僕のワンダフル・ライフの紹介:2016年アメリカ映画。犬のベイリーは寿命を終えた後、大好きな飼い主である少年イーサンの元に生まれ変わって再会するため、違う犬として何回も生まれ変わり続ける。果たしてベイリーは最愛のイーサンと再会できるのか。
監督:ラッセ・ハルストレム 出演:ブリット・ロバートソン(10代のハンナ)、K・J・アパ(10代のイーサン)、ジョン・オーティス(カルロス)、ペギー・リプトン(大人のハンナ)、デニス・クエイド(大人のイーサン)、ジョシュ・ギャッド(声:ベイリー/バディ/エリー/ティノ)、ほか
映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「僕のワンダフル・ライフ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
僕のワンダフルライフの予告編 動画
映画「僕のワンダフル・ライフ」解説
この解説記事には映画「僕のワンダフル・ライフ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
僕のワンダフルライフのネタバレあらすじ:起
ある日、トビーという名前の子犬が兄弟たちと遊んでいると、突然現れた動物管理局の二人の男たちに車で連れ去られてしまい、一度目の犬生が終わります。
ゴールデンレトリバーに生まれ変わったトビーは、ケージに入れられた子犬だったが、販売者たちの隙をついて逃げ出すことに成功する。しかし子犬は再び人間に捕らえられてしまい、さらにとてつもない暑さの車内に放置されぐったりとしてしまう。
するとそこへ少年とその母親が現れ、元気のない子犬を車の中から救い出してくれたのだ。そしてその少年イーサンの飼い犬となったその子犬はベイリーと名付けられ、イーサンとその家族に愛され育つのだった。
イーサンはベイリーと一緒に多くの時間を過ごし、二人だけの特別なキャッチボール遊びをしたり特別な呼び方ボスドッグ(ボス犬)と呼んだりと、特別な関係となって行く。
僕のワンダフルライフのネタバレあらすじ:承
そんなある日、イーサンの父親の上司夫婦を家に招いた時、ベイリーが興奮して上司夫婦を怒らせてしまう。父は昇進が遠のいたと落ち込んだ。このことでイーサンの父親はベイリーを毛嫌いするようになる。
それから10年ほど経ち、イーサンは高校生になっていた。イーサンの父親はというと酒に溺れるようになり、ついには家を出てしまうのだった。そんな中イーサンにはハンナという彼女ができ、ベイリーと一緒に3人で毎日遊ぶようになる。
高校ではアメフトのスター選手で大学もアメフトの推薦で決まっていたイーサンは、大学に行ったらハンナと毎日一緒に居られると、幸せで楽しい高校最後の夏休みを送っていた。しかしある日の夜、イーサンに嫉妬した同級生が彼の家に放火し、この火事が原因で足を怪我したイーサンは推薦が取り消しにされてしまい、ハンナと一緒の大学に行けなくなってしまう。
大きなショックを受けたイーサンはハンナに別れを告げ、ベイリーを実家に置いて遠くにある農業系の大学に行ってしまうのだった。
その後、歳をとったベイリーは病気になり寝たきりとなってしまう。ベイリーの様子がおかしいと思った家族が動物病院に連れていくも、ベイリーに残された時間はわずかだった。ベイリーのことで連絡を受けたイーサンが病院に駆けつけるが、イーサンを見たベイリーは、安心してベイリーとしての生涯を終え、また子犬として生まれ変わるのだった。
僕のワンダフルライフのネタバレあらすじ:転
新しく生まれ変わったのはエリーというメスのシェパードの警察犬であった。飼い主の警官カルロスが寂しそうにしているとエリーは一緒にベッドに行き寄りそうのだった。
ある日、少女を誘拐した犯人から飼い主の警官カルロスを守ろうとしたエリーは、もみ合いの末、犯人に撃たれて生涯を終えるのだった。
そして今度は小型犬のコーギー、名前はティノとして生まれ変わる。そして飼い主となった孤独な女子大生マヤは、やがて大学時代のクラスメイトだったアルと再会。ティノもアルの飼い犬ロクシーと出会い、大切な存在になる。
マヤはアルと結婚して子供を産み、ロクシーは年老いてその生涯を終える。やがてティノも、マヤが幸せな家庭を築いたのを見届けると、その生涯を終えるのだった。
僕のワンダフルライフの結末
そして再び生まれ変わった子犬はカップルに拾われるが、外に繋がれたままの生活。やがて大きくなると捨てられてしまうのだった。
一人でさまよい歩いていると懐かしい匂いがすることに気づく。彼はやっとイーサンの実家に戻ってくることができたのだ。
大人になったイーサンと再会することができた彼だったが、イーサンはこの見知らぬ犬がベイリーの生まれ変わりだと気づく由もなく、迷い犬の彼を保護施設に預けてしまう。
しかし何かを彼に感じていたイーサンは、保護施設から引き取り、この犬に相棒という意味のバディと名付け、飼うことに決める。
イーサンが独り身で寂しい思いをしていると感じ取ったバディは、匂いを頼りに大人になったハンナを見つけ出し、イーサンとハンナを再会させることに成功する。
はじめはハンナと会うことに躊躇するイーサンだったが、バディが2人を繋ぎ会わせる。ずっと独り身で生きてきたイーサンだったが、昔のことをハンナに謝罪し、寄りを戻すのだった。
そしてイーサンとハンナは結婚して幸せになる。イーサンが幸せであることに喜びを感じているバディだったが、イーサンに自分がベイリーの生まれ変わりであることを知ってほしいと思い始めるのだった。
そこでバディは、昔よく遊んだラグビーボールを見つけ出し、イーサンが子供の頃に一緒によく遊んだ、二人だけの特別なキャッチボール遊びを披露する。するとイーサンはバディが彼のボスドッグ、ベイリーの生まれ変わりであることに気がつくのだった。運命の再会を喜ぶイーサンとベイリー。そしてネームタグを昔のベイリーのものに付けなおすのだった。
以上、映画「僕のワンダフル・ライフ」のあらすじと結末でした。
続編「僕のワンダフル・ジャーニー」のネタバレあらすじはこちら。
「僕のワンダフル・ライフ」感想・レビュー
-
本当に感動しました
僕のワンダフルライフを初めて見ましたが、ブワッと泣いてしまいました。犬を飼っている人が見ればほぼほぼ泣いてしまうと思います。主人公の犬であるベイリーが何度も犬生を繰り返し、最後は主人公のイーサンの元に帰ってくると言う話なのですが、人と犬の間の繋がり、信頼をひしひしと感じる作品です。