魔性のしたたり 屍ガールズの紹介:1986年フランス映画。化学工場のあるフランスの田舎町で3人の女性がミルクを飲んで倒れ死んでしまいます。彼女らが埋葬された墓地に廃液を不法投棄すると彼女たちはゾンビとして蘇ります。蘇ったゾンビ達は工場関係者ばかりを襲うのです。そしてこのゾンビ事件を陰で操っていたのは社長秘書の女でした・・という話です。話自体はゾンビ物ですがサスペンスエロティックホラー映画です。
監督:ピエール・B・ラインハルト 出演者:キャスリン・チャーリー、アンテア・ワイラー 、ヴェロニク・カタンザロ、ほか
映画「魔性のしたたり 屍ガールズ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「魔性のしたたり 屍ガールズ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「魔性のしたたり 屍ガールズ」解説
この解説記事には映画「魔性のしたたり 屍ガールズ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
魔性のしたたり 屍ガールズのネタバレあらすじ:起
化学工場のあるフランスの田舎町でミルクを運搬するトラックが若い女性によって止められました。トラックに乗ると彼女は色仕掛けで運転手の注意をそらします。トラックを止め納屋で誘いに乗って行為の最中にバイクに乗った男がトラックの荷台に乗り込みタンクの中に何かを入れていました。そのころ田舎町の家では若い女性が食事中にミルクを飲んで死亡しました。そしてバーでは二人の女性がミルクを飲んで死亡しました。この女性たち3人はミルクも製造する化学工場は勤めていたのでした。そしてこの化学工場では有害な産業廃棄物ならぬ廃液を請け負って廃棄している男性がいました。彼は夜になると墓地に行き廃液を不法投棄していたのです。
魔性のしたたり 屍ガールズのネタバレあらすじ:承
不法投棄された墓地にはミルクを飲んで死亡した3人の女性が眠っています。廃液は地面に染み込んでゆきます。すると死んだ3人の女性がゾンビとして蘇りました。女ゾンビ3人は化学工場の社長の自宅に向かいます。社長は不在で、夫人が不倫相手と楽しもうとしているところでした。夫人はヒールのカカトで目玉を刺され殺されます。そして不倫相手も3人の女ゾンビに殺されます。その時帰って来た社長はプールの中に隠れた女ゾンビ達にプールに引きずり込まれて殺されてしまいます。女ゾンビ達は自分たちが死んだ恨みを晴らしているかのようでした。
魔性のしたたり 屍ガールズのネタバレあらすじ:転
次に狙われたのはトラックの運転手を色仕掛けで誘った女です。彼女は売春婦でした。お客とたまたま車で来たのが墓地でした。客が小便をしているとき女ゾンビ達は彼女もろとも車を奪い町の一室に入りました。そこで女ゾンビは彼女の股間に鑑賞用の剣を突き立て殺害しました。最後はミルクのタンクに毒を入れたバイク男です。この男は教会で罪を償い為に懺悔している最中に殺されました。一方後ろで糸を引いていた社長の秘書の女は大金を持ち出し逃げ出しました。そこに待ち構えていたのは女ゾンビ達です。
魔性のしたたり 屍ガールズの結末
車に乗り込むと女ゾンビ達は顔に手をやり被り物を取りました。彼女たち3人はゾンビのふりをしているだけで死んでいなかったのです。初めから社長の秘書の女と組んで金をだまし取ろうとしていたのです。そして車で逃亡する女たちの前に道路を封鎖する警察の姿が見えました。思わずハンドルを切った車は横転します。そこに住民たちがやって来てゾンビを殺すために火炎瓶を投げ込みました。車は炎上しました。そして中の女たちもです。エンドロールが流れます。『あとから見る人の為にオチをばらさないで』
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