キングコングの紹介:1976年アメリカ映画。特撮映画の金字塔である「キング・コング」(1933年)のリメイクとして製作された作品で、舞台設定を公開当時の1976年に設定、南の島からニューヨークに連れてこられたキングコングが世界貿易センタービルを舞台に暴れ回ります。
監督:ジョン・ギラーミン 出演者:ジェフ・ブリッジス(ジャック・プレスコット)、チャールズ・グローディン(フレッド・ウィルソン)、ジェシカ・ラング(ドワン)、ジョン・ランドルフ(ロス船長)、ルネ・オーベルジョノワ(バグリー)ほか
映画「キングコング」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「キングコング」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「キングコング」解説
この解説記事には映画「キングコング」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
キングコングのネタバレあらすじ:起
石油会社「ペトロックス社」の重役ウィルソン(チャールズ・グローディン)は新たな油田を求めて、南太平洋にあるという、地図にも載っていない未開の島へと探索に向かいます。ウィルソンの乗り込んだ船には、島に伝わる伝説の巨大怪物を探索しようと動物学者のプレスコット(ジェフ・ブリッジス)も密かに密航していました。航海の途中、ウィルソンの船はゴムボートに一人で漂っていたドワン(ジェシカ・ラング)という女性を救助し、共に島に向かうことにします。女優のドワンは映画撮影のため船で香港に向かおうとしたところを嵐に遭い遭難、生存者はドワン一人だけでした。
キングコングのネタバレあらすじ:承
島に上陸したウィルソンらは、油田を探索する途中で謎めいた巨大な壁に突き当たります。壁の向こうは島の原住民が集落を築いており、何やら儀式が行われようとしていました。様子を見ていたウィルソンらは原住民に見つかってしまい、島の神への生贄としてドワンを差し出せと要求してきました。ウィルソンらは当然その要求を拒み船に戻りますが、その夜原住民らが船に侵入し、ドワンをさらって逃げ出してしまいました。プレスコットらは武器を手にドワン奪還に向かいますが、既に彼女は森の奥深くへと姿を消していました。
キングコングのネタバレあらすじ:転
プレスコットらは全長20mはあろうかという巨大生物「キングコング」と遭遇、一行はプレスコットを残して全滅させられます。それでもプレスコットは単身ドワンの救助に向かいます。一方、ウィルソンは密かに油田を発見していましたが、その石油は純度が低く使い物にならない代物でした。プレスコットはキングコングが巨大ニシキヘビと対決している間にドワンを無事救出して集落に逃げ帰ります。ウィルソンは油田の代わりにキングコングをニューヨークへ連れて行って見世物にして一儲けしようと企み、ドワンを追って集落にやってきたキングコングを捕獲、船に乗せてニューヨークに引き上げていきました。
キングコングの結末
ニューヨークに戻ったウィルソンはキングコングを見世物に盛大な興行を打ちます。プレスコットはウィルソンのやり方に反発し、ドワンは女優としてブレイクするためやむなくウィルソンに従います。しかし、マスコミに囲まれたキングコングは興奮して鎖を引きちぎり、ウィルソンを踏み潰すとニューヨークの街に飛び出して暴れ出しました。キングコングはドワンを連れて世界貿易センタービルに登り、米軍はヘリコプター部隊を投入してキングコング討伐に乗り出します。キングコングはドワンを安全な場所に降ろすとヘリ部隊に立ち向かい、機銃掃射を受けてビルの頂上から落下していきました。(1986年の「キングコング2」に続く)
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