夫以外の選択肢の紹介:2004年アメリカ,カナダ映画。アンドレ・デビュースの短編小説「We Don’t Live Here Anymore」と「Adultery」を原作として製作された官能ラブストーリーです。それぞれ複雑な事情を抱える二組の親友同士の夫婦が互いのパートナーと禁断の不倫関係に溺れていく姿を描いています。
監督:ジョン・カラン 出演者:マーク・ラファロ(ジャック)、ローラ・ダーン(テリー)、ピーター・クラウス(ハンク)、ナオミ・ワッツ(イーデス)ほか
映画「夫以外の選択肢」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「夫以外の選択肢」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「夫以外の選択肢」解説
この解説記事には映画「夫以外の選択肢」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
夫以外の選択肢のネタバレあらすじ:起
アメリカ・アイオワ州に住む小説家志望の大学教授ハンク(ピーター・クラウス)とその妻イーデス(ナオミ・ワッツ)、ハンクの同僚ジャック(マーク・ラファロ)と妻テリー(ローラ・ダーン)は互いに親友同士で家族ぐるみの付き合いをしていました。ハンク一家は娘との3人家族、ジャック一家は息子と娘のいる4人家族ですが、ハンクとイーデスの夫婦仲は冷め切っており、ジャックとテリーは口論が絶えませんでした。イーデスは密かにジャックと不倫関係にあり、この日もジャックは車の修理がてらイーデスの車に乗り込み、激しく求め合っていました。テリーはそんなジャックに疑いを持っていました。
夫以外の選択肢のネタバレあらすじ:承
ジャックとの情事の後、イーデスは一人娘シャロンのことを想い苦悩します。一方、ハンクはジャックはバーで飲みながら他に好きな女性がいることを明かし、ジャックには家族を愛する良き夫であるよう助言します。ハンクは密かにテリーに好意を寄せているのですがテリーはそれを断ります。ジャックとイーデスは相も変わらず逢瀬を重ね、小説の出版が断られたハンクは原稿を燃やしてしまいます。ジャックはテリーのことを邪魔だと考えていましたが、イーデスはテリーがジャックを愛していると思うと悲しみを覚えるのでした。
夫以外の選択肢のネタバレあらすじ:転
ハンクの詩が「ザ・ニューヨーカー」に掲載されることが決まり、ハンクはイーデスには話さず先にテリーに伝え、励まされて感謝します。そしてハンクとテリーもまた一線を超えて結ばれてしまいます。その一方でテリーはジャックからやり直したいと告げられ、テリーはジャックの自分への態度に不満をぶつけ口論となります。その翌日、ジャックはイーデスにハンクとテリーのことを話し、そのまま愛し合います。その後、ハンクの詩の出版記念パーティーにジャックとテリーも招かれ、ハンクは一足先に帰るテリーを送っていきました。ジャックはイーデスにハンクを問い詰めるよう伝えますが、イーデスは今はハンクを憎みたいだけだと断ります。
夫以外の選択肢の結末
ジャックはイーデスを愛していることをテリーに告げ、テリーは今日中に家を出ていってほしいと訴えます。テリーは一晩中かけて家の掃除とジャックの荷物を整理しますが、ジャックは子供たちのこともあり未練を示します。ハンクもまたイーデスとジャックの関係を知っており、ジャックに対して女は愛されている時が落ち着くものだ、自分の面倒を見てくれる者がいなくなるのは残念なことだと告げます。イーデスは辛さのあまり去っていくジャックを引き留めることはできず、ジャックとの関係を終わらせると共にハンクとも別れる決断をします。ジャックもテリーとやり直す決意を固め、イーデスは雪の降る中シャロンと共に車に乗って去っていきました。
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