒れ狂う水”が、フランスで10年に一度発生する大波だとユタは予測します。
X-ミッションのネタバレあらすじ:共感
ユタの意見に上層部は否定的でしたが、ホールは独断でユタを英国支局の捜査官パパスの元へ送ります。目的の大波挑戦に失敗したユタは、死にかけたところを同じく大波に挑戦していたボーディに助けられます。ボーディと仲間が容疑者だと睨んだユタは、潜入捜査を開始します。第5の修練“風の躍動”に参加することになったユタは、チームと共に山頂からウィングスーツを纏い、一気に飛び降りる離れ業を成功させます。仲間として認められたユタは、チームの一員であるサムサラと恋に落ちていきます。
X-ミッションのネタバレあらすじ:暴走
第6の修練“氷の生命”で氷山の頂きからスノーボードで滑降中、チームの一人チャウダーが命を落とします。ジェフの死を思い起こし狼狽するユタに、ボーディは“自身の責任だ”と諭します。
オザキが里親であったサムサラは、オザキの死の真相をユタに語ります。オザキは3つ目を達成後、ザトウクジラ救助の際に亡くなったのです。唯一の生存者である青年ボーディは、オザキの思想を独自に拡大解釈し始めます。“オザキ8”の理念のため、ボーディたちは企業所有の鉱山を爆破します。FBIだと正体を明かしたユタは、ボーディと対決しますが取り逃がしてしまいます。
X-ミッションの結末:表と裏
ユタが掴んだ証拠で、FBIに資金源を断たれたボーディらは銀行を襲撃します。銃撃戦の最中、ユタはサムサラを射殺します。第7の修練“六命の極意”が、犯人引渡条約がないベネズエラのエンジェル・フォールと予測したユタは単身でボーディの後を追います。二人は難攻不落の岩壁を制覇しますが、嘲笑いながら滝壺へダイブするボーディに呼応したユタもダイブしてしまいます。奇跡的に助かったユタは、ボーディが第8の修練“究極の信頼”を達成したと確信します。しかし、ボーディの生死は不明です。17か月後、太平洋コルテス・バンク。第4の修練“荒れ狂う水”の達成のため、豪風雨の海に挑もうとしているボーディをユタは捜し出します。しかしユタは、完全制覇を目指しているボーディの説得を諦めます。死を覚悟したボーディは荒波に挑みます。
以上、映画X-ミッションのあらすじと結末でした。
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