アレックス・ライダーの紹介:2006年イギリス,アメリカ,ドイツ映画。14歳の少年が殺された叔父の後を継いで英国スパイとなって活躍するアクション・ストーリー。ベストセラー小説「女王陛下の少年スパイ アレックス」を映画化。
監督:ジェフリー・サックス 出演:アレックス・ペティファー(アレックス・ライダー)、ユアン・マクレガー(イアン・ライダー)、ミッキー・ローク(ダリアス・セイル)、ビル・ナイ(アラン・ブラント)、ミッシー・パイル(ナディア・ヴォール)、ほか
映画「アレックス・ライダー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アレックス・ライダー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アレックス・ライダーの予告編 動画
映画「アレックス・ライダー」解説
この解説記事には映画「アレックス・ライダー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アレックス・ライダーのネタバレあらすじ:叔父の死
14歳のアレックスは幼い時に両親を亡くし、叔父イアンとホームヘルパーのジャックとともに暮らしていた。仕事が忙しく留守がちなイアンと週末を過ごせることを楽しみにしていたアレックスだったが、警察からイアンが事故死したという知らせを受ける。葬儀の場でアレックスはイアンが勤めていた銀行の上司だというブラントから、今後はジョーンズ夫人が世話をする、と紹介される。家に戻ると自宅の前で何者かがイアンの車を持ち去ろうとしているのに出くわし、アレックスは慌てて自転車で車を追う。必死の追跡でたどり着いたのは車の解体場で、そこで男たちが駅で何かの受け渡しをすることを耳にする。そこでアレックスの侵入に気づいた男たち数人が彼を取り囲むが、武術に長け、スポーツ万能のアレックスは相手を全て倒し、男たちが話していた駅に向かう。
アレックス・ライダーのネタバレあらすじ:少年スパイ誕生
駅で見張っていたアレックスは、葬儀に来ていた男を見かけて彼の後を追い、秘密の通路から謎の組織へたどり着く。そこにはブラントとジョーンズ夫人の姿があり、そこがMI6の秘密情報部で、イアンがスパイだったことを聞かされる。アレックスの身体能力の高さを確認したブラントは、イアンのあとを継いでスパイになるよう話す。拒否するアレックスだったが、ジャックの永住権と引き換えにスパイになることを承諾する。軍の特殊部隊の訓練にも参加して力をつけたアレックスは、ブラントからイアンが遂行中だった任務の続行を命じられる。それはイギリス中の学校に次世代パソコンを寄付する、という実業家セイルを調査することだった。セイルのもとに潜入したアレックスは、グレゴヴィッチという男がウィルスを運び込んでいるのを目撃し、そこでセイルが寄付するパソコンにウィルスを仕込み、大量虐殺を目論んでいることを突き止める。セイルは子ども時代イジメを受けていて、その復讐に当時一番自分をいじめていた人物―現首相にパソコンを一斉起動させるボタンを押させてウィルスを拡散させることを計画していた。
アレックス・ライダーの結末:任務完了
アレックスは素性がバレて拘束されてしまうがなんとか脱出、首相がボタンを押す式典会場へ向かい、寸前で阻止することに成功する。ところが諦めないセイルは別の手段で起動させようとその場から去って自社タワーへ向かう。後を追ったアレックスはそこでセイルと格闘し、危機一髪のところをなぜかグレゴヴィッチに助けられる。実はグレゴヴィッチこそがイアンを殺した犯人だったが、彼はアレックスにこの世界から手を引くようにと話す。しかしアレックスは助けてもらったことには感謝するが、イアンを殺したことは許さない、とグレゴヴィッチを追い続けることを宣言する。
この映画の感想を投稿する