イヴの時間 劇場版の紹介:2009年日本映画。リクオは家族とハウスロイドサミィと暮らす普通の高校生だ。人々はハウスロイドを便利な道具として扱っている。ある日サミィの行動に不可解な点が。GPS記録から訪れた場所は人間とアンドロイドを区別しないという喫茶店「イヴの時間」にたどり着いた。そこではアンドロイドは頭のリングを消し人間のように振舞っていた。リクオはアンドロイドの気持ちを知っていくのであった。
監督:吉浦康裕 声優:福山潤(リクオ)、野島健児(マサキ)、田中理恵(サミィ)、佐藤利奈(ナギ)、ゆかな(アキコ)、中尾みち雄(コージ)、ほか
映画「イヴの時間 劇場版」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「イヴの時間 劇場版」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
イヴの時間 劇場版の予告編 動画
映画「イヴの時間 劇場版」解説
この解説記事には映画「イヴの時間 劇場版」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
イヴの時間 劇場版のネタバレあらすじ:起
高校生の向坂リクオは両親と姉のナオコの4人暮らし。ハウスロイドのロボットサミィを家で使っている。友達のマサカズとサミィのGPS記録から路地裏の喫茶店に訪れた。そこはイヴの時間という店で店内には人間とロボットを区別しないと言うルールだ。だがロボット3原則に反する怪しい店だった。アンドロイドの頭上には通常リングがあるがこの店内ではリングがない。ロボットが人間のように行動できる喫茶店だ。そこで同級生のハウスロイドアキコと店で働くナギと出会った。人々はアンドロイドを便利な道具として扱っている。
イヴの時間 劇場版のネタバレあらすじ:承
ロボットには三原則がある。第1条人間に危害を加えない、第2条人間の命令に服従する、第3条自己を守る。リクオとマサカズはまたイヴの時間に行った。そこでサミィが来るか確かめる事にした。そこにアキコが来店した。ロボットも人のために嘘を付ける事を知った。そこでナギに相談に来ていたサミィと会い、サミィは慌てて帰って行った。家に帰るとサミィは通常のハウスロイドだった。リクオとマサカズは店に通った。ハウスロイドと疑似恋愛をしているコージとリナの4人で話した。コージの写真を見せてもらうと他の女性との写真をリナが見つけてしまった。マサカズはアンドロイドの恋愛に批判的だ。コージもまたアンドロイドだった。写真の女性はコージのマスター(主人)だった。コージとリナはお互い相手が人間だと思ってる。ある日店に初期のハウスロイドが来た。見た目は完全にロボット。不法投棄されたロボットで家族のデータは消されていた。そして名前を思い出そうとし壊れた。ナギはそのロボットを抱きしめ心に大切な思い出があると言った。
イヴの時間 劇場版のネタバレあらすじ:転
マサカズはロボット関連の仕事をしている父親の机から育児専用アンドロイドの運用計画という書類を見つけた。店に来る小さな少女チエと保護者の老人シメイ。リクオはシメイがその試験アンドロイドじゃないかと思った。店で寝ているとピアノの音が聞こえた。サミィが見よう見まねで弾いていた。リクオは以前ピアノをやっていたがアンドロイドに負けた事で弾くことを辞めた。謝るサミィだったが、リクオは店でみんなの前でピアノを聞かせた。サミィは嬉しそうに帰って行った。その頃、倫理委員会では増え続けるグレーゾーンの店を調査し検挙する計画が始まった。調査員にアンドロイドを使用する事になった。店のみんなはニュースを見てマサカズの父親が倫理委員会の人間だと知った。それからマサカズは店に来なくなった。マサカズは昔、家のアンドロイドテックスに愛情を感じたが突然喋らなくなりショックを受けた。裏切られたと思ったマサカズはアンドロイドを信用しなくなった。
イヴの時間 劇場版の結末
ある日テックスが一人家を出て店に来た。マサカズの父親はそんなテックスを廃棄すると怒った。店にマサカズが呼び出され、過去の話をし、テックスは父親の命令で喋らなくなったと話した。その時検挙調査員のアンドロイドが店に来た。そしてテックスが父親の命令を破りマサカズを守る為喋り出した。そしてテックスは喋れないけどマサカズの側に居たいと言い、アンドロイドが去った瞬間テックスはまた喋らなくなってしまった。そんなテックスの事を理解したマサカズとテックスは帰って行った。イヴの時間の調査は保留になった。そしてナギにも秘密があるのだった。
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